表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/69

我は混沌の僕なり

我は混沌の僕なり

※※※※※※※※※※※※


 ……私にはもう時間がない。自ら閉じこもり神経症を名乗ることで研究を進めたが、力は及ばなかった。気がついてしまえば何を見ても同じこと、だがそれは圧倒的な力で私を別の次元に押し込んだ。宇宙を消し飛ばすほどの脅威。……宇宙なんて、我々から見える範囲は知れている。そして、誰もが死ねば宇宙を認識しなくなる。すでに認識していない者も多く、大量に送り出した私的見解は未だに正しく理解されていない。しかし、望みはある。お前たちは怖いはずだ。その皮を一つ剥がれれば邪神という名の一匹の蛸に過ぎない。それを語り継ぐ新たな神話が、もう始まっている。世界中に燃え広がり、神と支配者の新たな物語を紡ぐ。長い戦いにはならないだろう。勝利か、それとも……滅亡か。その先にある混沌は、まだ誰も見たことがない。愛と平和。這い寄る混沌。その下にあるものは、大して違いはしないだろう。


 私はランプの明かりを頼りに、万年筆を持つ指を見つめた。いあ、いあと小さくつぶやいたが、そろそろSAN値がピンチなので一度寝よう。混沌の僕は、夜は無理せず寝るんだよ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