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リアルな男子の恋事情

作者: 浜辺秀斗

ーーーーーーー中学2年生ーーーーーーーーーーー


中2になってついに、一目惚れした子ー池田花音と同じクラスになれた。

やばいめっちゃ嬉しい。これ死ねる。一年の頃はほとんど交流なかったし、ほんと嬉しい。

そんなアホな事を考えつつ、席について配布用プリントを作成する。俺は何故か一年の頃に学級委員をやらされていたので、2年も引き続きやらされることになっていた。今はその仕事中である。

くっそホントは池田さんの委員会入りたかったのに…後期の委員会で目指すか。


ここで少し池田さんについて話させてもらうと、

彼女は学校のマドンナ的存在で、顔よし、頭よし、性格よし、みたいな人で、高嶺の花感が強い人だった。対して俺は、顔はギリ普通、頭も中途半端、性格は自分じゃ分からんがコミュ力は高い自信があった。こう整理してみると、改めて自分の無謀さが分かる。別に某漫画に影響されているわけではないが、どちらかというと告らせたい気持ちが強い。男だって告られたい。普通に。しかし相手は圧倒的マドンナときた。

構図的にはなかなか辛い。それでも、頑張ろうと思う。せめて、告白とまでは行かなくとも、遊園地だったり、クリスマス誘ってくれるレベルにはしたい…そう思っている。俺はチキンやからね。


そんな妄想をしつつ、同じクラスになってから2週間ほど経ち、ある問題に気づいた。


「仲が…深まらないッ!!」


この重大すぎる問題に気づいた俺は、池田さんの周りの女子から仲良くなる方法をとることにした。その子は「河野美裕」といって、明るい人で喋りやすかった。そうこうしている間に時間が経ち、ある日の放課後に池田さんとついに喋る事ができた。


「秀斗ーちりとりとって〜」(美裕)

「ほーい」

「あ、ごめんついでに小箒とってくれない?」(池田)

「はー……い?」


おっとこれは俺に話しかけてるんだよな、よし落ち着け深呼吸だ落ち着け落ち着け


「あ、ちょっとまってね…はい、花音」

「ありがとう〜!」


やべえどうしよう幸せもうほんと天使天使

割と本気で少し喋っただけで1日頑張れる。いや一週間いける。ああほんと可愛いな喋っちったやべ

…おっと失敬、少し取り乱してしまったようだ。

オホン

実はたったこれだけの会話にも勇気が入ってる。

これは童貞ぼくちんの考えだが、名前で呼ぶと距離感が一気に近くなる気がする。うん。気がする。そして、その作戦が功を奏し、一気に仲良く…はならなかったが、普通に喋れる程度には近づいた。相手も名前で呼んでくれたりしないかなーなんて考えつつ今日も今日とて話しかける。


「そういえば、来週から体育祭の練習始まるね!

一緒に頑張ろね!」




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


これほぼノンフィクションなんで展開早すぎたり遅すぎたりすると思います。主は初心者なので優しく当たってください。こんな作品でも喜んでいただけると幸いです(╹◡╹)

一応名前は変えてます


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