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週末

翌朝、美沙ちゃんは意外に性豪だった。

「人間って、見た目じゃないんだね…」倫子は今までの彼氏が皆大した事ないと知る。

「良かったよ。見かけで誤解されるからさ。本当の自分を知ってもらえて。」美沙ちゃんは満足げだ。

「若いから顔とかファッションとかが大事だから

女の子逃げたけど、年食ったら女の人絶対逃げないと思うよ。

いや、離れられないと思う。」倫子も腰が砕けて今日はベッドから起き上がれる気がしない。

「…そう?オレ、そんなスゴい?」美沙ちゃんは胸を張る。

「サイズも迫力も持久力もスゴいと思う…私なんてそんなに知ってる訳じゃないと思うけど…」ベッド横の鏡に映る自分が…身体中にキスマークが…ただのアザにしか見えないが…

年齢差があるから遠慮したが、美沙ちゃんはそんなレベルの人では無かった。

多分ハーレム作っても回せる人だ。

美沙こそ、身体勝負ならロマンス詐欺キングになれるだろう。

「へっへっ〜、そんなに褒められたら照れるなぁ〜

いつも彼女泣かしちゃう事多かったから。」美沙が照れる。

そりゃ、慣れてない子、特に処女とかカルチャーショックだろう…周りにはゴムが散乱してる。部屋には魚屋の臭いが充満してる。

早く換気したいし片付けたいが…とにかく身体に力が入らない。

それより恐いのは、仮眠を2時間くらいしか取ってないのに美沙ちゃんが…元気だ。

本能的に死を感じる。

抱き殺される!

「ごめん!もう、痛いよ!無理!」思わず身を縮めた。

「え〜っ、そんな事言わないでよ〜

結構、最初泊めてくれた時から期待してたんだよ〜

でも、いくら待っても誘われないから…でも、嫌われてる気もしないし。悩んだよ。」と言いながら可愛いクラッチバッグから何か小さな小瓶みたいなの出してきた。

「初めての人もかなり大人だったけど、それでも途中から痛い痛いしか言わなくなって、これを買うようになったんだよね。」と潤滑剤を持っていた。

あんなピンクのキラキラの可愛いクラッチにこんな物を!

倫子は、長らく生きてるがそんな物のお世話になった相手はいなかった。


また美沙が覆いかぶさってきたが、倫子は頼む。

「本当にもうボロボロだって!」抵抗するが、小柄だが体操選手みたいに全ての筋肉がミチッと詰まっている。

これは闘っても強そうな…

「なんかスポーツ選手?」と聞く。

「…レスリング」全然顔とイメージ違いすぎる!

寝技が複雑過ぎるし関節が悲鳴を上げるはずだと納得する。

「大丈夫!他の場所使うから!」とベッドに突入してきた。

「えっ、えっ、他って何?!!!」まさか40過ぎて抱き潰される恐怖を味わうとは!

倫子は悲鳴をあげた。


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