28 旅の準備1
はい、お待たせしました。久しぶりの投稿です。
思ったよりも旅に出る前にやらないといけないことがありました。今回と次回はそれの消化ですね。
では、どうぞ。
※PVが18万件、ユニークが3万7千件、ブクマが400件を到達しました!見てくださって本当にありがとうございます!処女作なのであまり面白くはないと思いますが、これからもどうぞよろしくお願いします((。´・ω・)。´_ _))ペコリ
朝6時頃、王都中に鳴り響く時の鐘の音で葉は目を覚ました。
ゴーン・・・ゴーン・・・ゴーン・・・ゴーン・・・。
「・・・朝か。」
ゆっくりと身体を起こそうとするが持ち上がらない。
「・・・またライラか?」
掛け布団をめくると葉に抱きつくように寝ている二つの姿が見えた。
ライラと沙織だ。
「・・・ひとり増えてるし。」
葉はまだ完全に目が覚めてないので、頭がボーっとした状態だ。
・・・昨日そういえば風呂はいってねぇなぁ。あー、ダメだ。寝起きだから頭が働かねぇ・・・。
すると、ちょうど良く沙織が寝返りを打ち、葉から離れた。
葉はライラをやさしく引き剥がし、起きてないことを確認すると風呂に向かった。
階段の下にマリーが見えたのを確認したが、寝起きの為頭がまだ働いていない。
「あ、ヨウさん。おはようございます!」
「ん?あー、マリーか。おはよう。朝から元気だな。」
「そうゆうヨウさんはまだ眠そうですね。どうしたんですか?」
「あー、昨日疲れて風呂も入らずに寝ちまったから、これから入ろうかと。あ、今空いてるか?」
「そうでしたか。お風呂なら空いてますよ。それにしても、すごく眠そうですね。」
「・・・寝起きなんてこんなもんだ。」
いまだ頭が働いてない状態で一生懸命に言葉を考えた。
「それじゃ、風呂行ってくるわ~。」
「あ、はい。銅貨30枚です。」
「あー、そうだったな。ホイこれ。」
そう言って葉は銀貨1枚をマリーが差し出してきた手のひらに乗せる。
「はい、銅貨70枚のお釣りですね。」
「あー、いいって。とっときな。」
「ですが・・・前にも結構な額をもらっているのでさすがに・・・。」
「なら、後からどうせ入るだろうから、ライラと沙織の分も入れといてくれ。そしたら、銅貨10枚のチップだ。これでいいだろ?」
やっと少し働いてきた頭で計算をする。
葉はマリーの頭にポンッと手を置き、やさしく撫でる。
マリーは目を閉じてうっとりとしている。
「んじゃ、風呂行ってくるわ。」
「あ、はい。転ばないように気をつけてくださいね。」
「あいよ~。」
廊下をスタスタと歩き、風呂の扉をガラッと開ける。
「・・・流石に今日はいねぇか。」
そう何度もカルディナと遭遇したらわざとかと思われそうだしな。
ちゃんと鍵を閉め、適当に身体を洗い流し、風呂に浸かる。
「あ~・・・いい湯だ。目が覚めてきたみたいだ。」
『おはようございます。マスター。』
リラ、おはよう。バハムートとほかの奴らもおはよう。
『おはようじゃ。ところで葉、まだ雷と聖の精霊器しか作っておらぬが他はどうするんじゃ?』
あー、考えてなかったなぁ・・・。どうするか。
『まぁ、ゆっくりと考えるがよい。我らはお主と一生共にいるのじゃから。』
そうだな。でも、あって困るわけでも無いだろうから早めに決めておくよ。
さて、そろそろのぼせそうだし出るか。
風呂に入ったんだし、着替えるとしよう。たしかライラに選んでもらった服は【アイテムボックス】の中に入れたはずだな。えーと・・・。
葉は全裸のまま【アイテムボックス】の中に腕を突っ込みボックスの中をゴソゴソと手探りで探す。
【アイテムボックス】の中もごちゃごちゃしてきたなぁ・・・。ソート機能とかつけれないかな。んでウィンドウもしくは端末でも可だな。で表示して選択したものを排出みたいな感じに・・・
『それこそ精霊器で作れば良いのではないか?』
作れるのか?リラ。
『そうですね・・・そこまでの機能となると全属性くらいの精霊器が必要になるかと。』
バハムート、お前精霊器っていくつ作れる?
