〜第四話〜そっち!?
光秀が裏切ろうとしていたのだと思う。俺は織田信長になって約3ヶ月がたったが未だに慣れないものだ。
あと1日で本能寺の変が起こる予定だ。
今から俺の正直な思いを言おう。
「不安。」
この一言のみ。楽しいとか悲しいとかそういう感情が全くなくただ不安。
今は夜7時半そろそろ寝ようと思うが寝れない…。ちなみに本能寺には行ってないから多分大丈夫だとは思うけど…。今は現在の言葉が1人だから言えるけど昼とか誰かと一緒にいる時は昔の言葉を喋らなきゃいけないから大変なんだよなぁ。まぁ寝るか…
〜翌日〜早朝
徳川家康 本能寺にて本多忠勝の謀反により死去。
「はぁ!?」
「殿ー!家康殿が!」
いや俺じゃなくて家康!?ここで家康が死ぬと日本の歴史大きく変わる。てか俺が死ななかった時点でめっちゃ変わってる。
「殿。家康殿が亡くなった事でこれからの本多忠勝とのお付き合いはどういたしますか。」
「うーむ。羽柴の軍も細川の軍もまだおるし。毛利もいつ謀反するか分からん。これは本田と手を組もう。」
「ですが殿私達は徳川と手を組んでいた身そう簡単に応じますかな。」
「徳川家臣で家康から信頼されていた榊原の動きはどうじゃ?」
「おそらく本田と一戦交える気でございまする。」
「ならわしが榊原と手を組み本田を討伐すればよい。光秀そなたには榊原と会ってもらう。準備しておけ。」
「ははぁ。」
「毛利の動きはもう仕方がない。今は本田だけをみろ。」
「ははぁ。」
「榊原がわしと手を組んだらこれからも心強いしな。勝家は引き続き細川と羽柴と戦ってもらう。光秀は引き上げすぐに榊原の所へ向かい話し合いじゃ。信忠は軍を集めいつでも本田と戦えるように準備しておけ。」
「ははぁ。」
「ははぁ。」
「ははぁ。」
羽柴秀吉・細川藤孝との戦が長引きそうなのには理由があった。細川藤孝の息子、細川忠興の妻が明智光秀の娘のたまなのだ。細川はこれをいいことに使ってたまを人質にして攻めたら殺すと言っているのだ。だから明智と柴田はなかなか羽柴・細川を攻められないのだ。
本田を無事倒すことができるのか。
第一話が自分でみてもあまりにも酷過ぎたため改善いたしました。どうかまた一話をみていただけたらなと思います。ブックマーク・評価・感想お願いします!