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3 ステータス

今回はちょっと短めです。

相変わらず文章能力はないですが、ご了承ください。((。´・ω・)。´_ _))ペコリ

クラス全員が戦うと宣言したが、葉たちは戦うという本当の意味を知らない。

戦うということは戦争になった時、人を殺すということだ。平和な日本で育った葉たちは戦う事、すなわち人を殺す覚悟など持ち合わせていない。訓練などで剣術などはいくらかできるようになるが、人をいざ殺すとなると必ず身がすくんでしまう。


そのへんは、ヴァルス国王たちも考えていたらしく、まずは自分たちがどんな能力を持っているかを調べ、それにあった訓練をしていくらしい。


葉たちの前にはヴァルス国王ではなく、王国騎士団長のアレン・ギルハイツが立っていた。


「まずは、自分が持っているスキルやステータスを確認してもらう。【ステータスオープン】と唱えてみろ。そうすれば現在自分がどれくらいの強さなのかわかるはずだ。それを今配った紙に書いて提出するように。」


皆一斉に唱え始めた。

「「「「「ステータスオープン」」」」」


ちなみに俺のステータスはこうだ。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

仁神 葉 16歳 男

レベル:1 職業:※剣士


力:10

魔力:10

体力:10

敏捷:10

物理耐性:10

魔法耐性:10


スキル:剣術・言語翻訳


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


(なんか、すごい一般的な感じなんだが・・・・剣士の頭に※が付いてるのが気になるけど。)


この世界のレベル1での平均ステータスはこちら。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

名前 年齢 性別

レベル 職業

力:10

魔力:10

体力:10

敏捷:10

物理耐性:10

魔法耐性:10


スキル 


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


(ふむ、どっからどう見ても平均的な数値だな。なんだよヴァルスのおっさん言ってること違うじゃん。10倍の強さなんて持ってないぞ。あの三人にバレたら速攻でばかにされるな、これ。)


ステータスを書き写した紙を騎士団長のところにまで持っていくと、あからさまに嫌な顔をし始めた。


(おおかた、こいつは使えないなとでも思っているんだろうな。)


俺の次に、リーダー的存在である天上院 暮人が紙をもって現れた。席に戻る前に横目でステータスを確認すると。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

天上院 暮人 15歳 男

レベル:1  職業:勇者


力:120

魔力:100

体力:100

敏捷:100

物理耐性:110

魔法耐性:100


スキル:剣術・槍術・短剣術・言語翻訳・全属性魔法・気配察知・魔力探知


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

まさにチートのオンパレードだった。

それをみた騎士団長はこういった。


「おぉ!さすが勇者様だな!こんな高い能力を持っているとは!」

「いえ、そんなことありませんよ・・・」


天上院は照れながら頭をポリポリと掻いている。

その後次々とステータスをかいた紙を騎士団長のところに持っていくと、


「よし、今日はこの辺にして明日、個人個人の職業に合った武器を選んでもらう。ゆっくり休めよ。」


そう言って、葉たちはメイドやらしつじやらに個室に案内された。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


夜になって夕飯を食い終わった葉は個室でダラダラとしているとふいにトビラがノックされる。


「はーい、どうぞー」

「あの、仁神くん。今いいかな?」

            

そう言って入ってきたのはベビードール姿の渡辺さんだった。

            

(なんて格好をしているんだっ・・・!?誘っているのか?・・・・いやそれはないな。とりあえず部屋に入れようこの場面を誰かに見られたら不味そうだ。)


若干、頬を赤らめながら気にしないように葉はこう答えた。

            

「ど、どうかしたのか?とにかく入ってよ。お茶でも出すから。」

「わかった。お邪魔するね。」


とりあえず部屋に渡辺さんを招き入れ、お茶をだした葉はベッドに腰掛けている渡辺さんにこう問いかけた。


「それで?なにかったのか?」

「いや、そうゆわけじゃないの。ただ、仁神くんが近いうちにいなくなる気がして・・・・っやっぱり何でもない!」

「なんだそりゃ、変な渡辺さんだな。」

「変じゃないもん!っていうか、苗字じゃなくて名前で呼んでよ。」

「いや、それをしたらおそらく俺袋叩きにされるよ?」

「へ?なんで?」


(気づいてないのか・・・・?この子鈍感すぎるだろう。クラスの大半は渡辺さんに気があるはずなのに。)


「まぁ、とりあえずお茶飲み終わったら今日はゆっくり寝なよ。いろいろあったし疲れただろうし。」


「そうだね。ゴキュ・・・ゴキュ・・・お茶ごちそうさま!」


(一口で全部飲みきりやがった。飲んでる姿も絵になるなぁ・・・っといかんいかん。)


「んじゃ、また来るね!」

「あぁ、次来るときはそんな格好してくるなよ。」

「・・・・へ?」

「・・・まさか気づいてなかったのか?」

「・・・早く言ってぉぉぉぉぉぉぉ!!」


そう言って自分の格好を確認し、顔を赤くするとダッシュで自分の部屋に戻っていった。


「まったく、慌ただしいやつだな。」


扉を閉め、葉も眠ることにした。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

渡辺 沙織side


部屋にダッシュで戻った沙織は勢いよくベッドにダイブしながら枕に顔をうずめこうつぶやいた。


「私、なんでこんな格好して葉くんのところにいちゃったの!?うぅぅぅぅぅ・・・・恥ずかしいよぉ・・・・葉くんに嫌われてなければいいけど・・・・・」


    

数日後、葉は姿をくらますことを渡辺 沙織は知るよしもない。

















設定が急展開すぎるでしょうか・・・

急ぎすぎてる気もします。

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