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確執と鳥の筆箱

 「もう、戻れない……」

真澄は全身が映る大きさの鏡の前に立っていた。

いや立ち尽くした。


 真澄には鏡の中の自分が人形のようだった。

いや外のじぶんこそ魂の抜けた人形かもしれない。 



 真澄は無言で鏡に映った自分を見ていた。男になり、これから卒業までずっと男として生きる、もう後戻りできない、また女の姿にはもちろんすぐ戻れてもそう簡単にはいかないと言う辛辣な決意と寂しさが同居する気持ちのこもった目つきだった。


 自分を追い込んでいた。状況に追い詰められてもいた。


 1か月前に鋏を手に取り髪を切ろうとした事を思い出し、その記憶から震えや戦慄を覚えていた。


 真澄の身体の中には精神が入っていないような、どこか心ここにあらずと言うような感じで本当の自分は鏡の中にいる、と言うような面持ちだった。


 客観的に見ても生気が抜けているようだった。しかし心の奥の強い部分で自分で決めた事と言い聞かせていた。

鏡に映った自分が寂しそうにこちらを見ているようであった。


 1か月前真澄は母と相談した事を思い出した。真澄は母に思いつきを話すとさすがに驚いた。


「ええっ! 男のふりをして共学に入学する!?」

「うん、先生には相談するけどあの学校は男の子は学費が安いんだ」

「でも、そんな無茶な……」


 驚くのも心配するのも無理はない。それくらい真澄の考えは突拍子もないものに母には映った。

「お父さんがいない今私しかいないんだから」

「私がこんな病気でなければ……」



 真澄の母はやつれ立っているのもやっとだった。娘に負担をかけている力のなさを悔やみ、申し訳ない気持ちだった。


 しかし安心させるよう真澄は力つよく微笑みながら言った。

「大丈夫。心配しないで」



 やはり、女を捨てる覚悟はあってもどこか寂しいまた後ろめたい、女の姿でいた頃が懐かしいと言う気持ちとこれからは男のふりをして生きていく決意もつらさを伴いながらも感じていた。


 ただ転校初日で嫌な事はなかったが、それよりもこの先の事を思うと気が重かった。少しして真澄は風呂に入った。 


 真澄は写真を眺めながら風呂に入っていた。少しだけ湯の暖かさで緊張した気持ちが和らいだ。


 肩までつかり湯気の中で嘆息し、今日の事、男になってからの事を思い出した。


 ゆっくりつかりたい気持ちだったが不安がなんとなく彼女を気まずくそわそわさせた。楽しい事より緊張した事が多く思い出され今後の事も心配した。


 髪をさわり、元はあった長さの部分を触ろうとした。

空間の何もない部分をあるようにつかんでいた。そこに今でも長い髪があるように。


「髪がこれくらいあった時は手入れが大変だったな。今はショートだから楽だけど。でも戻りたい気もする」


真澄は改めて決意を語った。

(しっかりしなきゃ。母さんを守るには男の恰好をして強くならないと……でも学費の事を……)



 1か月前の転校を決めた時真澄は机からためらいながらもおいてある鋏をとった。そして鋏を持ち長い髪を切ろうとした。さすがにためらいはあった。


(ぐっ、ぐぐっ……すべては母さんを守るため)

歯をくいしばり目をつぶり、涙はにじんだが落ちなかった。


 回想は終わり、風呂から上がった真澄は化粧品を顔につけミストを体に吹いた。敏感な真澄には刺激が強かった。

 

 半ば希望はないあきらめの気持ちが入っていた。好き好んで男装しているわけではない。


 男のふりをするだけで多くの人の視線を気にしておかしいと思われていないかとても疲れるのだ。


 嫌な事がなかったとしても。後1年半これで過ごさなければならない。同級生への罪悪感も感じた。


「仕方なく男物化粧品を買ってしまった。男になりきるために買ったけど。少し女物より強い気がする。やっぱり化粧品くらい女物にしよう。女子校の時は朝すっぴんの時もあったけど」



 真澄は少年ぽいりりしさが増すようライナーでまゆ毛を少し書いた。柔肌をいたわるように丁寧に女性用化粧品で化粧した。


 もちろん鏡で見て男としておかしくない様に。その後女の部屋着に着替えた。


「まあ、部屋着くらい女の恰好はしたい。気持ちの切り替えは出来るし。間違って女の恰好で行く事はないだろう」


 真澄はごろんと寝っころがり再び嘆息し、今日の事を思い出した。やっと少し楽になりからだがほぐれた。


(日向君……良い奴だな。それにみんなにほんとの事を隠すのって辛いし申し訳ない……良い人たちだからこそ。不安というより申し訳なくつらい気持ちの方が大きい。嘘って悪い事だよね)

