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ペタン娘魔女AA《ぺたんこうぃっちだぶるえー》  作者: ヒコマキ


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24/25

24 水と女子と尻ペンライセンス

2016/9/4 12:00 2/3

「やっと着いた」

「疲れたねー」

「リラもユユも乗ってただけじゃん……」


 リラがエヘーとか言いながら門番のほうへ駆け出した。いかだをどうしようか迷っていたら、ユユが燃料になるし防壁にでも立てかけておけばいいと教えてくれたので、とりあえず川から引っ張り上げる。

 リラの話を聞いた門番や待合所で休憩していた御者と配達員が手伝うために川原まで来てくれた。


「召喚魔法士なので注意してください」


 リラが排樹教徒のことを伝えている。この世界に暮らす人々は世界樹の恩恵を受けているので、世界樹レーラズを神として崇め感謝と祈りを捧げている。ペタン娘魔女(ウィッチ)の称号を付けられたリラとユユでも……だ。だから大体の人は聖樹教徒ってことになる。

 そんな中で、レーラズの恩恵にあやかるだけではダメだ、人の道は人が切り開くのだと聖道教なるものも発生したらしい。

 そこから分離した過激な思想を持つ者が排樹教を作る。長い年月を経て、歪みに歪んだ排樹教徒は世界樹を排除しようとしている邪教なのだそうだ。人類の敵認定されている。


 と、川下りしている時に二人から説明を受けた。


 ヤベェ……ペタン娘魔女の称号を付けられたから、ぶん殴ってでも解除してもらいたかった俺は排樹教に近い考えっぽい!? キケンキケン! この思想は排除しますゴメンナサイッ!

 なんか供物を捧げて解除してもらおう。木なんだし……ウンコとションベンでいいか。


「ロコ、疲れた?」

「んあ? 別に疲れてないよ。怪力ロコの怪力っぷりは知っているでしょう?」


 考え込んでいたらユユに心配されてしまった。

 ホーケー野郎は門番の騎士に任せ、俺はクマをソリに乗せて狩人(ハンターズ)ギルドまで運ぶことにする。


「いかだ、お願いする」

「お願いしまーす!」


 ユユとリラのお願いで、オッチャン達は気を良くしたのか厳つい顔を朗らかに歪めてオウと声を上げ、いかだを運びだした。


「二人はオジサンキラーだね」


 そんな俺の言葉にオッチャン達は「嬢ちゃんには物理的に殺されそうだ」と笑いながら去っていく。不思議そうな顔をする俺に、ユユが解答をくれた。


「普通、ベア持てない」

「ねー」

「怪力ロコの物理力かあ」


 確かにグンニャリしたクマを頭上に乗せてる俺は、物理言語が流暢に見えるかもしれない。萌えの欠片もないなー。

 そんな俺達……っていうかクマを運ぶ俺は、中央通りを歩く人達の視線を集めている。集めてしまう。そんなの俺だって見ちゃうぜ……。


「な、なんか恥ずかしいね~……」

「う、うん……」

「早く狩人ギルド、行こ……」


 頬を染める美少女三人はクマを掲げてそそくさと逃げ出すのだった。ウヒャー。

 

「あっ! 私、ガン爺のトコ行って装備見てもらってくるよー。剣とマントは売っていいよね?」

「マントは排樹教の汁付き。いらない」

「デスヨネー」


 魔法のマントだったら勿体ない気もしたんだけどさ、シットリしてたので相談して売ることになったんだ。リラとユユは元々魔法の装備だし、俺もこの前買ったばっかりだしね。


「そうだ、ノーマルゴブの核宝石(コアジェム)は買い取るよ。雷電に使って強化したいし」

「分かったー」


 狩人ギルドで獲物の査定を待っている内に、排樹教徒のことを報告する。ユユさんや、ハゲ具合の報告は不要だと思うよ?