『そうじゃな・・・ざっと2つくらいかの。葉の試験の時に大分消費してしまっておるからそれくらいじゃ。』
大分消費したって・・・あ、服あった。どれくらい消費したんだ?
『数値で言うならば、2億くらいかの。』
うわぁ、あのバリア燃費悪すぎだろ。
『その分、強度と持続性はいいんじゃぞ?あのバリアは10秒あたり1万位の消費じゃが。』
ってことは、あのバリア割るのに200秒もかかってたのかよ・・・。結構時間かかったな。次やるときは100秒くらいに縮めたいな。
『今のステータスならパンチ数発で割れる気がするが・・・。まぁそれは良いとしてだ。その【アイテムボックス】の追加機能とやら、作るかの?』
そうだな・・・この際作るか。リラ頼んだ。
『了解しました。今回の作業時間は約1週間かかってしまいます。』
そんなに時間かかるってことはそれなりにすごい物ってことか。
『はい。それと、端末はどうゆう形にいたしますか?』
そうだな・・・腕輪でウィンドウ表示って方法もありだが、スマホ型にしよう。
『了解しました。さっそく取り掛かりますね。』
よろしく。
さて、俺はこのあとはどうするかな。
とりあえず、出したはいいけど放置した服を着ようか。
カチャカチャ・・・・ゴソゴソ・・・・シュルッ・・・・。
よし、まずは部屋に戻って二人がまだ起きてなかったらなにか新しく武器を作るか。
風呂場を出て、部屋へ向かう葉。
その途中でまたもやマリーと遭遇した。
マリーは洗濯の途中のようで、かごを両手で持ちながら歩いていた。
「あ、葉さん。目覚めましたか?」
「おかげさまで。バッチリ目が覚めたよ。」
「それはなによりです。あ、朝ごはんはまだなので、出来たらお部屋に呼びに行きますね。」
「あぁ、頼んだ。今日も美味しいのを期待してるっておっちゃんに伝えておいてくれ。」
「はい!分かりました!伝えておきますね。」
「よろしくー。」
葉は片手を上げ、階段を上り部屋へと向かった。
「二人共まだ寝てるかな・・・?」
そっとドアを開け、中を確認するとライラと沙織は同じ姿勢で見事に寝息をたてていた。
「まだ寝てるみたいだな。起きるまでいろいろと武器を作ろう。」
さて・・・・(ニヤリ)
『魔剣創造』!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
名前:入力してください
武器カテゴリ:選択してください▼
属性:選択してください▼
特殊能力:選択してください▼
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
何から作ろうか。そうだ、このまえ新しく追加されてた銃剣作ってみよう。
銃剣って言えば、俺が真っ先に思いつくのはF〇のス〇ールが使ってるガンブレードだな。
それをモチーフにしようか。
よし・・・属性は何にするか・・・まだ作ったことのない属性は・・・氷と土と光と聖と闇だな。
どうするか・・・。
『マスター・・・・土属性の武器作って・・・・。』
・・・その声はフェンリルか?土属性はそうだな・・・大剣で作るから後でな。
『わかった・・・。あと・・・銃剣は・・・銃と剣が合わさってるから・・・・・。』
・・・つまりは、属性が2つ付けれて能力数も10付けれると?
『・・・・そう。』
それは、いいことを聞いた。サンキュ、フェンリル。
『マスターの役に立てたなら・・・・いい。』
お礼に今度、バハムートと一緒に出してご飯作ってやるよ。
『・・・ほんと?』
あぁ、近いうちにな。
『・・・ありがと、マスター。』
おう。
さて・・・2つ属性付けれるのか・・・どうするか。
属性は・・・光と聖だな。能力はどうするか・・・不壊は必須項目だとして、あとは何が必要だ?
