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それゆけボナパルトくん

それゆけボナパルト君

※※※※※※※※※※※※


 我が輩に訪れた天啓、これでこの名を世界の頂点に刻むことができるという、究極のルート。軍人としての最高の幸運だと喜んでいた。どんなものかというとぶっちゃけパクりだ。だがこの方法は、一見違うものなのに同じことをしている者がすでにたくさんいる。その中で、上手く立ち回ったら歴史に名を残すどころか歴史を作ることができる!我が輩はこの手法を自分に取り入れて、絵を描かせた。指を突き出して手綱を握り、斜めにかぶったその帽子!いいぞ!効果はてきめん、業界最大手を追い抜くべく進軍し続けた。


 みるみる領土を拡大して、我が輩の辞書に不可能の文字はない!と原文なのに変形した言い方をしていた。我が輩は欧州圏だから不可能という言葉は実際に辞書にはない。だって漢字がない。大きくは間違っていないはずだ。砂漠の街にあったびよーんと鼻の長い石像の顔を大砲で壊し、全部塗り替えるつもりで突き進んだ。次は雪国だ!と思ったのが間違いだった。


 ……業界最大手は「金も道もないのに行くわけねーだろ、人だけ押さえりゃいいんだ」という頭と言うより要領のいいやり方でトップに立っている。要領がいいというか世界中でみんなやっているんだから誰かが上手く行くという話で、我が輩は残機が1しかない状態なので一回失敗したら終わり。チックショー!とアジアの片隅でエンターテイナーになれそうなことを言っていたら、イギリスの軍人が我が輩に言った。


「将軍、医者を帰らせました」


 何をする!我が輩は具合が悪いのだ!「医者が一番危ない」という軍人に当たり散らして追い出したが別に何も良くならない。業界の大手は、なんであんなに上手くいくのかなあ。

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