〜第九話〜真実の行き渡り
〜織田信長側〜
「明智秀満殿、死とのご報告あり!」
「何!?この策がよまれていただと?蘭丸急いで準備じゃ!!」
「はっ!」
「細川はもう攻めにくるつもりじゃ!」
「そうでございますな。」
「一緒にいかせてた柴田勝豊はなんと!?」
「はっ!勝豊殿は急いで安土城へ戻り信長様とご対面して詳しい事を話したいとのこと!」
「そうか。勝豊が生きていただけまだましじゃ!しかしなぜこの事が知られているのか。誰が寝返ったのか。」
「まずは寝返ったものを探すのと光秀がきてから策を練るぞ。」
「ははぁ。」
「はっ」
〜明智光秀側〜
「何!?秀満が!?そんなわけなかろう。あやつは優秀な武将じゃ……」
「信じられん!!!」
「秀満が…わしはすぐ信長様の所へいく!誰が謀反人じゃ!!」
「いくぞ!利三!」
「はっ!!!」
「殿ー!どうやら安土城には信長様と柴田勝豊殿もいるようです!」
「そうか!勝豊殿もか。本田・羽柴・細川をわしは許さん!!家康殿の仇もとるぞー!」
「エイヤー!」
パカラパカラ!
〜安土城〜
「信長様!」
「面をあげよ。」
「はっ!」
「秀満の最後はどのようであったか!?」
「わしは生でみてはいないのですが城の中で細川藤孝に斬られたようでございます。最後はこの事を信長様と光秀様に伝えてろと言っておりました。」
「なるほどな。たまのことは何か言っていたか?」
「それはたま殿はもうこのままで良いと。」
「何!?」
「おそらく最後まで細川家の妻を貫き通すということだと思います。」
「そうか。でもこの事に光秀が納得するかどうか…」
「そうですな。」
「光秀が来てから蘭丸とわしと光秀と勝豊と榊原と毛利と勝家で話し合うぞ。」
「はっ!」
「そういえば家康の死に方はどのような感じだったのだろうか…。」
これからどうなっていくのか!?
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