なぜか真澄には勝利の顔が何度も思い浮かんだ。



 今朝も勝利はいつもと同様に悩んでいた。斜め下をむき背中をすこし丸め道のはじっこをつまらなそうにあるく。


 つまらなさそうで気分が沈んでいるのが見て取れる。大人しくふてくされているというのが適切である。


 どこか自分が世界で一番不幸と思ったそぶりで道行く人に気づかない。いつからか街並みや風景、人の動きに何となく無関心になっていた。


 彼の心中は親への憎しみと憂鬱さで大半が占められ、自分は気にしていない道行く人たちには病気にかかっているような目で見られていた。


 いつもの机の上での考え事もした。それは昨日までとさして変わらない。


 しかし今日は昨日までとは違う陽が彼の心に差していた。それは椿真澄が転校してきたからかもしれない。


 寒い日であるがいつもより憂鬱さがいくらか軽減された。彼の勝利の心に占める割合は大きかった。彼とは良い友人になれそうな気がする。


 魅惑的で少しの違和感も感じていたが、人柄が横顔の笑顔からも伝わっていた。あのウインクも思い出した。それほど椿は特別な存在感があった。


 登校中の勝利の後ろから太く高い声が聞こえた。どすどすと足を鳴らし歩く大柄の少年は勝利の隣にきた。

「おーい、おはよう!」

「あっ大木」


 不意に声をかけられ勝利はふりむいた。自分とは対照的に明るく太い声だった。考え中の頭の中に別の存在、しかも実際太った少年が入ってきた。


(こいつの名は大木。体は大きく太い。相撲部だけどあまりいかついイメージがなく温厚でおおらかな雰囲気で笑顔を絶やさない)

確かに勝利が思うように大木にはそのにこやかな顔からは攻撃、戦闘的印象はなかった。


 さっそくという感じで大木は話を切り出した。

「日向、実は俺昨日椿の妹さんの写真拾って届けたんだけどそれがまたすごくかわいい子でさ。出来れば今度会わせてくれるように頼んで、なんて」


 勝利は冗談とも本気ともつかない言い方に調子を合わせていた。

「写真拾ったんだ」

勝利は昨日写真を拾い真澄に届けた事を思い出した。

(綺麗だったな……)


 さらに大木は強引にたたみこむ。朝特有の憂鬱さがない。遠慮もなかった。勝利はペースを乱された。大木には悪気が無いので余計頭にくる。


 しかし勝利はいつもの調子とうけとめていた。大木は頭をかいている。


「えーっ、彼まだ転校してきたばかりであまり親しくないから。頼みにくいしずうずうしいし。その点お前はよく話してるからさ。いいやすいだろ。もう親しくなったんだろ?」


 話しやすいと言われて少しとまどった。それは真澄の振るまいに違和感と戸惑いを感じ距離を感じるからだった。


「まあ、よくでもないんだけど、確かに男の中では一番話したかも。まあ彼いつも女の子にかこまれてるし」

(まあそれはどうでもいいんだけど)


 勝利は真澄がもてることにひがみはなかった。いつからだろうか。他人をひがまなくなったのは。


 それは世界を自分中心に置いているからかもしれない。

「でも彼また落としものしたんだ」

「また?」


「ああ、最初来た時もハンカチ落としたりしてたんだけど」

大木は少し考えた。

「疲れてるのかな」


 勝利も真澄は単にすこし抜けてるだけではないと感じていた。

「それもあるかもしれないけど。どうかな」

(もしかして、何かの病気か障害かもしれない)