たしか、ガンブレードの弾は実際に撃ってるわけじゃなくて、その撃ったときの火薬の炸裂による振動で斬撃の威力を増大させるんだったかな。
でも、弾も撃てるようにしたいよな。うーん・・・だとしたらガンブレードじゃなくて、ライ〇ニングさんの変形機構付デュアルウェポンみたいにしたほうがいいのかな・・・?うーん・・・そうするか。
んで刀身は両刃じゃなくて片刃の直刀にしよう。刀は浪漫ってね。刃長はだいたい1mかな。銃の方は何にするかな・・・自動式拳銃でいいか。
変形機構って特殊能力なのか?・・・・お、あるじゃん。能力なのか、これ・・・。
能力の項目をスクロールしているとふと目に付いた能力があった。
お?魔力弾ってなんだ?
『それは、弾を魔力弾にするようですね。発砲すると気に魔力を弾として使います。』
リラ先生、ナイスタイミング。なるほど、だから実弾じゃなくて魔力弾ってわけか。撃つ度にどれくらい消費するかによるかな。
『微々たるものです。1発あたりMPを1消費します。』
燃費いいな。OK、採用しよう。
『自分の意思によって込める魔力も変えれるので、マスターの全魔力を込めると星が吹き飛びます。』
・・・絶対やらないからな。
『ぜひそうしてください。ちなみに込める魔力を500とすると村が一つ吹き飛ぶくらいですね。』
・・・取り扱いには気をつけます。
『はい。では、精霊器製造作業に戻りますね。』
了解。ありがとな。
さて・・・魔力弾か、込める魔力を間違えないように気を付けよう・・・。普段は消費1にしよう。
他も決めないとな。
どうするか・・・10個も能力必要か?いやでもせっかくだからいろいろつけたいよな・・・。
能力の欄をスクロールし、なにか気になる項目はないかと探す。
なかなか見つからないなぁ・・・。
ん?なんだこれ。【装飾化】?アクセサリーにできるって事か。持ち運びに便利な能力だな。つけてみるか。ほぅ、アクセサリーの種類も決めれるのか。なんにするかな・・・リストバンドが動きを妨げなくていいかな。使用方法は後でリラに聞いておこう。
よし、次だ。
これで何個になった?5個か。なかなか10個って埋まらないな。
そうだ、このまえライラの時につけた【(名前)専用】ってやつを確かめてみるか。これもつけてやっと6個か・・・後4個何にするかな。
そういや、紅につけた【炎纏】みたいな能力ないかな。・・・・お、あった。【光刃】か。聖属性のはないのかな?
『聖属性の基本は防御と回復なので攻撃用の魔法ではありません。なので攻撃としては使いえないと思いますよ。アンデット系の魔物になら絶大なダメージを与えれますが。剣に纏わせた場合、仲間を切ると回復できたりもします。銃の形態でも同様ですね。』
『光属性は魔族に良く効いたりするわ。使い方としては光を集めて光線として放射したりと攻撃もできるし、光で相手の目を眩ませたりなんかもできるわね。』
白虎とテュポーンか。教えてくれてサンキューな。
そうか、なら聖属性の【聖纏】の方がいいかな?あ、そうか。10個もあるなら光と聖の攻撃できる能力入れるか。聖は【聖纏】でいいとして、光はどうするか・・・お、【飛刃】の光版みたいな【光刃】ってやつあった。これにしよ。
これであと二つ・・・。迷うなぁ・・・。
チラリとベッドの方を見るが、二人共まだ起きる気配はない。
にしても、二人共全然起きないな。そうとう疲れてたんだろうな。まだ寝かせておいてやるか。旅にでるのもそんなに急いでるわけじゃないしな。
さて・・・あと二つ、なににしようか・・・。【軽量化】はいるかな?いや、俺しか使わないんだし特に必要ないか?ステータス的に考えて軽くしたら一撃も軽くなってしまう。・・・剣速でどうにかなりそうだけど・・・。うーむ・・・。
だめだ、全然思いつかん。
葉は頭を両手で抱え唸る。
どうしたものか・・・・。
剣の能力はこれでいいとして、あとは銃の能力だな。【威力増大】・・・はつけたら絶対まずいよな。なら【貫通力増大】付けるか。
あと1つ・・・。
迷うなぁ・・・。銃の能力でいいものはないか・・・。
むぅ・・・・お、これなんだ?・・・【ヒールバレット】?は別に【聖纏】しながら【魔力弾】撃てばよくないか?却下だな。次。
・・・お、これ良さそうじゃないか?【MP回復速度上昇】だって!これいいじゃん!