 討伐報酬は──

 特殊個体ゴブリン三体で銅貨十二枚。

 特殊個体レイジングベア一体で金貨一枚、銀貨七枚。

 ゴブリン四十体(核宝石なし)で銅貨四十枚。

 オオカミ十八体(尻尾のみ)で銅貨十八枚。

 ──となった。特殊個体はそれぞれ二倍になっている。報酬を受け取り、狩人ギルドの前でリラを待つ。ほどなくして駆け寄ってきたリラと一緒に魔法士(マジシャンズ)ギルドへ向かう。

 魔法士ギルドには丁度副長がいたので、排樹教徒と戦闘になり、捕縛して騎士に渡したことを伝える。


「タイミングがいいのか悪いのか……大変な思いをされましたね」


 まあ確かに。ヤツがもう少し早く現れているか、討伐隊がもう少し遅ければ……俺達じゃなく討伐隊との戦闘になったはずだしな。もしそうだったら、ヤツも油断せずにもっとヤバイのを召喚してたかもしれない。“見知った弱くて使えないロコ”がいたから俺達の勝利に繋がったんだろう。


「今度ロコが現れたら謝るかなあ。勝手な印象で忠告を無視しちゃったし」

「私の分も謝ってね!」

「うん、リラの分も謝る。儲けたからお礼もする」

「そうだねー!」

「結構な収入になったもんねえ」

「油断は大敵ですよ、皆さん」


 俺達はハーイと手を上げて返事をして、報酬とアイテムの分配を早速始める。マジ儲けたからな。排樹教徒専用狩人になってもいいんじゃねーの? ってくらい!

 ドロップアイテムは──

 鉄の剣二本、売却価格が金貨一枚。

 マント・オブ・プロテクションファイア(耐火付与される魔法のマント)の売却価格が金貨七枚。

 プロテクションリング(防御力上昇の指輪)→俺。

 ヘルスリング(体力向上の指輪)→リラ。

 ニンブルブレスレット(身軽になる腕輪)→ユユ。

 プロテクションブレスレット(防御力上昇の腕輪)→ユユ。

 それからヤツは硬貨を小銅貨九枚、銅貨八枚、銀貨十一枚、金貨三枚持っていた。

 ──今回の報酬総額、なんと百四十四万八千百円! 一人頭四十八万二千七百円になった! 儲けっ!! いや、円じゃないんだけどね。俺が分かりやすいからさ。

 副長に頼んで両替してもらい、金貨四枚、銀貨八枚、銅貨二枚、小銅貨七枚をそれぞれ受け取る。ヤッター。


 するとユユがブレスレット二つもらったので、お金まで等分するともらいすぎと言い、俺とリラに金貨一枚ずつ渡してきた。そうしたら今度はリラが、プロテクションリングよりヘルスリングのほうがチョット高いからと、俺に銀貨五枚渡してくる。気にしなくてもいいのにと言いつつ俺は銀貨一枚づつ二人に渡した。これはゴブリンの核宝石(コアジェム)代だ。雷電につぎ込むぜ。想定では制御が上がるはず。ニヤニヤが止まらない。二人もニヤケている。

<所持金の更新>

 小銅貨七枚 銅貨四枚 銀貨十二枚 金貨六枚


「今日くらいは高級宿に泊まってもいいかなあ」

「前に泊まった宿? ロコちゃんがいい匂いになってたトコ~」

「私も泊まる」

「じゃあ私もー!」


 家あるのに? そう聞いたらたまには贅沢したいとのこと。まあ家だとお手伝いからは逃げられないしな。プチ遠征が終わった今日ばかりは楽チンしたいのかね。

 排樹教関連は今日明日でどうこうなるものじゃないだろうし、本日の営業は終了しました。で、いいだろう。

 

 まずは自分ちに行って、帰還の報告と高級宿に泊まることを伝えてくるから、俺は待ってろと頑なに同行を拒否される。何故に? 笑って誤魔化されるが、まあいいか。挨拶をしてギルドから退出。


