嘘を食べる
私は嘘を食べて生きている
人間のなかに混じって
人間の世界は嘘で溢れかえっている
私はその嘘を食べてる
美味しい嘘
不味い嘘
甘い嘘
苦い嘘
沢山の味の嘘がある
美味しい嘘は誰かに優しさをあげること。
不味い嘘は誰かを傷つけること。
それぞれちょっとずつ味が違う
同じ味なんてない
だから私は嘘を探して嘘を食べ続ける
今日も町は沢山の嘘で溢れてる。
最近は黒くてどろどろした食べられない嘘もあるけど、優しい嘘もいっぱいある。
ねぇ、あなたの嘘はどんな味?