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<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約3年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

ユーフォリア機関

眠り病。

そう呼ばれる奇病の完治を目指したユースティティア特効薬を打たれた新生児は後に『三年間の子供達』と呼ばれる事となる。

『ユーフォリア』と呼ばれる能力が最初に発現したのは、ユースティティア特効薬を打った最初の子供が一歳になった頃だった。

最初の子供は、親が保有する自身に関する記憶を喰った。

人の記憶を喰う。

世にも恐ろしい能力を皮切りに一歳の子供達が次々と顕現するユーフォリアに大人達は混乱し理解出来ず恐怖した。

ユースティティア特効薬に原因があると突き止めた政府は、新生児に対する投与を禁止し、事態は収束したに思えたが約三年間に及ぶユースティティア特効薬によって顕現した『ユーフォリア』保有者に関してはどうする事も出来ず、ユーフォリア保有者の子供達に対し大人は、『隔絶』されたという意味を込めて『三年間の子供達』と呼ぶ様になった。

特殊技能『ユーフォリア』保有者の子供が丁度五歳になった頃、数々のユーフォリア保有の子供達の中で『新生』と呼ばれるユーフォリア保有者が現れた。

彼はたちまちに怪我、病気、あらゆる不治を民衆の前で完治してみせたのだ。

それまでユーフォリア保有者を恐れていた世論は一変彼の事を『奇跡の子供』と呼び世論を席巻していたユーフォリア保有者への侮蔑と差別は大きく緩和された。

だがそれも束の間、彼は半年という年月と共になんの前触れもなく大衆の前から姿を消した。

それから時が流れ十数年後。

『奇跡の子供』と呼ばれた彼は高校生になり平穏な高校生活を送っていたのだが、彼のユーフォリアを求め一人の少女が現れた。
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