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人外転生〜鬼の成り上がり〜  作者: アルゴ・リズム
第一章〜鬼の目覚め〜
2/17

異世界1日目 ステータス確認と初戦闘

ご都合主義になった(確信)

ごめんなさいアルゴの文才ではこれが限界です…

「ガア…ガアガガア…ガア?」(ん…よしちゃんと転生出来たみたいだな…ん?)


体を動かし、周囲を見回して異世界へ転生した事を実感するが、何かおかしい。


「グガア?ガア!?」(なんだこれは?どういう事だ!?)


第一に声がまずおかしい。俺の声はこんなに低く無いし、喋れない。

第二に視点がおかしいなんで3m〜4mありそうな木と同じなんだ?

第三に嫌でも目に入ってくる濃い緑の物体は俺の手足だった…。


「グ…ガガ、グガアァァ!!」(ふ…ふざけんなぁぁ!!)


「グガアグガ!」(ステータス!)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

真名:

性別:男性

種族:下級鬼レッサーオーガ

魂階:1

身長:330cm

体重:90kg

性格:激情家

属性:悪

称号:異界人?

▼パラメーター

LV:1

HP:850

MP:30

筋力:D

耐久:E

敏捷:E

魔力:F

幸運:E

能力:C

▼保有スキル

・異界漂流者


▼固有スキル

異常進化オーバー・レボリューション


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「グガ…ググアガア?」(なんだこれ…下級鬼?)


自分のステータスを見て呆然とする。望んでいたのと違うからだ。


「グガア…ガアガア、ググア?」(何故だ…どこで選択を、間違えたんだ?)


あまりの現実の(こく)さに現実逃避をしかけるがどうにか堪える。


「グガ…グガ…グガアァァァァ!!」(クソ…クソ…くそがぁぁぁぁ!!)


フツフツと湧いて来る怒りに感情が爆発した。

怒りに身を任せ振るった拳が近くにあった木に当たる。

ドゴォと言う音と共に幹がへし折れ、木はミギミギと音をたてて倒れる。

それだけでは気が収まらず、辺りの木も幹の真ん中からへし折り、辺りの動物が逃げ、周りの音がしなくなるまで暴れ続けた。


「グウ…グガ、グガガグガ」(ふう…スカッとしたな。まぁ、すぎた事は仕方ない)


一頻り(ひとしきり)、周りに八つ当たりして疲れた為、近くの岩陰に腰掛ける。

少し晴れた鬱憤を抑えて、前向きに考え用として、ステータスを見直す。


「グガグガアガガ…グガガグガ」(ステータスのパラメーターはなんとなく解るから…置いといて)


「グガ…ガガ…ガグウガ」(これだ…固有スキルだ)


「グガ…グガアガ?」(異常…進化?)


さっきは種族に目を奪われたが、スキルにも目を向け、スキルの項目に触れてみる。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

・能力名・効果

異常進化オーバー・レボリューション


効果

・魂階のランクが上がる速度を強化する。

・魂階のランクが上がった時のステータスの上昇率を上げる。

・魂階のランクが上がった時、スキルのランクも上がる様になる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「グガ…グガガガガ!」(くは、くははは!)


俺が転生前よく見ていたシチュエーションに合致したスキルがそこには有った。


「ギイガ…グガアガ」(いいね、これか、俺の武器は)


「グガガ…グガアガ」(良いぜ、やってやるよ。)


「ギグガ…グガアガ!」(俺の、俺だけの、このスキルで!)


「ガアググア…ギギグア」(とりあえず、この魂階とやらをあげねえと話しになら)


ーーートレント(擬態)を殺害しました。規定により相手の経験値を徴収しますーーー


ーーー はLVが6上がった。ーーー


俺の言葉を遮るように、いきなり脳内にアナウンスが流れた。


「グア?…グアギゴオ」(なんだ?トレントってさっきの木の中にいたのか?)


「グアア…グギギガ…ガ?」(全く気づかんかったな。まあいい、こんな感じで敵を殺して行きゃいいんだな…ん?)


