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不思議少女1(仮)

現在公開可能な世界観と人物紹介

舞台紹介

・屋上

 何者かによって魔術によって隠蔽されていた場所。

・アンティーク調の白い扉

 花園へと行くための唯一の扉。

・花園

 考え中です。

登場人物紹介

・逢坂遥斗あいさかはると

 一年E組16歳 本作の主人公日々の生活にどこか物足りなさを感じている高校一年生。

・青白く光る髪をもつ少女

 花園で寝ていたところ遥斗に起こされた少女。魔物でも宇宙人でも異世界人でもない。どうやら遥斗のことを知っているらしい。

第二章「不思議少女」

 ホームルームを越え放課後を知らせるチャイムと共に友人に別れを告げ教室を後にする。

 四の教室を通りすぎ階段の踊り場に辿り着き確認する。見間違いではなかったらし、そこには5階へと続く階段がある。

 ふと気になって通りすがる生徒の一人に声をかけてみる。

 「少し聞きたいんだけど、ここに5階に続く階段なんてあったっけ?」と言い指をさす。

 「いや無いぞ、そこは一面壁だ」

 「ごめん変なこと聞いて」

 声をかけた生徒はいいよ、と言い不思議な顔をしながら階段を降りていく。

 どうやら僕にしか認識出来ないらしい。どうしようワクワクしてきた。

 早る気持ちを抑え、自分が今所持している道具を頭の中で整理する。ここから先は何が起きるか分からない準備は大事だ。いつ何時も準備を怠らず慎重を期した状態で挑めと、ばあちゃんもよく言っていた。

 背負っていたバックを地面に置き首に掛けていた指輪を胸元から出し中に格納されているものを順々に出していく。

 「爆発煙幕回復ポーション類は各種三つずつ10メートルのザイルその他もろもろあるね」

 そう言って指輪についた紐をほどき人差し指に嵌める。

 少しだけ目を瞑り、次の瞬間右手に短剣が握られる。

 「さぁ、未知とのご対面だ」そう言って踏み込む。

 五階への階段に一歩踏み込んだ瞬間、魔術の気配に気付き瞬時にバックステップ。周りを確認する。よかった、何もないみたいだ。一段目に手を置き術式の解析をすると人払いと認識阻害魔術、偽装魔術だとわかった。それ以外はなんの変哲も無い、ただただ普通の階段。もしかしたら最初からある階段なのかもしれない。

 登り切るとそこには小さな踊り場と扉。

 念の為魔術探知を発動したが一切魔術が掛けられていない。気配も何も感じられない。

 そっと扉を開ける。

 7月上旬のギラついた太陽光が目に刺さる。「眩しい」と一言。

 暑いのは当たり前だか、それを推して余りあるそよ風がワイシャツの隙間を潜り肌に爽快感を齎す。

 少しずつ目が慣れ屋上にある一つの物に視線が止まる。

 扉だ。目測二メートルにポツンと一つだけアンティーク調の白い扉が建っている。

 そんな異常を放置して周囲を見渡す。どうやら、どの校舎にも屋上に上がる為の階段があるらしい。これは、何者かの手によって目の前の異常を隠すために全棟の屋上行きの階段に魔術を掛けたのか?

 そう推測し大空の下に建てられた扉に近寄る。

 裏を見てみたがただそこに扉が建っているだけ、もう一度魔術探知を行使する。

 「どうやら罠や自動防御術式は掛けられていない?」

 古典的な罠もないそっとドアノブに手を掛け引く。

 「あ、開かない。アレ?鍵かかってる?もしくは押戸?」

 もう一回ドアノブを捻り扉を押す。

 「開いた。鍵はかかってなっかたのか」

 独り言を言いながら扉を潜り目の前の光景に息を呑む。


◇◇◇


 何秒いや何分もしくは何時間?扉の敷居を跨いだ瞬間から時間の感覚判らなくなる。

 「扉はこの場所に来るためのゲート?」

 扉の先にあったのはドーム状のガラス張り温室。甘い花の香りや小鳥な囀りお昼寝にはあまりにも良すぎる気温。

 大きな問題はないけど、見た目はちょっとだけ似ているが、どれも地球に存在しない花や草木。ここにある植物たちはどれもが微量ながら魔力を内包している。しかもマンドラゴラのような植物型の魔物の気配もある。

 不思議な温室を道なりに沿って進む。

 少し進むと周囲の空間にポツポツと青白く光る粉のようなものが漂ってきた。

 その光る粉に誘われ道を外れて歩く。

 そして辿り着いた先で僕は見た、そして息を呑む。

 「宇宙人…」

 青い花の群れの中で横たわる青白く光る髪をもつ少女。

 花の群れにそっと脚を入れ、少女に近づいて確認する。規則正しい寝息が聞こえてくる。

 「死んではない生きている」

 この空間で発見した第一村人的存在は未だ深い眠りの中、これはどういう存在なんだろう。

 魔物、宇宙人、もしくは異世界人?

 一番説得力がありそうなのは異世界人か魔物のどっちかだな。

 魔物かどうか調べるのは簡単だ、鈴を鳴らせばいい。退魔の鈴を。

 退魔の鈴

 一回鳴らせば周囲に居る魔物を一時的に混乱状態にし、魔物を遠ざけさせることのできる代物。要するに魔物版熊鈴みたいな物だ。

 右手に握っていた短剣を一旦戻し、指輪の中から退魔の鈴を取り出し…

 チリーン。

 周囲に生息していた植物型魔物に配慮せず、一切の容赦無く、遠慮せず鈴を鳴らした。

 ギャー ピギャーーーダダダダダダダ

 平穏な花園には似つかわしく無い阿鼻叫喚が空間を襲う。それと同時に目の前で寝ていた少女も飛び起きる。

 「ナニ!?ナニ!?なッ!」

 寝起きの少女は周囲を確認し、持っていた鈴を奪い取る。

 「コレ退魔の鈴よね!ちょっとナニ考えてるの!というか何でこんな物持ってるの!?」

 「ネットオークションで買った」と少女の問いに回答する。

 「アッーーーーッソウジャナイィイィィィン!!」

 「えー」

 「キミ見たでしょ!?マンドラゴラとかその他もろもろの魔物を!」

 「YES」

 「じゃあ何で鳴らしたのよーーー!」

 そう問い詰めてくる少女に人差し指を差し出す。

 「いー」

 「宇宙人じゃないわよ!!」と言い払い落とされる。

 どうやら宇宙人でも魔物でもないらしい。じゃあー

 「君は異世界人?それとも」

 「私は日本人よ生まれも育ちもここよ」ときっぱりと告げる。

 それと同時に少女はコレまでの出来事について悟ったらしくため息をつく

 「あーこの髪ねいつものはこうじゃないの」と言い青白く光る髪を指で梳く。

 目の前の少女は髪を梳きながら思い出したかのように言う。

 「キミは…逢坂遥斗で合ってる?」

気づいたら11月中旬でした。時間が加速している。気づいたら4月になってそう。

タイトルは仮のものです。変更する可能性があります。

次回の更新は12月22日を予定してます。早く書けたら早く投稿するつもりです。

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