「ボクはオール売ってくるよ。コレ邪魔だし」

「斧とかもいらないんじゃな~い?」

「斧、ライデン持たせる。とか?」

「雷電にはチッチャイなあ。必要な時はまた作ればいいし、斧も売ってしまおう。じゃあ店の中か前で待ってるから後でねー」


 二人と別れて武具屋に向かい、ガン爺に斧とオールを見せる。結果、鉄材として売却することになった。斧とオールで銅貨二枚。どんなにネバっても銅貨二枚だった。歌っても踊っても落ち込んだりもしたけど銅貨二枚だった。むしろ銅貨一枚になりかけたので許してやったのだ。決して苦無のアイデア代である金貨二枚があったせいではない。うむ。

 でもなんかもっと儲けてそうだなーっていう疑惑の眼差しを向けていたら戦闘用グローブを新品と交換してくれたので勘弁してやるか。

 リラとユユを待ちつつグローブを馴染ませる。しばらくすると身軽になった二人が戻ってきたので高級宿に向かった。


 受付で二人部屋を取り、銀貨五枚を支払う。さっき金貨二枚増えたので奢って差し上げマスワヨー。

<所持金の更新>

 小銅貨七枚 銅貨六枚 銀貨七枚 金貨八枚


「お姉ちゃんに任せなさい」

「ムッ? 笑止!」

「ロコちゃんにお姉ちゃんは似合わないよ。いっつも失敗してるもーん」

「まーたまたあ~」


 俺の評価は低いようデシター。部屋に荷物を置いて、大浴場に突入だ。部屋の風呂も広いのだが、大浴場には髪や身体を洗ってくれるサービスがあって、凄く気持ちいいので是非リラとユユにも体験してもらおう──ボクはそう思っていました。


「キャハハハ、ら、めぇヒャヒィッアハッ、ャァアハハハしょこはらめれしゅ~っ」


 尻尾の付け根と足の指の間を、丹念に洗われて悶えるリラ。オカシイ。


「キャキャキャアキャキャキャキャーッゆるちて! ゆるちてーっ! イキャーッ」


 バンザイさせられて脇の下を、丹念に洗われて悶えるユユ。なんかオカシイ。


「く、首と脇と足首から先は自分で! ボ、ボク、自分でぇェエエアアアヒャヒャヒャや、め、自分ンンンンヒャヒャヒャアーッ! ニャーッ! ひぅ」


 そして俺は、下手にパワーがあるせいで……寄ってたかって全身を撫でられ洗われ攻められた……。そこは禁じ手のホールインワンですので許して欲しかったデス。

 はぁ、そですか。暴れる客を大人しくさせるためですか。はぁ、誰でも一発なんですか? 肛門は。ナルホド?

 三人揃って水属性を漏らすまで洗われた。くっ、女子の身体……敏感過ぎぃっ!


「ひぃ……はぁ……ま、前はこんなんじゃなかったのに……」


 と言葉が漏れたところ、悪戯心がハッスルしちゃったそうで……。お昼ご飯はサービスで出してくれることになった。後で部屋に届けてくれるみたいだ。


「ハァハァ……く、くちゅじょく……」

「休みに来たのに疲れちゃったねー……」

「なんかゴメンナサイ?」

「ロコの、せいじゃ……ない……ハァフゥ」


 火照った身体は風呂に入ったからだけじゃない。お漏らししたことには誰も触れず、染まった頬が落ち着くまで部屋でグンニャリしていたらドアがノックされた。ハーイと開ければワゴンで運ばれてきた料理から、芳しい匂いが漂う。

 テーブルに並べられていく料理は、どれも美味そうだ。子供サイズなのか盛り付けは少ない。しかし種類は豊富で食べ切れるのかチョット不安な量だ。デザートにケーキまで付いている。手間がかかってそうだなあコレ。


