表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/25

06 見参! 其の名はロコ!!

2016/8/25 20:00 3/3

 小鳥のさえずりは目覚まし時計。茜色の朝焼けを浴びて伸びをする。布団が滑り落ち、瑞々しい身体がプルリと震えてあらわになった。爽やかなおっぱいに目が覚める。


 爽やかなおっぱいってなんだー!!


 朝っぱらから気力が漲っている。この調子で今日は魔法や存在力の、効率良く修行する方法を探らなければならない。

 アレッ? そういえば効率のいい存在力の上げ方、聞いてないぞ? 空飛び続けるバカ話聞いて終わっちゃったじゃん。まあ、また聞けばいいか。 

 まずは朝ご飯を食べよう。それから魔法士(マジシャンズ)ギルドに向かって修行方法を聞く。よしっ!


 朝ご飯はハムサンドとハムエッグ、そしてハムと野菜のスープだった……なんてハムハムしいんだ。一種類ドカ盛りって男メシって感じだよな。

 完食して、ごちそうさまと鍵を返す。


「あら、もう出るの? 早いわね」

「ちょっと魔法のことを聞きに行くんだー」

「へ~……って、ちょっと待ちなさい。パンツ丸出しよ!」

「ぅえっ!? ア、アリガトゴザイマス……」


 頑張ってね~の声を背に受けて、俺は颯爽と歩みを進める。漢は背中で泣くものさ。しょっぱいぜ。トイレの後、パンツにローブを挟みこんでしまったようだ。かぼちゃパンツとはいえ丸出しはみっともない。

 ギルドに小走りで向かう。早朝だけど営業(?)してた。閉まってるという考えには至ってなかったな……そういえば。

 開いている受付を探してると、長が話しているのを発見した。ギルド長に魔法のこととか聞くか。丁度、話も終わったみたいだ。突撃ー。


「おはようございまーすギルド長! ちょっと聞きたいんですけど、いいですか?」

「もしかしてワシかな?」

「はい! 魔法のことを聞きたいんです」

「スマンの、お嬢さん。ワシはギルド長ではないんじゃ。店で使う核宝石(コアジェム)を買い取りに来た普通の爺さんじゃよ?」

「アレーッ!?」

「ハッハッハ。ではな、ワシはこれで」


 レッドフェイスとか称号が付くんじゃないの? この身体、すぐ赤くなる気がする。受付のふくよかお姉さんが俺の失態の微笑ましさに顔をほころばせている。ハズカシー。


「魔法のことを知りたいなら書庫に行かれますか?」

「あー……いえ、魔法だけじゃなくて存在力も効率よく上げたいんで狩りをしながら修行したいんです!」

「ええっ! 狩りに出るの? あなたが!? や、やめておきましょう! ね? 危ないんですよ?」

「でもボク、それしかお金稼ぐ方法が……」

「当ギルド員であるならば、魔力を使うお仕事がありますよ!」


 ボィィンと胸を張りながら教えてくれた。俺がつるぺたぷにちっこいせいか、戦闘系の仕事は危ないからと、核宝石に魔力を込める仕事を進めてくる。俺は思い出す。タンポポを乗せるだけの簡単なお仕事を……。


「イ、イヤだ……。バイトは二度としたくない……」

「バイト? とはなんだか分かりませんが嫌ですか? 魔力を込めるだけの簡単なお仕事なんですけど。一個、小銅貨一枚ですが」


 お断りだぜっ! それに──


「そういえば、そもそもどうやって魔力を物に込めるのか分からないです」

「っ!? ぅぅうっづっ、づらがっだんでずね……うっぐ、っひぐっ。づらがっだでずねえぇぇえぐっ」


 号泣!! なんでだ!? ナデナデされる俺参上。タスケテー!!


