こうかい、しています。
後悔、していることがあります。
沢山あります。
その中でも、私は風俗業界に足を踏み入れてしまったことを後悔しています。
世間では、汚いとか気持ち悪いとか、そんな言葉で敬遠されがちなこの業界ですが、
働いている人たちは意外にも普通の人ばかり。
だから私は、間違ったことをしているなんて思わなかったし、生活するためにただ何の気なしに始めてしまって。
そうして、最愛の人を失ってから後悔することになったのです。
結論から言うと、私は仕事がバレて当時大好きだった人と別れることになりました。
その人とはもう二度と会うことはないでしょうし、もう別々の人生を生きることを考えることには十分すぎるほどの時間が経ちました。
それでも私は、これから先もその人を忘れることはないでしょう。
ここに残します。
私は、あの約三年間。
あなたのことが大好きでした。
嘘は全くありませんでした。仕事のこと以外は。
十年近くたったのに、今でも思い出せるの。
それだけの恋を、愛を、私は失くしてしまいました。
後悔は、しています。
でも、理由はあったのです。
でも、してはいけないことだったのです。
あなたとの未来を望むなら、簡単な気持ちでやってはいけなかった。
だからまだ踏み込む前の人たちに。
目標があるわけじゃなくて、ただなんとなく、やってみようかなって。
そんな気持ちだったらやらないでほしい。
それを伝えたくて、このお話を書きます。
これは、大好きな人と出会って、別れて、ずっと後悔を続けている、そんなお話です。