牛乳を飲むと精神力が回復するタイプの作家
(どうしよう、ものすごく寝たい……!)
◇◇◇
web小説を書き始めて、早九か月。
すらんぷかなにかよくわかんないやつにはまりそうになってる(ごいりょく)。
そこで、何となく「私生活を曝したらやる気出るんじゃね?」的な気になった訳である。
(それでは……紹介します。……これが……私の執筆時の……環境です……っと)
目の前に置かれたノートPC。そしてそれに繋がったイヤホン。
ブラウザで開かれているのは、今さっき活動報告をした後、残骸になったタブ。今まさにこれを書いているタブ。そして音楽をかけるためのタブ。
(ちょっとマズい?紹介終わったんだけど)
不意に牛乳が飲みたくなった。
(ま、どうにでもなるでしょ。牛乳飲も)
学生時代に課題が終わらなかった理由は、この楽観的な考えからだったのかもしれない。
(うっ、心の古傷が)
精神力に26――
(『パーセント』って、全角と半角どっちで入力すれば……?)
最近お世話になり始めた小説の書き方解説に目を通す。
どっちか分からなかったのでコピペした。そして隣に全角の『%』を並べる。
(あー、これ半角かな?)
精神力に26%のダメージ。
因みに数字は適当。
(やば、これ癖になってる)
私が頻繁に使う言葉の五大老、
『そう言えば』
『因みに』
『そして』
『じゃあ』
『あのさ』
『でさ』
下の二つは日常会話で頻っっ繁に使う。
(あれ待って、五大老って豊臣の家臣だったっけ?)
それとも大名の集まりだっけ?
それで反対は五元老……?
(マズいマズい、学力が死んでる……)
混乱と焦りで精神力がどんどん削られていく。
(いや、ここは落ち着いて牛乳を)
おいしい。精神力が90%まで回復した。
ども。私です。牛乳を飲んで復活しました。
そして今、精神力が70%まで削られました。