さて、やっと決まったぞ。こんなもんでいいよな。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
名前:白夜
武器カテゴリ:銃剣
属性:光・聖
特殊能力1:不壊
特殊能力2:切れ味増大
特殊能力3:変形機構《片手剣⇔拳銃(自動式)》
特殊能力4:魔力弾
特殊能力5:装飾化 《リストバンド》
特殊能力6:仁神 葉専用
特殊能力7:聖纏
特殊能力8:光刃
特殊能力9:貫通力増大
特殊能力10:MP回復速度上昇
作成
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
グッジョブ!それにしても、10個とか全然うまんなかった・・・しばらく銃剣は作らんぞ。必要な場合はその限りじゃないけど。
では、作成をポチッとな。
瞬間、制作ウィンドウに亀裂が入り砕け散った。空気中に砕け散った破片が葉の目の前をめがけ一つに集まり、形を成していく。最後の破片も集まり、淡く光を放つ武器の柄を葉が握ると光が霧散し、完全に武器と成った。
新たな武器、"白夜”は白をベースに黄蘗色で模様が描かれており、とても美しい武器だった。
これ、俺が持つのはなにか違う気が・・・まぁいいか。えーと・・・これが変形機構のスイッチかな?これをひねると---
葉は試しにセレクターを捻ってみると、一瞬で剣モードから銃モードに変わった。
---おぉ、こんな感じなのか。なるほどね・・・変形の時間も一瞬だし戦闘中にも使えそうだな。
"白夜”でいろいろと試していると、ベッドの方から声が聞こえた。
「う・・・う~ん・・・んにゃ・・・・。」
どうやら、ライラがそろそろ目を覚ますようだ。
ライラは目を薄く開き、何かを探すようにキョロキョロと辺りを見渡しているので、葉は小さな声で話しかけた。
「起きたか?ライラ。」
「・・・ヨウ?ん・・・頭痛い・・・。」
完全な二日酔いですね。
「お前、昨日の宴会で酒飲んでべろんべろんに酔っ払ってたから多分その頭が痛いのは二日酔いだな。」
「・・・・うー・・・途中からの記憶が飛んでる・・・。」
うわぁ、大分酔ってたみたいだな。これからはライラに酒は飲まさないようにしないとな。
「ほれ、とりあえず顔洗って目覚まして来い。」
「ん・・・。」
ライラは片手で目を擦り、もう片方の手で頭を抑えながら洗面所へとゆっくり歩いて行った。
「ライラは起きたが・・・沙織はまだ起きねぇな・・・。寝すぎだろ。もう7時だぞ?」
午前6時の鐘がなってから、すでに1時間経過していたのを腕時計で確認しながら葉はそんな風につぶやいたが、沙織はいまだ綺麗に寝息を立てぐっすりと眠っている。
「このまま何事もなく、王都から出られるといいんだけどな・・・。」
葉は、顎に手を当てながら少し考えるが、洗面所からライラが出てくる音がしたので考えるのをやめた。
「目、覚めたか?」
「ん・・・相変わらず頭は痛いけど・・・。」
「そうか・・・うーん・・・とりあえず、【ヒール】。」
ライラを指差し、聖属性魔法で回復系魔法をかけてみた。
「・・・大分楽になった。ありがと。」
「気にすんな。それより、沙織どうするか・・・。」
「ベッドに縛り付けて放置?」
「それはやめろ。っておい、その手に持ってるロープはどこから持ってきた。」
「どこだと思う?」
「知るか、とりあえず没収。」
「あ・・・。」
ライラの手に持っていたロープを取り、すぐさま【アイテムボックス】の中に投げ入れた。
「・・・ケチ。」
「・・・本気でやるつもりだったのか?」
「半分冗談。」
「半分は本気だったんだな・・・。」
葉は苦笑いをいていると、ベッドの上で動きがあった。
「ん・・・ふあぁぁあ・・・・ん?葉君?どしたの?」
「沙織、やっと起きたか。おはよう。ぐっすり眠れたか?」
あれだけ寝て、寝たりないとか言ったら・・・・笑うしかねぇな。
「バッチリだよ。それより、今何時?」
「今か?今は---」
腕時計で時間を確認すると、長針は5を指し、短針は7を指していた。
「---7時25分だな。」
「私、大分寝てたんだね。アハハ・・・。」
「まぁ、それはいいが。とりあえず、昨日風呂に入ってないんだから入ってきたらどうだ?ライラと一緒に。・・・・ライラ、心底嫌そうな顔をするな。ほれ、入ってこい。ライラは場所わかるだろ?」
「・・・お金は?」
「先に俺が払った。気にせず行ってこい。」
「・・・了解。」
さて、二人が風呂に行ってる間、俺はなにをしようか。
『では、少しお話をしましょう。』
お?リラ。作業はおわったのか?