「いいんですか? こんなに~」

「お詫びの品ですので。従業員が失礼をいたしました、誠に申し訳ございません」

「ほ、本物の申し訳ございませんを見た!」

「そういえばロコちゃんもたまに言ってるよねー」

「ロコの、紛い物」

「申し訳ございません……」

「角度、甘い」

「そうでございますね。取り繕うための意思が透けております」

「ぐふっ」

「分かったー! ロコちゃんのは軽いんだ!」

「お許しくださいまし」


 なんかよく分かんないけど正座して三つ指付いて謝罪したら許された感があった。ホテルマンは朗らかに笑みを浮かべ、食事が済んだらベルで報せてくれと退出していく。

 アレッ? 何げに失礼じゃないかい? ツッコミ入れてったぞさっきの人。


「食べよ~? 美味しそうだよ!」

「うん、いい匂いだあ」

「得した。ロコ、また洗われてきて」


 ユユ、それはロクでもねぇ案だよ? なんか前にもあったな……こういうこと。

 ご飯をパクつきながら午後の予定を話す。すると驚くほどやることがなかった。大体狩りに出てるか、訓練してるか、だしなあ。

 結局町でもフラつくかってことになり、食事休憩を取った後に出掛ける。アチコチ店を覗きながら散歩していると、南門の辺りが賑やかだ。何かあったのかね?


 子供ならではのすり抜け力で野次馬の壁を突破する。そこには濡れたように光る黒い毛並みの馬がいた。町に入ろうとしている馬を、御者のオッチャンと門番が必死に止めようとしている。某エンブレムのように後ろ足で立ち上がった時、気付いた。


「この馬ちゃんさ、ハゲが乗ってたヤツじゃん?」

「あっ、ホントだー!」

「ム、主を取り返しに来た?」


 大人数人を引きずりながら、コッチに向かってくる馬も俺達が分かったみたいだ。


「敵討ちのつもりか!?」


 俺はプロテクションフィールドを纏い、戦闘体勢に入る。驚きの声を上げ、逃げ出す野次馬を守るように前に出る。足を広げて腰を落とす。見得を切る歌舞伎役者のように腕を上下に開き──不動天地の構え。リラとユユも俺の斜め後方で構えた気配を感じる。

 危ないから逃げろと待機所から駆け寄ってくる騎士の焦りとは裏腹に、俺達の前に頭を垂れて跪く馬ちゃん。ブルルーとか言いながらコッチを窺う瞳は、とても優しいものだった。


「アレッ?」

「ユユちゃん、この子もしかして……」

「うん。魔獣」


 魔獣なのかよ!? ユユがこの馬ちゃんをテイムしていいか聞いている。騎士の人は連れて帰りたかったみたいだが、俺達に懐いている様子なので渋々頷いた。空き缶のようにポイされたからかもしれないが。結構力持ち?


『祖は血脈の息子。()は血脈の後裔(こうえい)也。月の眼を開け、怠惰の王。安息は眠り、屍を晒す──汝、我が子と成りて契りを交わす。血と血の千切り、絶無也。汝に我は問う。()、なりや』


 ユユの魔力が(うた)に乗る。血がどうとか言ってるからか魔法円が赤い魔力で輝いてる。黄金色の文字が宙に浮かび、馬ちゃんに吸い込まれていった。名を刻むってか?


