〜第八話〜真実
〜秀満側〜
「どこから侵入致しますか?」
「いや!わし達は忍びでは忍びではないので先に書状を送っておりまする。」
「あ!そうでございました。」
「おそらくもうすぐ細川忠興が出てきますな。」
「勝豊殿は外で待っていていただきます。」
「はっ!」
「お!出てきた!」
「これはこれは忠興殿!」
「秀満殿ー!待っておりました。」
「ささ城の中へ。」
「承知いたしまする。」
〜城の中へ〜
「では秀満殿今回の内容はなんでございましょう。」
「私の主君明智光秀は本当に頼りのうございまする。皆から明智光秀はすごいのうと讃えられていますが実は明智光秀を動かしてるのはわしであって全てわしの力なのじゃ。それを明智光秀は自分がやったかのように!」
「光秀殿に遺憾ということでござりまするか。それでわしに尋ねてきてわしの家臣になりたいと?」
「そうでございまする!どうか私を細川家臣団に!」
「良いでございましょう!」
「それと一つ頼みがあるのですが…。たま様に合わせてほしいのです。いくら憎き明智光秀でも娘のたま殿とは関係ありますまい!」
「良いです!良いです!たまは子供の頃から秀満殿から可愛がってもらっていたようで!本当にありがたき幸せでござりまする。」
〜10分後〜たまの所へ。
「たま様ー!お久しうございますね!」
「秀満殿……」
「バサッッ!!!」
「はっ!?」
「馬鹿じゃなぁ。いとこも」
「ん!?お前は!?」
「細川藤孝じゃ!!」
「何!?」
「普通親戚なんだから声でわからんか?」
「だがお前はもう死んで親戚じゃなくなる。」
「まさか!知っていたとは…」
「この卑怯者!!!」
「はっはっは!!!」
「光秀様にこの事を伝えなければ!たま殿を誰か救って!」
「秀満殿私はこの生活で満足しています。」
「たま様ー!それではもう……あなた様は死んでしまいますぞ!!」
「細川藤孝!お前は織田家と織田家家臣団に滅ぼされる!!」
「勝豊殿ー!!!わしは死ぬー!!!細川家はこの事を知っていたー!裏切り者がいますぞー!あとこの事をしっかり光秀様と信長様にお伝え願いたい!!!早く逃げるのだ〜!!!たま殿はもういいとのことー!さらばじゃ!!!」
〜勝豊側〜
はっ!?
城内から秀満殿の声が聞こえ死ぬとのことこのままでは私も危ない。いち早くこの事を信長様や明智殿に伝えなくてはならない!秀満殿が…… わし達で秀満殿の仇を討つ!
〜信長側〜
すっかり秀満達の作戦がうまくいくと思っている様子で作戦を立てている。このままでは織田家は!!
〜明智光秀側〜
すぐさま安土城へ戻り信長とすぐ攻め込もうとする準備をしている!
これからどうなっていくのか?!信長は無事細川・羽柴・本田の勝つ事ができるのか?
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