辺りからガサガサと音が聞こえる。それも風で起きた音ではなく、多数のナニかが動いている音だ。


「グガ?…グガッ!グガガギガ!」(なんだ?…ぐはっ!何が起きた!)


正体を探ろうと立ち上がり、周りを見回そうとすると…

ナニかが俺の背中を強打し、その反動でゴロゴロと俺の巨体が森の中を転がる。

だが俺も転がっている間にチラリと俺の背中に攻撃してきた物を見つける。


「ギガ?グガア!ガグガ!!」(枝?そうか!トレントか!)


起き上がりながら、

周囲の普通では有り得ない風にしなる枝を(飛んで来る枝を避けながら)見てさっきの攻撃の正体の当たりをつけ、さっき八つ当たりをした場所まで誘導し、改めて辺りを見回す。そこには俺を取り囲むように並んでいる、六体の木の化け物がそこにいた…


「ギガッ!グガッ!ギアッ!グッガアァァ!」(ぐっ!ぐあっ!ぐうっ!痛えんだよ!)


更にビュンビュンと風を切る音が鳴り、木の枝が俺の皮膚にめり込んだ。

それに続いて、隙なく飛んで来る枝の鞭に痛みで唸りが漏れる。

しかしやられてばかりでは無い。

攻撃をし終わり、戻そうとする枝を掴み、違う奴ら(トレント)の枝が飛んで来る中、

そのまま掴んだ枝の一体に近づきそいつの幹を思い切り殴る。

殴ったことによりトレントの幹がギチギチと嫌な音をたててしなった。それにより攻撃の手が少し止む。それを見逃さずにもう一発拳を当てる。

先ほどよりも大きくしなり、ギギッギギギッとトレントの鳴き声(鳴き音?)と共にトレントがバキッと折れた。


「ガガアグア、ギガ!グガ!ギガ!グガ!」(よしっ一体目!オラ!オラ!オラ!オラ!)


一体のトレントが折れた事により動揺したのか、他のトレントの連携が少し

弱まった。そこですかさず、更に他の奴らにも連撃を加える。

連撃を加えた事で脆くなっていたのか、奴らの残りは2、3発殴るだけで倒せた。


「ガァ…ガァ…グアァァ!」(はぁ…はぁ…勝った!)


八つ当たりの直後で、しかもいきなりの戦闘で物凄く疲れた為、大地に寝転がって少し休む。そうして休んでいると…


ーーートレント(獰猛)×4を殺害しました。規定により相手の経験値を徴収します。


ーーー はLVが18上がった。ーーー


いきなり脳内に響いたアナウンスに体を起こし、

ついでとばかりに疑問を口に出す。


「グオ?ギアガア?」(4体?6体じゃねえのか?)


ーーートレントリーダー(獰猛)×2を殺害しました。規定により相手の経験値を徴収します。ーーー


ーーー はLVが1上がった。経験値が最大までたまりました。規定により進化を始めます。ーーー


またもや脳内にアナウンスが流れ、体に違和感を感じ、徐々にそれが強くなる。


「グオ…グオガ……グガギギガガイグガゲグ!」(ああ、別個体だったの…ぐあ!痛い痛い痛い痛い!)


違和感を抑え疑問が解決した事を口に出そうとした時、

いきなり体全体が張り裂ける様な痛みに包まれ、立つことすらままならなくなる。


「グオ…?ギイグガ?」(進化…?そう言っていたな…)


体に走る痛みを堪え、アナウンスが言っていた事を口に出す。

体の痛みが引くと同時に強烈な睡魔が襲い意識がなくなる。


「グ…オ、ギ…ア」(せめて、木陰に…)


木陰に入ろうとしたがもう遅く、そのまま倒れこむ様に眠りについた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

真名:

性別:男性

種族:下級鬼レッサーオーガ

魂階:1

身長:330cm

体重:90kg

性格:激情家

属性:悪

称号:異界人?

▼パラメーター

LV:25

HP:320/850

MP:30

筋力:D

耐久:E

敏捷:E

魔力:F

幸運:E

能力:C

▼保有スキル

・異界漂流者


▼固有スキル

異常進化オーバー・レボリューション


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

展開が無理やりすぎて…自分でも苦笑しか浮かばない…

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