『契り千切れず血と血の(せい)に散らず。千切れ契りの血と血の生を散らす』


 魔法円が馬ちゃんに集束し、消えてゆく。契約終わったのかな。


「ケーちゃん、よろしく」

「なんでケーちゃん?」

「ケルピーだった」


 うん。オーちゃんでなんとなく名付けルール分かってた。それでいいのかケーちゃんよ。


「ケルピーか~……だから地底湖からアノ人出てきたんだねー」

「水陸両用とかケーちゃんはスゴイな!」

「ムッ? お肉、食べたい?」


 そういえばケルピーって人を騙して食うんだっけ……内蔵は残すとかなんとか……そんなんだったような。だとしたらロコの仲間は食べられてないと思う。良かった。


「あのハゲとは契約してなかったのかな?」

「ハゲ……食う? ダメ、お腹壊す」

「食べるつもりだったんだね~……」

「もしかして騙すつもりで騙されたとか? あははは」


 ブルァー言いながら俺をグイグイ押しはじめるケーちゃん。照れ隠しですな? ワカリマス。ナデナデすると短毛のツルリとした毛並が手のひらをくすぐる。


「ケーちゃんはテレカワイイなあ」

「違う、ロコ。怒ってる」

「なんだとコンニャロ~ウ。ぐいーっ」

「ロコちゃんの力って……どうなってるの~?」


 ケーちゃんを押し倒したらみんなビックリしていた。俺だって分かりませんよー。

 テイムしたので一旦ユユんちに行くことになった。従魔の印が必要だし、オーちゃんにも教えなきゃだし? 鞍とかも必要になるのか。

 とか話しながらユユんちに到着。だがしかし、ユユママはケーちゃんに乗るのを硬く禁じた。運動しろってことだね。ユユは体力ないもんなあ。俺とリラに、ユユが騎乗しようとしたらお尻ペンペンしていいと、ユユママから尻ペンライセンスが発行された。


「ムゥゥ……」

「残念だったね、ユユちゃん」

「体力不足を解消できるからイイじゃん」

「ガンバル……」


 オーちゃんもケーちゃんも仲良くね、と撫でて宿に帰ろうとしたら鳥部屋を掃除することになってしまった。はあ、ナルホド? ユユの当番ですか、今日は。逃げ出そうとするユユだったが、ママさんに簡単に回りこまれてしまった。

 お手伝い当番からは逃げられない。仕方がないので手伝ってさっさと終わらせる。するとどうでしょう! なんと出口にはリラママがニコリとスタンバイしているではありませんか。

 つまり、お手伝い当番からは逃げられない。


「ねえ、もしかして朝はボクをダシにして逃げた?」


 リラとユユは顔をスィと背け、ママさんズはテリボースマイル(恐ろしい笑み)を浮かべて頷いた。リラんちのお手伝いは罰当番も含まれ、庭と家の掃除だった。なんでか俺までやる羽目になってしまったが……まあいいか。三時間ほどかかり太陽が飲酒しはじめた様子。俺達は宿に戻って部屋の風呂場に直行した。大浴場は怖かったので避けるのだ。くすぐり地獄の鬼は容赦なしなので。


「痒い所はございませんか~?」


 そんなことを言いながらユユの頭を洗う。絹のような滑らかな髪の毛が指に絡む。おっぱいの先っちょ的な部分を摘むように、頭皮を優しくマッサージする。肩越しに覗くユユのポッチッチは今日もカワイイ。


「ない。キモチィ」

「ロコちゃん、今度は何始めたのー?」

「床屋さんゴッコ」

「あーズルイー、私もやって~?」


 かしこまりましたーと返事をしながらユユの髪を洗い流す。リラは耳が頭に付いてるからお湯が入らないように注意しなくてはな。

 湿らせた髪の毛にマーガリンみたいな石鹸を馴染ませていく。おっぱいの根元から先っちょへ揉みしだくようにたれ耳を優しく洗う。シルクのような艶やかな髪の毛が俺の指を愛撫した。肩越しに覗くリラのポインポインが頭皮を洗う俺の動きに連動してポヨンポヨンして今日もカワイイ。


「ロコちゃん上手っ。気持ちいいよーはぁぁ……」

「そう? アリガト。ほい、耳押さえてー、流すよー」

「ロコの髪、私が洗う」


 私も半分洗うーとリラも参戦。二人は左右に別れて俺の頭を洗いはじめた。迫るおっぱい。高鳴る鼓動。二人のプニプニボディがリラの鼻歌に合わせて揺れている。時折触れる柔肌が俺の脳汁をあふれさせてぇぇェエエエエクセレンッ!


