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*第一章*

「ここは、やっぱ落ち着く場所だな…」




昔、通っていた小学校の裏に少し高い山がある公園があった。

丘の下にある遊具には小学生やチビッコたちが遊んでいたが、この丘は人気がない。



それもそのはず…

この丘には、遊具なんて一つもなく小さい子が遊べるようなものはない。



あるとしたら、ぽつんと立っている大木しかないのである。



俺は、その大木に寄っ掛かりながら座り、静かに本を読んでいるのが好きだった。



幼少期から、手に数える程しか友達の居ない俺にとっては下にある遊具で遊ぶよりも、こうやって本を読んでるほうが似合っていて…

いや、相応しいと言うべきだろう。



だから、俺はいつものように本を読み始める。





「ねぇねぇ……」




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