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忘却のグレーテ  作者: だい
第二章
44/116

マリーとの駆け引き

マリー「んー...何それ?」


私 (えっ...まさかのまさか!?)

私 「知りたい?」


マリー「んー...」


私「あーでも残念。教えてあげたくても私たち外に出されちゃうんだもんねー...」

私「あー...あれを食べられないなんて...」

私「人生の半分以上は損しているのと同じかも...」

私「表面はシャキシャキ、中はフワっとした食感で、ハチミツとの相性が堪らないの...」

私「あれを食べられないなんて...あー可哀想...」

私 (どうだ?いけるのか?いけるのか?)


マリー「んー...」


纏わり付く枝の力が弱くなった。


私 (キタ〜!)


私 (こう来たらもうコッチのものよ!ハハッ...)


私「じゃあ、私たちもう大人しく帰ります...」

私「では、お元気で...」


私はマリーに軽く会釈した。

私 (まぁ、そんなの嘘で、帰る気なんてこれぽっちもありませんけどねー...ハハッ...)


出口を木の枝が塞いだ。


私 (クックックッ...ダメだ...笑いを抑えきれない...)

私 (あれだけ返されそうにされたんだ...こうしてやる!ハハッ...)

私「あのー...マリー様...出口が塞がれて帰ることができないのですが...」

私「早く開けてもらえないでしょうか?」

私 (さぁ。どう出る? クックックッ...)


マリー「んー...んー!」

マリー「どこで?」


私「はぃ?」

マリー「んー...だから!どこで...食べられるの!?...」


私「はぃ?」

マリー「んー!」


私「それはつまり...タダで教えろということでしょうか?...」

マリー「んー...んー!」

私 (ハハッハハッー。可愛いすぎでしょ!)


マリー「あなたの要求は?」

私 (はい!ありがとうございましたー!)


私 「そうですねー。弟子にしていただいて、魔王に勝つ力を付けてもらうことですかねぇ」

私「でもー...そんなのマリー様に悪いですしー...」


マリー「わかったわ」

私 (ちょろ)


マリー「あなた性格悪すぎ...まずはそのダダ漏れをどうにかすることね」

私 「はーい!師匠」


マリー「もっと別の呼び方ないの?」

私「じゃあ、マリー先生で」

マリー「それでいいわ...」


マリー「まさか。メーディアと同じ方法で弟子入りしてくるとはね」

マリー「これもまた何かの運命かしら...」

マリー「メーディアの時は手料理で私は釣られてしまった...」

マリー「弟子にしてくてないともう作らないって言われたわ...」


私「そうなんですか。やっぱりメーディアさんの手料理って本当に美味しいですよね」

マリー「うん。本当に美味しかったメーディアの料理は...」

マリー「でも、もう食べられないなんてね...」

私「そうですね...」

エピソードを更新するたびに、20人ほどの方にアクセス頂くことが私の励みとなっております。

ありがとうございます。本当に嬉しいです!「また、次頑張って書こう」って思えます!

今まで書いているエピソードのなかで「あれ?」って思うような箇所がありましたらご指摘のほどよろしくお願いいたします!また、誤字脱字、ここの部分の表現の仕方をこうした方がいいなども大歓迎です!

ぜひ、ご感想等でお願いいたします!泣く表現が「っ..うっ...」みたいなのでしか現状表現できておらず、「こうしたらいい」などアドバイスいただけないでしょうか?私は独りよがりな作品にはしたくなくて、皆さんに気持ちよく読んでいただける作品を目指しております!皆さんと一緒にいい作品にしていけたら幸いです。何卒ご助力のほどよろしくお願いいたします!

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