「本来であれば、親が霊樹の元へ連れて行きますからね」

「あ、副長さんっ。タスケテー!」

「ほら、落ち着きなさい。辛い境遇には変わりありませんが、ロコさんは来訪者ですから親に捨てられたりした訳ではありませんよ」

「うっぐぅぅ……ぞ、ぞうだっだんでずがぁ……ばがりばぢだ。ふぐっ」


 なんとか泣き止み、謝ってくる受付嬢。いい人なんだろうな。俺はそのまま副長に連れられて、ギルドの中庭へ。いやあ~魔力操作のことを伝え忘れておりました。と、謝る副長。おいいっ!? なんでも魂に刻むらしく、ニューロコになった俺に必要なことなんだそうだ。

 どうやら魔法士は物心が付いた頃に霊樹と会わせ、魔力の基本操作を身体に刻ませるそうだ。んで、今。中庭にある霊樹で俺の魂に刻むという訳。霊樹の下に立ち、触れればいいらしい。ただ──


「ぅぎぎぎいいいあがあああっぐぎゅぅぅぅっ」


 美少女にあるまじき声を上げる俺。魔力操作のやり方が身体に刻み込まれていく。痛ぁ……痛ぁ…………うぐぅー……治まってきた……身体の内側にシャーペンでゴリゴリ書き込まれたような痛みがね……勘弁して欲しい。


「もう分かると思います。どうですか? ロコさん」

「ふぅふぅ……は、い。あー痛ぁ……。おぉなるほど。これが魔力操作ですか」


 なんか魔力を体内で動かせるようになった。謎。謎過ぎる。魔法士なのに、なんでロコはコレを知らなかったのか。

 号泣してたし、親に捨てられたとか言ってたし……ロコは訳ありってヤツ?


「大丈夫なようですね。では核宝石に魔力を込める仕事をしますか?」

「お断りだぜっ! あっ、スイマセン」

「フレンドリーでも構いませんが……」


 などと、話しながら地下書庫の整理はどうかと勧められる。一日銅貨五枚か……一応、宿代は確保できるな。やはり、つるぺたぷにちっこいのがネックなのか戦闘系はいい顔をしない。まあ、しょうがないか。


「じゃあ、それでお願いします」

「読みふけるのは遠慮願いますが、多少調べる位なら構いませんよ。魔法のことを学んで下さい」

「あっ、そっか! さすが副長さん! ナイスアイディア!」

「では案内します。ロコさんはメインとなる技能が特異(ユニーク)魔法ですから強くなりますよ」

「そういえば特異っていうのは珍しいんですか?」

「そうですねぇ。レコーダーには表示されませんから、ほぼ自己申告になります。そして自ら話す方は、あまりいませんね」

「うわっ。わりと適当に話しちゃったなあ」

「ハハハハ。水や土の魔法士でなければ、まあ大丈夫でしょう。この二属性は人類にとって貴重ですから。癒しに建築に大活躍ですよ」

「……なるほど。羨ましいデスネッ」


 ビキビキッ。


「でも初代領主さんがヒントになりそうです」

「“様”ですよ。領主様。気を付けてください?」

「う、ぁ……すいません」


 副長に、貴族にはちゃんと敬意を払うよう注意を受けた。馴染みないもんな。俺が一番馴染んでんのって上様だもんね。領収書のさ!


「初代領主様が綴った手記もありますので、きっと手がかりがあるでしょう」

「ゴーレムなんて全く思いつかなかったので、話が聞けて良かったです」

「頑張ってください。ハハハ」


 他人事だからってなんか軽いぞコンニャロー。


「実は私も特異持ちでしてね。状態異常耐性に付いているのですが、かなり助かっております。病気にも掛かりませんし、腐ったミルクもなんのその!」

「おお! いいなあ。ボクは生水飲んでお腹壊して毒耐性付きましたよ。辛かった……魚ばっかりだったし、サバイバル辛かった……」

「魚ですか? この辺りの魚は毒持ちが多いはずですが……もしかして川の魚を食されたのですか?」

「ぇあっ? は、はい。え!?」

「……よく無事で……いや、だからこその毒耐性ですか。子供や老人では耐性を持っていても命を落としかねませんからね……気を付けてください」

「アウアウアババ……」


 アブ……アブネェ……し、死ぬトコだったのか……危なっ! ニジマスみたいな外見だったからさ、なんの疑問も持たずに食っちゃったよ。もしかしてピンポイントで毒魚ばっか食っちゃったのか? 美味しかったし……。