『デザインは私の仕事ですが、作成は精霊たちの担当なので私の仕事は終わりました。』
なるほど。あ、そうだ。聞きたいことがあったんだ、"白夜”に【装飾化】って能力をつけたんだけど、これどうやって使うんだ?
『ちょっと能力を見ますね。・・・・【専用】もつけているようですが、検証はできましたか?』
あ、やってない。たしか、ライラは持ったらわかるって言ってたな。
壁に立てかけて置いておいた"白夜”を手に持つと、頭の中にこの武器をどう使ったらいいのか、どうゆう能力が使えるのか、どうやってその能力を使うのかが流れ込んできた。
なるほど・・・。でもさっき持ったときはこんなことはなかったぞ?
『ちゃんと意識したからではないでしょうか。』
ふむ・・・そんなものか。でもだいたいわかった。時間をとらせて悪かったな。
『いえ、今はすることがないのでまたなにかわからないことがあったらおっしゃってください。』
そうするよ。
『銃剣を使うのに1本というのも寂しいですね、もう一本作ってみてはいかがでしょう?』
もう一本か・・・属性とあと能力を少しいじればいいか。
【魔剣創造】。
属性を氷と闇にするか。んで、【聖纏】のところを【闇纏】に変えて・・・【光刃】を【氷刃】に変えれば・・・完成。
よし、こんなもんだろう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
名前:極夜
武器カテゴリ:銃剣
属性:氷・闇
特殊能力1:不壊
特殊能力2:切れ味増大
特殊能力3:変形機構《片手剣⇔拳銃(自動式)》
特殊能力4:魔力弾
特殊能力5:装飾化 《リストバンド》
特殊能力6:仁神 葉専用
特殊能力7:闇纏
特殊能力8:氷刃
特殊能力9:貫通力増大
特殊能力10:MP回復速度上昇
作成
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
これでいいか。よし、作成。
瞬間、作成ウィンドウがひび割れ、砕け散る。目の前に砕け散った破片が集まり、武器の形を成していく。すると、黒く淡く光っているので柄を握ると、光が霧散しずっしりとした感触が手に感じられた。
"極夜”は、"白夜”と形と模様は同じだが、色が違った。
黒をベースに、模様は白縹色、縹色系統の中でもっとも淡い、青みを含んだ白色で描かれていた。
・・・なんか、かっこいい!
