魔法のおまじない
「コーラを飲むと骨が溶ける」や「「夜に口笛を吹くと泥棒が来る(入る)」」というのは代表的な科学的根拠のない都市伝説として有名だ。
しかし、その都市伝説には先人たちが残したメッセージといえるだろう。
「コーラを飲むと骨が溶ける」 昔 私もおばあちゃんにはよく聴かされていた。
実家に帰ってくると苦いお茶や甘すぎるお菓子が渡され 「コーラ飲みたい」という話をすると大いに激怒したのを今も覚えている。
「夜に口笛を吹くと泥棒が来る(入る)」という言い伝えも、かつて犯罪者たちが夜間の連絡合図に口笛を使っていた歴史に由来する日本の迷信がある。
近所迷惑の防止のため 静かな夜間に大きな音を出す子供や人々を、怖がらせてやめさせるための「しつけ(戒め)」でもあったという。
言い伝えには別に悪いものばかりではない。良い伝えもたくさんあった。
その一例として有名なのが「痛いの痛いの飛んでけ~」である。転んで体を打ったり、たんこぶを作ったりした時、こう言ってなでてもらうと痛みがなぜか和らいだ。
それはただの迷信ではなさそうだ。
九州大が発表した研究成果が話題となる。
触覚神経の中には痛みを抑える働きを持つものがあり。特定の触覚神経をなでると効果が通常より増えた。
痛みの信号を脳に伝える脊髄の反応が低下した。痛いところをなでたり、さすったりすると痛みが和らぐ仕組みの一端が明らかになった。
「痛いよー」
子供の時、私が転んで帰ってくるとおばあちゃんは笑顔で優しく足をさすってくれた。
おばあちゃんからきこえる魔法のおまじない「痛いの痛いの飛んで行け」にはほんとに魔法があると思った。
あぁ、実家に帰省するといろんなことを思い出すな。