「ブェウッ!? ッエホ、エホッ! なん……急に……?」

「えーっ? ごめんねロコちゃん!」

「ロコ、話聞いてない。よくあること……」

「あれえ? 気持ち良くって、なんか聞いてなかったみたい。ゴメンゴメン」


 だってしょうがないじゃないか……ホントに柔らかいんだぞ? 男にはない柔らかさがプニンプニン当ったらどっかイっちゃうに決まってる。おっぱいの柔らかさってさ、二の腕のプニリとかお尻のフニュリと同じだから自分のを触れって女の子は言うんだけどさ、分かってねえんだよ。男と女の肉の柔らかさって根本的に別物なんだぞ? だからおっぱいの柔らかさは女子のおっぱいを触らないと経験できないんだよコンチクショウ! でも耳たぶは乳首の硬さっていうのはホントだった。

 

「ありがとう! 柔らかありがとう!!」

「何言ってるのロコちゃん」

「お腹空いた。ご飯行こ」


 お金があるとこんな日常が過ごせるのかあ。素晴らしいな!

<所持品>

 財布x4 水袋x2 袋x4 寝袋 ウェストポーチ 油x5 火打石と打ち金

 ロープ15m フック付きロープ5m ピッケル ピトン×4 ショベル

 保存食x7 革製多目的手袋x6 手鏡 応急セット 傷薬x2

 レコーダーと紐付き革製カードケース 雷電用バックパック

 小袋(メモ帳十枚 筆記用木炭 消し木) 鉄棒 鉄のソリ

 ポット コップx3 鉄串x3

 タオル×2 バスタオル×2 歯ブラシx2

 シャツ×3 チューブトップの肌着×2 かぼちゃパンツ×3 大人パンツ×1

 ゴブリンの核宝石x20

<装備品>

 鉄のトンファーx2 解体用ナイフ 火蜥蜴のローブ(耐火、耐斬撃、耐刺突)

 革のグローブ 厚手のシャツ チューブトップの肌着 かぼちゃパンツ ブーツ

 クナイベルト(腕用x2 腰用) 飛苦無x15 石弾x9

<所持金>

 小銅貨x7 銅貨x6 銀貨x7 金貨x8

<雷電 為衛門>

 出力8 耐久10 速度5 制御6 核LV5

--------------------------------------------------------------------------

売却:鉄斧 オール

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名 前:ロコ・T・ルリッタ

性 別:女

年 齢:12才

種 族:H・巌の民(ドワーフ)

所 属:魔法士(マジシャンズ)ギルド

    月影の魔女達(ウィッチーズ)

存在力:7

技 能:生成魔法[AA]

 毒耐性 耐久力強化 存在力吸収量強化 魔力操作

 存在力順応 病気耐性 状態異常耐性

種族特性

 暗視 筋力強化

言 語:母国語 共通語

称 号:ペタン娘魔女(ウィッチ)

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名 前:リラ・ポル

性 別:女

年 齢:13才

種 族:兎の民(ラヴィッシュ)

所 属:魔法士(マジシャンズ)ギルド

    月影の魔女達(ウィッチーズ)

存在力:13

技 能:交霊魔法

 ラヴィッシュ・アーツ

 聴嗅覚情報強化 気配察知 存在力順応

 投擲 存在力吸収 魔力操作

種族特性

 脚力強化 鋭敏聴覚 鋭敏嗅覚

言 語:母国語 共通語 

称 号:ペタン娘魔女(ウィッチ)

---------------------------------------

名 前:ユユ・ヒッティネン

性 別:女

年 齢:12才

種 族:月の民(ルナリア)

所 属:魔法士(マジシャンズ)ギルド

    月影の魔女達(ウィッチーズ)

存在力:11

技 能:使役魔法[魔獣]

 存在力順応 存在力吸収量強化 投擲

 魔力操作

種族特性

 夜目 闇属性

言 語:母国語 共通語 

称 号:ペタン娘魔女(ウィッチ)

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 次回ペタン娘魔女AA(ウィッチダブルエー)第二十四話「かくして、ペタン娘月影の魔女達(ウィッチーズ)は魔法士ギルドを相手取る」にセーットアーップ!

次回は20:00です。

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