両方ともリストバンドで常時装着してよ。
「【待機】」
葉が、両手に持っている銃剣に向かい【装飾化】させるための詠唱を唱えると、"白夜”は白く光りを放ち、"極夜”は黒く光を放ち、リストバンドへと姿を変え、葉の両手首に装着された。
「便利だな、これ。」
そこにタイミング良く、ライラと沙織が風呂から戻ってきた。
「「ただいまー。」」
「おう、おかえり。さっぱりしたか?」
「おかげさまで。このあとはどうするの?昨日行けなかった食材の買い出し?」
「そうだな。ひとまずは食材の調達だな。時間に余裕があったらあとは沙織の替えの服も買いに行かないとな。」
「そういや、そうだね・・・。服かぁ・・・迷うなぁ・・・。」
「5着までな。」
「了解。とりあえず、行こっか。」
「おう。ほら、ライラも行くぞ。」
「ん、わかった。」
部屋を出て、宿屋のエントランスまで下りてくると、カウンターに女将さんが新聞の様な紙をみながら座っていた。
「女将さん、ちょっと出かけてくる。」
葉はそう言って鍵をカウンターに置いた。
「あいよ、鍵は預かっておくさね。何しに行くんだい?」
「食材調達と服を買いに行く。」
「新しい娘のかい?」
「おう。」
「そうかい、外に出るなら気をつけな。昨日の報酬を狙ったチンピラ共が多分そのへんをうろついてるだろうからね。それと、食材なら、うちにも少し余ってるのがあるさね。それでいいなら持って行きな。」
「チンピラなら大丈夫だ。来たら二度とそうゆうことができないようにいろいろやるつもりだから。食材は探しに行って足りなかったらもらうよ。」
葉は、腰にさしてあった無限に手を置き応えた。
「あんた、顔に似合わず恐ろしこというねぇ。」
女将さんは、口元をニヤリと浮かべ、言った。
「そうかな?まぁいいや、とりあえず行ってくるよ。」
「あぁ。行っといで。あ、朝ご飯はどうするんだい?」
「あ、忘れてた。食べてから行くよ。」
「そうしな。」
葉とライラ、それと沙織はひとまず食堂に向かい、朝飯を食べた。
ちなみにメニューは、スクランブルエッグとハムとサラダだった。今回も非常に美味しかった。
「さて、いくか。まずは食材だな。二人共なにが食べたい?」
「私は葉君がつくったものなら---」
「なんでもって言うなよ?それ一番困るやつだから。」
「---じゃあ、オムライスかな。」
「了解。ライラは?」
「私は、葉を食べたいかな?」
「「ぶっ・・・・。」」
思わず、吹いた。沙織も一緒に。
そんなことを言われる要素がどこにあったのか全くわからない。
なんでだろう?
「・・・ライラ?今は料理の話をしてるんだが。」
「料理だったら、肉じゃがが食べてみたい。」
「わ、わかった。」
「それと、デザートに葉も---」
「ライラちゃん?お話、しようか?」
・・・あ、この状況めっちゃ逃げたい。沙織さん怖いっす。顔は笑ってるのに、目が笑ってないです。
「・・・望むところ。」
おっと・・・ライラさんも目がマジですね。二人共怖い・・・・。これどうしよ。
「ライラちゃん、とりあえず抜けがけは禁止ね?」
「それは、協定?それとも命令?」
「ふふ・・・どっちがいい?」
「どちらにせよ、断る。」
あぁ・・・二人の背後に龍と虎が見えるよ・・・・。
『はやくなんとかせんと時間がなくなってしまうぞ?葉。』
おっと、そうだった。
「二人共、とりあえず食材と服買いに行くぞ。」
二人は、チラリとこちらを見るとまた互いを見合い、同時にこういった。
「「後でゆっくりと。」」
ふむ、なにをそんなに話すことがあるのだろうか?
『鈍いのぉ・・・。』
へ?なにが?
『そうゆうところじゃ。』
うん?・・・・・ダメだ。わからない。まぁいいか。
「んじゃ、行くぞ。まずは卵に野菜類からだな。」
「わかった。」
「了解。」
食堂を出て女将さんにも伝えておく。
「女将さん、それじゃ行ってくる。」
「あぁ、気をつけて行っといで、夕飯までには帰ってくるんだよ。」
「わかってるよ。んじゃ。あ、それと紙一枚とペン借りるね。」
「あいよ。」
買ってくる食材書き出しておこう・・・・・・こんなものか。
えーと・・・宿から出たはいいけど、どこで売ってるのかわからないな。
リラ、ナビゲート頼んでもいいか?