 くそー、鑑定技能欲しいぜ。あ、そこら辺も調べたらいいかな。本、あるかなあ? 技能を得る方法が分かれば安心なんだけどね。


「では、ここにレコーダーを当てて下さい」


 言われたとおり読み取り器みたいな所にレコーダーを当てると、地下書庫の鍵が開く音が聞こえた。中に入ると乱雑に積まれた書物が目に付く。おおぅ。


「では、よろしくお願いします。ロコさん」

「はい。うへぁ……大変そうだなあ」


 頑張って下さいと語る副長の背中は、まるで逃げ出しているかのようで……。貴様! 漢ではないなっ!

 出したら仕舞う。当たり前のことだぜ。……俺は……できてなかったか。大雑把マンだ。仕方ない。ノリで生きてんだ。細けえことは気にすんな。

 O型の片付け、というのは端っこに寄せることをいうのだ。検証人数三人だけど間違いない。あ、そういえばA型の人ってさ、やたら身体の不調を訴えるけど病院行けって言うと渋るんだよね。検証人数三人だけど間違いない。B型の人は我が道を行く即決マンだ。そうだっ! 京都行こっ! って言って香川でうどん食ってる写メ送ってきた。検証人数は一人だから分からない。


 よく考えてみたら書庫整理と全く関係ない。心が逃げ出そうとしていたよ。漢ではないなっ! 仕方ないね。だって今は女の子だもの。

 さて、やりますかー。


 調べたところ、鑑定技能は勉強すれば身に付くらしい。地球と同じダネッ。でもあのニジマスっぽい毒魚のことだけは覚えてる。アレばっか食ってたからだが。

 まあ何が言いたいかというと、技能を得たら使えるのではなくて、使えるようになったら技能欄に表示されるということだ。つまり──訓練しないといけない。ゲームみたいにはいかないかあ、残念。

 そういえば普通に会話してたなー今更だけどさ。字も読み書き可能だし、身体もすぐに馴染んでた。そこはゲームっぽい。魔力操作じゃないけどロコ脳に刻み込まれてるんだろうか? 世界樹パワー?


 †


 そんなこんなで、調べたり、片付けたり、魔力を込める簡単なお仕事したり。

 で、三ヶ月くらい。存在力も10まで上がりーの、所持金に金貨が増えーの、友達できたりーの、したりした。グッジョブ! 俺!

 ただ、日本への帰還方法や世界樹の場所はまだ分かってない。

<現在の所持金>

 小銅貨二十六枚 銅貨十三枚 銀貨一枚 金貨一枚


 そして今日。魔法を学んできた俺は、ついにというか、やっと?

 やっとゴーレムを生成する。いや~、知識増やしたり、魔力込めたりで、存在力が上がったから良かった。初回生成には存在力が5必要みたいでな。存在力はあればあるだけ安心できるのさ。


「ロコちゃーん、頑張れ~!」


 元気いっぱいに応援してくれる交霊魔法士(シャーマン)兎の民(ラヴィッシュ)のリラ・ポル。網タイツとレオタードだけでバニーガールになれる。デフォでウサたれミミがあるからな。淡い緑色の瞳と髪の毛はアニメのキャラみたいで可愛らしい。短パンからスラリと伸びる滑らかな足でピョンピョン跳ねても揺れるのはたれ耳だけのペタン娘だ。同士。

 そして、もう一人。パチパチ拍手をしながら応援してくれる子。濃い紫のローブを纏った魔法使いっぽい魔法士。


「…………れー」


 もっと声張ろうぜ。魔獣使役魔法士(ビーストテイマー)月の民(ルナリア)のユユ・ヒッティネン。いつも眠たそうというかぼんやりとした、明日から本気出す目をしてる。雰囲気は大人しい感じだけど、割とアグレッシブだったりする。金髪金目でキラキラしてるのに闇属性のペタン娘だ。つまり同士。


