7 神と本とステータス2
更新遅れてすみません。
あとこのステータス関連の話大分続きそう・・・
「と、とりあえず外してみたけど、体に変化はない?」
若干顔を赤く染めながら気を取り直し問いかけてきたマイヤ。
俺にロリコンの性癖はないはずだが、さっきの姿を見てしまうと俺まで顔が赤くなってしまうな・・・
平常心・・・平常心・・・・
「ちょっと?人の話聞いてる?」
「っ!!??」
いきなり顔を近づけ覗いてきたので少し焦る葉。
「まぁいいわよ、とにかくステータス見て確認してみてちょうだい。」
「あ、あぁ・・・」
(さっきから頭になにか響いてるな・・・まぁ無視しとこう・・)
そういって葉は【ステータスオープン】と唱えた。
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仁神 葉 16歳 男
レベル:1(0/50) 職業:魔剣士
力:10
魔力:10
体力:10
敏捷:10
物理耐性:10
魔法耐性:10
エクストラスキル:魔武具創造
武術スキル:魔武具術・剣術・言語理解
魔法スキル:付与魔法
称号:=========
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「なにやらいろいろ増えてるな。ステータスの数値に変動はないな、増えてるのは・・・エクストラスキルと武術スキルと称号ってのが増えてるけど読めないな・・・・・」
「しょ、称号はいいのよ!」
マイヤは焦っていたのか大きな声で言ってきた。
(なにを焦っているのだか・・・)
「それにしても、職業の剣士が魔剣士に変化するとは思わなかったな・・・魔武具創造とかいうエクストラスキルまで増えてるし。」
「え?魔武具創造?」
「あぁ、魔武具創造って書いてあるな。」
「ありえないわ・・・・」
ふむ?どうありえないんだ?聞いてみよう。
「どうしてだ?」
「いままでそのスキルを持ってたのって神しかいないのよ・・・?」
「なら、人間では俺が初ってわけか。」
「そうなる・・・わね。普通はありえないはずなんだけど・・・」
「まぁ、そこは勇者クオリティで。」
「なによそのクオリティ。でもあなたのステータス設定したのって私なのよね・・・そんなすごいスキルつけた覚えないんだけど・・・」
そう言ってブツブツとなにやら考えているマイヤ。
(そういえば、職業とか変わったのにステータスは変動してなかったんだよな・・どうなってんだろ・・)
葉は、そう思いながら目の前に浮かび上がっているステータス画面に触れてみた。
「・・・・ん?キーボードが出てきたぞ。なんだこれ。書き換えられるのかな。試しにやってみるか?」
キーボードに手を沿えステータスを書き換えていく葉。
キーボードからはカタカタという音ではなく、ピッピッという電子音が鳴っている。
その音に気がついたマイヤがこっちに近づいてきて声をかけてきた。
「なにしてるの?」
「ん?あぁ、なんか画面に触ったらキーボードでてきて書き換えられそうだったから試しにやってみてる。」
「そう・・・・・って、え?書き換えてるの?」
「そうだが?ちょうど終わったぞ。こんな感じにしてみた。」
そう言って葉は書き換えた自分のステータスをマイヤに見せた。
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仁神 葉 16歳 男
レベル:100(999999/999999) 職業:ウェポンマスター
力:99999
魔力:99999
体力:99999
敏捷:99999
物理耐性:99999
魔法耐性:99999
エクストラスキル:魔武具創造・神具創造・アイテムストレージ(∞)
武術スキル:ウェポンマスター
魔法スキル:全属性魔法・付与魔法・空間魔法・回復魔法
称号:=========
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「ボツね。流石に元に戻すわ。」
「なぜ!?」
「一気にステータスカンスト状態はやりすぎ。っていうかなんで書き換えられるのよ・・・魔剣士ってのも既にチートなのに、ウェポンマスターはないでしょ。」
ぬぅ・・歯がゆい・・・
だが、ただでは転ばぬ!
「ならどこまでならやってもいい?」
「そうね・・・っていうか私が設定するわ。」
ちっ・・・・
葉が内心ふてくされていると、次はマイヤがキーボードを叩き始めた。
「こんなものかしら。見てみてちょうだい。」
「ふむ、どれどれ・・・?」
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仁神 葉 16歳 男
レベル:1(0/50) 職業:魔剣士
力:200
魔力:200
体力:200
敏捷:200
物理耐性:200
魔法耐性:200
エクストラスキル:魔武具生成・アイテムストレージ
武術スキル:魔剣術・双魔剣術・言語翻訳
魔法スキル:全属性魔法・空間魔法
称号:=========
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「チートには変わりないな・・・っていうかステータスの上限ってあるの?」
「レベルは100でステータスの数値は一般的には99999が上限よ。」
「そういや、さっきのやつ見せたときカンスト状態って言ってたな・・・」
「そうよ。でもどうしてあなた自分でステータス書き換えられたの・・?規格外過ぎない?」
「んなこと言われても俺にもわからねぇし。」
実際なんでできたのかいまだに把握できないな。
ここで、マイヤは思い出したかのようにこう聞いてきた。
「そういえば、本の初回封入特典のことなんだけど、願い事を3つまで叶えてあげれるんだけど何がいい?」
・・・・・・そういや初回封入特典なんてものあったな。すっかりわすれてたぜ。
今回も読んでいただきありがとうございます。
思いつきで書いてるだけなので、こうゆう展開がみたいなどという要望がありましたら。コメントに書いていただけると幸いです。