33/82
???
とある時、とある場所に2人が立っていた。
???「貴様の中にある物を貰いにきた。」
???「お前は、まさか。
それにその手にある黒鉄の剣は。」
???「この瞬間、消滅する貴様は知る必要はない。」
1人が手をかざすと対峙していた相手の肉体は一点の穴に吸い込まれる様に消えていった。
なんの叫び声を出す間もなく、それはまさに一瞬の出来事であった。
そして後には一粒の赤黒い宝石が残っている。
男はその宝石を持っていた黒鉄の剣にはめ込んだ。
「あと5つ・・・・・・。」
そう呟くとその人物は闇の中へと消えた。