 そこへ背の高い肩幅の広い。ややかくばったしかし髪は手入れしている少年が来た。

「神山」


 神山と呼ばれた少年は大木とは違い何かを気にして警戒するような態度で尋ねた。その落ち着きだけでなく背が高いため見下ろしている感じや疑り深い所が緊張感を与える。


 時々怪訝な顔をし辺りを小さく振り向いて見回す。詮索が好きそうで親しい人間にも一定の疑いをもつタイプに見える。


「日向、転校してきてから椿とはよく話すのか?」

勝利は大木と話す時とは違う調子で

「ああ、だけど時々気になる仕草とかするんだ。だから戸惑いがある」


 神山は落ち着きのある態度でさらに追及するように

「お前も気がついたか、俺も見てたけど、あいつ時々不自然な態度をとる」


「さすが人間観察に長けてるな。」

と大木がいった。神山は


「彼は話してるとき時々目を背ける。あと一人で遠くをみてる時もある。不自然だ。何かをかくしているようだし、普通の男とは違う」

しかし勝利は真澄を疑うと言うより魅惑的な雰囲気を感じていた。


 一時限目の授業中、小さい声で椿真澄は勝利に話しかけた。つぶらな目で好奇心から覗き込むような仕草だった。そこがどこかおかしいと言う目で神山は遠くから見ていた。


「昨日はありがとう」

「ああ、写真の事? どういたしまして」


 感謝の意を込めた笑顔で真澄が話しかけると勝利にも伝わり、勝利も優しく話そうと言う気持ちになった。自分に悩みがあっても。


「あの写真とても大事なんだ」

「妹さんの事大事なんだ」

「そ、そうだね……あれがないとちょっと。ところで・……

と言い真澄は勝利の筆箱を見た。


「日向君の筆箱、鳥が描いてある。」

勝利はすこし驚いた。鳥の模様の事を言われた事はなかったからだ。良い意味での目ざとさ、目の付け所だった。勝利は買った時の事を思い出した。


「あ、ああ。これ結構何年も使ってるんだよね」

今度は勝利に目を合わせた。

「鳥が好きだから選んだの? 鳥は飼ってるの?」


 それはどこか勝利に鳥好きであってほしいと言うようであり期待もしているようだった。しかし今1つ質問の真意はわからなかった。


「買ったのは母さんなんだけど。自分は気に入ってるよ。ただ筆箱は鳥だけど飼ってない。でも鳥は好きだ」


 同意してくれた事に真澄はにっこりほほ笑んだ。そしてどこか遠くを見るような言い方をした。


「僕も好き。青い鳥は幸せを運びそうだから」

「あ、そういえばそうだ。青い鳥ってそういう意味あるよね」


 何かを思い出すように遠くを見るように流した目で真澄は言った。懐かしいよかった事に思いを向けていた。

「いつか幸せを運んできてくれるといいなあ」


 意味深な言い方に勝利は受け取り1テンポ置いてやや無神経な聞き方をした。聞いた後に後悔はしたが。


「今何か悩んでるの?」

昨日アルバイトを目撃した事はあえて言わなかった。

「うん。色々ね」


 真澄は軽く頬杖をしたが首や肩に疲労がたまっているようだった。おもむろに少し肩を押さえもんだ。微笑んでいた。勝利は肩をもんだ。

「大分固まってる」

「あ……」

真澄は不意に肩を触られ驚いた。

顔を赤らめた。その顔が変にあどけない。特に口元が。


「君はまだ転校したばかりだから色々不安だろ。まだ慣れていないんだ俺で良ければ何でも相談してくれ。おれもかなり重い悩みを抱えてて。まあ、出会ってすぐの人に言う事じゃないけど。よければ話してくれ」


 勝利の言葉には優しさと気遣いがあった。真澄は一転して下を向いた。


(出会ったばかりの相手の深い部分や悩みを聞いてくれる……)

真澄は心が動き微妙な感情を抱いた。


「実は母親が病気でね。生活も苦しい。でも僕はお金より母が早くなおってくれるのが先だよ。」


 勝利はなんとか真澄の苦しみを受け止めようとみじかめの言葉を選んだ。


「そうなんだ」


 勝利は重さを感じられない言い方をした。真澄もそれを感じ取った。

(わざと短い言葉で言ってる。多分同情すると辛くなるから)

それ以上何も言えなかった。


「俺も親の事で悩んでたけど椿の方が大変かもしれないな。」

勝利は帰り道考えていた。


 真澄は家で母と話した。

「大変でしょう、男の子のふりなんて」

「私は苦痛じゃない、学費が男の子の方が安い事だけじゃなくて、母さんを守れるように男の子の恰好するようしたんだから」


 真澄は強がった。腕をさすり拳を作った。しかし真澄は頭を押さえた。強がった反動が来たようだった。


(少し疲れてる。昨日も大木君に写真落として届けてもらったし。日向君、いいやつだな。何か隠してるの忍びない)