 さあ! ゴーレム使いとして、初めの一歩を踏み出そう。俺を守る力強く、タフなヤツ。イメージを固める。魔力を込める。高まる魔力。はためく真紅のローブ。フワリとめくれてかぼちゃパンツがちらり。現代風パンツはチョイ高かったのだ。ゴムないから紐だけど。くっ大人パンツめ……ってイカンイカン、集中っ。


 魔法円を展開し、世界に書き込む魔法の呪文(マギスペル)

 集え精霊。(うた)えよ、(うた)え。精霊よ……。


「ジェネレイト・ゴーレム、セットアップ」


 ──其の身で大地を震わせよ。九十九(つくも)御神(おみ)巌巌(がんがん)の、腕力(かいなぢから)は旗印。頭顱(とうろ)(かたど)る黒曜の、大なる銀杏(いちょう)の冠よ──


「来たれ! 天下無双の爲右エ門(ためえもん)!!」


 核宝石(コアジェム)が生成され、岩が覆ってゆく。徐々に人型となり、無骨な岩肌が魔力光を浴びて煌めく。ヴァーチャバトラ-1のポリゴンでヴァーチャロンドの重量級メカ風に力士を作った感じ。力士なのでハンマーやペンチは持っていない。佇む重厚な巨躯が、いやが上にも期待を高める……んだけど……くっ。俺が……なくなるっ!! 分かってたけど、これはキツイ。

 豚骨スープ飲んでたら、突然味付けしてない昆布だし汁に変わったような感じというか、スケスケ高層ビルの屋上で風に煽られる強烈なタマヒュン感というか……消えていく俺。レベルじゃなくて存在力。この世界に存在する力……か。なんとなく分かったような、分からないような。それが下がるって、結構ヤバイよなあ。

 呪いじゃないの!?


「はぁはぁ……くっ」

「ロコちゃん! だだだ大丈夫!?」

「キツイけどね……ふぅ。ありがと、リラ。ユユもありがと。でもナデナデはしなくて平気」

「ヨシ、ヨシ、痛くない、痛くなーい」

「平気だってば。ユユ」


 心配して駆け寄ってきた二人に礼を言い、座り込む。レコーダーをチェックする。

 アレッ!?


「存在力が1になった……なんで!? えっ、作る時の消費は5じゃないの!?」

「1は……アブナイ。ロコは私が守ってあげる。お姉ちゃんだから」

「そうだね。私も守ってあげる! お姉ちゃんだもん!」

「いやいや、ユユとは同い年だから」


 指一本分、背が高いだけでお姉ちゃんぶるユユはお姉ちゃんカワイイ。リラは……普通に強いから守られてしまいそう。

 なんか魔法士の癖に八極拳とか心意六合拳みたいな? ラヴィッシュ・アーツとやらを使うし。兎だからスタンピングなのかね? ダダン! ド、ズン! だよ。

 だけどな、生成したのは、俺を守る力強く、タフなヤツ……ってもしかして力強く&タフで余分に存在力が減ったのか? 減ったんだろうな……おふぅ。まあ済んでしまったことはどうしようもないかあ。


「リラには普通に守られちゃいそうだけど、フッフッフ。ボクが作ったゴーレムを舐めてもらっては困る! 強そうだろ?」

「え~? ずんぐりしてるよ?」

「……うん。遅そう」

「二人には分からないかあ。伝説の力士、雷電爲右エ門の凄さ! 試してみる?」


 リラが頷いて模擬戦で雷電の実力を確かめることに。身軽な癖に破壊力の高いリラが相手なら雷電の実力が計りやすい。気がする。多分。


「……れー」

「もうちょっと声出そう。ユユ」


 ユユはパチパチ拍手をしながら応援している。お、始まった! リラが緩急を付けながら雷電を牽制する。雷電内部にある核宝石がAIのように働き、現時点での最適解を導き出す。出してんのかな? 牽制に無反応なんですけど……あれえ?

 なんかチョット不安になってきた。リラも雷電が無反応なので攻め方を変えるのか、目つきが鋭くなった。と、同時に震脚! 鋭い突進に雷電は防御反応を示す。

 ヤッタ! 突き出されるリラの掌はまるでゲームでみた猛虎硬爬山だ。轟音とともに吹っ飛ぶ雷電! もげる腕!!