『大丈夫ですよ。ではまず左方向に進んでください。-----------』
約数分、リラのナビゲート通りに進むと、市場のようなところに着いた。
『ナビゲートを終了します。』
あぁ。ありがとう。
「さて、俺は肉と魚介系を見てくるからライラと沙織は卵と野菜を見てきてくれるか?これ買ってくる物のメモな。」
「了解。これに書いてある通り買ってくればいいんだよね?」
「あぁ。金は、これくらい渡しとく。」
そう言って葉は金貨を2枚、沙織の手のひらに乗せた。
「それで買ってきてくれ。集合場所はここな。」
「ん、了解。」
「んじゃ、また後でな。」
葉は一人、ライラと沙織と別れ、市場の中を回り始めた。
「さて、まずは肉から見るか。どこだ?・・・・あの辺かな。行ってみよ。」
人ごみをかき分けながら市場を進むのは大分、困難だ。目的のところにつくまでに5分もかかった。
「ふぅ、人ごみはやっぱり嫌いだな・・・。さて、なにがあるかな・・・。これが牛で・・・これが豚・・・こっちが鶏か。各種、数gずつ在庫に入れとくか。おばちゃん、各種300g頂戴。」
「あいよ、100グラムで銀貨1枚だよ。12種類で合計で銀貨36枚だ。」
「ほい、ピッタリあるか?」
「ちょっと待ってな・・・・・あいよ、ぴったし36枚だ。毎度あり!」
とりあえず、肉類はこれでいいな。あとは魚介類か。
手に持ってるこの肉たちを【アイテムボックス】に放り込みましてと、さぁ行こう。
魚介類は・・・あっちっぽいな。あぁ、また人ごみかき分けながら行かないと・・・。
~~~数分後~~~
「やっとついた・・・。人多すぎだろここ・・・・。」
やっとの思いで魚介類の売っているところまでたどり着いた葉。
「何があるかな・・・。マグロ?っぽいやつの赤身に、これはサーモンっぽいな。こっちの貝はどう見てもホタテだし・・・この世界、だいぶ俺らの居た世界とおんなじじゃね?じいちゃん、これとこれ、あとあれをくれ。」
「はいよ、この貝はどれくらいじゃ?」
「100gくらいで。」
「はいよ。ちょっと待ってな。・・・とりあえず、貝に烏賊じゃ。こっちの鮭じゃが、このままでいいのか?」
「あぁ、大丈夫だ。解体なら自分でできるから。」
「そうかい。なら合計で銀貨ピッタリ50枚じゃ。」
「はいよ。数えてくれ。」
「・・・・ピッタリ50枚。毎度あり!」
これでこっちは終わったかな?そういや野菜系は頼んだけど、キノコは頼んでないな。マッシュルームとか椎茸でも探しにいくか。
とりあえず、鮭の尻尾もって【アイテムボックス】にポーイ。貝系も袋ごとポーイ。
よし。きのこっこっこ~(ry)
数分すぎてやっと、キノコ発見。
うわぁ、何あの緑色のキノコ。1Upでもしちゃうんですかね?
欲しいのは椎茸とマッシュルームと・・・あとはキクラゲかな?
「おっさん、椎茸、マッシュルーム、あとキクラゲを二個ずつ頂戴。」
「あいよ、合計で銀貨34枚だ。」
「ほい、数えてくれ。」
「いや、数えなくてもわかる。俺のこの筋肉が銀貨34枚の重さを覚えているからな!がっはっは!」
あ、この人、筋肉大好きマンの人だ。
「そうなんですか、ではこれで。」
「まてまて、俺のこの筋肉の素晴らしさをだなぁ・・・。」
「いえ!結構です!それでは!」
こうゆうのはダッシュで逃げるに限る。
さて、走ってるうちに集合場所まで戻ってきてしまった。
しょうがない、二人を待つか。
この時間で仲直りしててくれればいいんだけどなぁ・・・。
はい、今回もいかがだったでしょうか。ファンタジー系なのにだんだんネタ系になってきてる気がしますね。気のせいだと思いますが。
それにしても、しばらく見ないうちにPVとかいろいろかなり増えててびっくりしました。かなりの上昇っぷりにびっくり仰天です。これからもどうぞ温かく見守ってください((。´・ω・)。´_ _))ペコリ
※武器とか言葉で説明されてもわかりにくいと思うので、武器のイラスト絵書いてくれる人募集します。(作者は絵が下手で剣とか書いても木の棒みたいになります・・・。)