 勝利が勉強を一休みして下の階に行くと両親がなにやら話していた。

「昨日あのこ帰り少し遅かったのよ」

「受験のこの大事な時期は1分1秒たりとも無駄にさせるな」


「それだけでなく女の子と会ったりしたら」

「まあ、あいつは一生女の子と付き合わせんが。それが家のしきたりだ。」


 勝利はドアを開けた。

「何の話だよ」


 しかし父親は不機嫌そうに

「なんでもない、さっさと勉強に入れ」


 勝利は部屋でふさぎこんだ。泣き出したい砂を噛むような思いで砂漠で砂を拾って投げる気分だった。

「あいつらは俺を飼い犬、いや奴隷と思ってるんだ!」


 そして携帯電話をかけた。

「戸田ですが」

「ああ、ごめん」


 勝利は一部始終を話した。

「おれもう家出したいよ」

「そうか。でも今はやめた方がいいよ」


「…」

「大学入ったら、また環境も変わると思う」


「日向、疲れてない?」


 真澄は2限の授業が終わり話しかけた。心配げだった。

「ああ、いやちょっと悩みがあるだけ?」

「悩み?」


 それが何なのか真澄はさらに不安になった。勝利の言い方にためらいがあるのを感じたからだった。


「俺の家、とっても親が厳しくて傲慢なんだ。あっごめん親の話なんか」

打ち明けてくれたうれしさで真澄の不安が少し和らいだ。


「いや、いいんだ。僕は親が元気で羨ましいと思ったけど悩みは皆違うしね」

「椿も結構疲れてないか? アルバイトしてるとか?」


 勝利はわざとしらないふりをした。椿は思い切って打ち明けた。

「実は夜宅配会社で働いてるんだ。

「何時間?」

「4時間」

「大変だな! しかもこんな細い腕で」

「あっ」


 椿は赤くなった。腕を握られつい女っぽい反応をした事を後悔した。その様子を神山は見ていた。さらに勝利は椿の腕を見た。

「しっかし細くて白い手だな。いや失礼だけど。」


「いや!」

と言って椿は手を払い、行ってしまったがあやまった。

「ご、ごめん!」


勝利は脱力しぽかんとした。

「なんだあいつ…何か悪い事したかな、俺。」


そこに戸田が来た。

「戸田、俺何か悪いことしてる?」

「してないけど……それよりドッジボールやらない?」


「いや……いい、ごめん」

その様子を真澄は偶然見ていた。


 昼のドッジボールに勝利は参加してこなかった。真澄は参加しながら懸念していた。

(私が変な態度取ったから日向君は……)


 その時勝利の声がグラウンドに聞こえた。

「おーい、ごめんごめん」


「日向。」

戸田は答えた。勝利は戸田達に

「さっきはごめん。やっぱり俺も入れて」


「いいよ」

皆同調し真澄も胸をなでおろした。

(日向君)


 戸田は真澄に説明した。

「最近、彼忙しかったり悩みがあったりして断る事あるけど後で来たりするんだよね。やっぱりみんなの輪に加わりたいみたいで」

勝利の姿は生き生きとしていた。真澄は微笑んでいた。

(そうなんだ……)


 その後掃除当番である勝利はなぜかモップを握ったまま羽を見ていた。他の生徒は

「日向、どうしたんだ?」

「モップが汚れててこれだと汚れが落ちない。洗ってくる」

(……)


 真澄も当番でその様子を見ていた。

(結構神経が細やかなんだな)


 洗っている勝利の所に真澄がきた。

「日向君、僕も手伝う」

「手が結構汚れるよ」


「大丈夫。それに僕は新米だ。それくらいしないと」

「はは、気にしなくても。」

勝利の表情は温和だった。


 昼休みに勝利は屋上に来ていた。自分の心を解きほぐすためだった。座って鼻をかんだ。すると意外な事にそこに真澄がきた。照れくさそうで申し訳なさそうでもあった。


「あっ」

「ここにいたんだ。」


 真澄は笑顔で軽く会釈した。真澄は勝利の隣に座った。

「さっきはごめん変な反応して。べ、別に変な意味じゃないから気にしないで。失礼だよね僕に話しかけてくれた人に対して」


 勝利は本当に気にしていないようで温厚さが見て取れる。勝利は頭に手をやり笑顔で


「ああ、まあ少し驚いたけど」

「いつも屋上にくるの?」


「時々ね。心がもやもやした時にくる。っていつももやもやしてるか」


 それは取り繕っているようでここが彼にとって唯一の休憩所であろうことを真澄は察した真澄はためらいながら切り出した。申し訳ない感じだった。


「さっき話した事とか?ごめんよく知らないのに。大丈夫?」

「一ヶ所にいるともやもやするんだ。だから場所変えたりするんだけど落ち着きがないと思われることもある」


「でもそう思う人って事情を知らない人じゃない」

「あ、事情しらないのにいう人ってそういう事言う人多い」

「段々他人がみんなそう見えてきちゃうことも」


「あるある!」

「だからこもるんだよね。落ち着きたくて」

真澄は共感できてほっとした。


「おれ知らず知らずそうなるから場所を変えるんだけどここだと上も下も広いじゃん。空が上から見てるみたいだし、下には地面が広がって多くの人がいる」


 真澄はぼうっと感心した。少し違う角度から勝利を見る気持ちだった。


「そうか、そういう見方出来なかったな、きがつかなかった。きっと日向君だから出来るんだよ」


 思いがけない褒め言葉に謙遜した。

「あっ、いや。」


「僕も時々ここにくる。今までと違う見方が出来そうだから」

「ああ、いつでもはなそう」

「これからも宜しく」

真澄は満面の笑顔を見せた。

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