「アレーッ!? 腕がー! 腕がー!!」

「ご、ごめんね……」


 ポンコツ魔法士! 見! 参!! 其の名はロコ!! ギャー!

 えーっ!? えー……マジか……取り合えずしまうか。残った腕で手刀(てがたな)を切って魔法円に帰って行く雷電。蹲踞(そんきょ)の姿勢で光ながら地面に吸い込まれる絵面はシュールだなあ……。


 生成したゴーレムはゴーレムの兵器工場ゴーレムズ・アーセナルと呼ばれる異空間に仕舞われる。姿形を固定させる魔法の呪文を使って生成したので、元の形に修復されるはずだ。

 その呪文も魔力操作を使ってちゃんと魔力を込めたので、俺と精霊がしっかり繋がって発動した魔法だから共通語じゃなくても大丈夫らしい。


 存在力9を消費して作ったゴーレムでは存在力10のリラに全然敵わない。それが分かっただけでマシだろう。核宝石(コアジェム)まで破壊されるとゴミしか残らないからな。マジで。消費した存在力もゴーレムも失う。マジで。だけど作って分かった。特異(ユニーク)のことだ。どうやら更に存在力をつぎ込んでゴーレムを強化可能っぽいんだ。確かめるには俺が強くなるしかない。


 俺は以前から考えていたことを二人に話すことにした。

 RPGといえばパーティだもんな。女勇者に女戦士、更に女僧侶と女魔法使い。定番だもんねっ! LV上げて女賢者に転職して……エッチな祠に突入だーっ!!


 まあ……全員魔法士なんだけどさ……。


「ねえ、二人に話があるんだけど……」


 って、こりゃー! ションボリしてるリラを撫で続けるのは、いい加減やめなさいユユ!

<所持品>

 財布x4 水袋x2 袋 ウェストポーチ 油 タオル×2 バスタオル×2

火打石と打ち金 ロープ15m フック付きロープ5m ピッケル ピトン×4

 手鏡 応急セット レコーダーと紐付き革製カードケース

 厚手のシャツ シャツ×2 チューブトップの肌着×2 かぼちゃパンツ×2

 ▼破損している物

  血染めのシャツ 血染めのチューブトップの肌着 大人パンツ×2

<装備品>

 鉄のトンファーx2 解体用ナイフ スリング

 ローブ シャツ チューブトップの肌着 かぼちゃパンツ ブーツ

<所持金>

 小銅貨x26 銅貨x13 銀貨x1 金貨x1

--------------------------------------------------------------------------

名 前:ロコ・T・ルリッタ

性 別:女

年 齢:12才

種 族:H・巌の民(ドワーフ)

所 属:魔法士(マジシャンズ)ギルド

存在力:9→1

技 能:生成魔法[AA]

 毒耐性

種族特性

 暗視 筋力強化

言 語:母国語 共通語

---------------------------------------

名 前:リラ・ポル

性 別:女

年 齢:13才

種 族:兎の民(ラヴィッシュ)

所 属:魔法士(マジシャンズ)ギルド

存在力:10

技 能:交霊魔法

 ラヴィッシュ・アーツ

 聴嗅覚情報強化 気配察知

種族特性

 脚力強化 鋭敏聴覚 鋭敏嗅覚

言 語:母国語 共通語

---------------------------------------

名 前:ユユ・ヒッティネン

性 別:女

年 齢:12才

種 族:月の民(ルナリア)

所 属:魔法士(マジシャンズ)ギルド

存在力:5

技 能:使役魔法[魔獣]

種族特性

 夜目 闇属性

言 語:母国語 共通語 

---------------------------------------

 次回ペタン娘魔女AA(ウィッチダブルエー)第七話「芋を大量に食らい放屁の力で飛行する。それはジェット噴射的な科学なのだろうか。研鑽に終りなどなく──少女は二の手を取る」にセーットアーップ!

明日からは二回更新になります。次話は12:00です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