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23 買い出し1

はい!お待たせしました!

今回も、ちょっと長くなってしまい分割します・・・orz

※PVが85000、ブクマ件数が300件に到達しました!本当にありがとうございます!(PVがやっぱり1話で1万位伸びてる気がする・・・。嬉しいです!

 朝の鐘が王都中に響き渡る。

 ゴーン・・・ゴーン・・・ゴーン。

 それを合図に葉は目を覚ますとお腹あたりに柔らかい感触を感じている。


 バサッと掛け布団をめくるとパジャマ姿で葉に抱きついているライラがいた。


「どうして、こんな状況になってる・・・・。」


 いやいやいや、言い訳をさせてくれ。

 結果から言うと、俺は昨日あのあとおとなしく寝たはず・・・。


 うん!俺は襲ってない!絶対襲ってない!たぶん・・・・・・。

 た、たぶんライラが寝てる間に寝ぼけてこっちに来たんだろう。きっとそうに決まってる!。


 と、とりあえずだ・・・。起こさないようにゆっくり離れよう。


「うーん・・・逃げるなぁ~・・・。」


 その瞬間、ぎゅっと掴まれる。

 結果、柔らかいものがさらに押し付けられる。


 ちょっと!?ライラさん!?あなた起きてるんですよね!?俺をからかってるだけですよねぇ!?


「すぅ・・・すぅ・・・つかまえた~・・・すぅ・・・。」


 ・・・・・ガチめに寝ぼけてるだけっぽいですね。

 けど、抱きつく力変わらないし・・・。無理やり引っぺがすのは・・・なしだな。ステータス的にどうなるかわからないし。

 

 どうしよう・・・困った・・・。起きるのを待つか?

 いや、それだと起きたときの反応が怖い・・・。面白そうではあるが。

 いやいや、そうじゃなくてな・・・。


 そんなことを考えていると、頭の中で声が響く。


『なかなか面白いことになってあるの。葉。』


 バハムートか。おはようさん。面白いって言うけど、俺これどうしたらいいですか?


『あぁ、おはよう。どうしたらいいって私に聞かれても困るのじゃが・・・。』


 これ、絶対ライラが起きた時にビンタされるオチだよね?俺はわかってるよ?


『そうとも限らんぞ?もしくは逃げ出すかじゃな。』


 それはそれで厄介だなぁ・・・・。

 どうしたものかなぁ・・・・。


『それはそうと葉。リラ殿が車が完成したと伝えてくれと頼まれての。』


 おぉ、もう出来たか。流石だな。仕事が早い。

 てか、伝えてくれって、リラは今なにかしてるの?


『リラ殿は最終試験をしとるの。』


 へぇ。試験か・・・いまどんな感じか簡単に説明できる?


『えーと・・・リラ殿が車を運転していて』


 ふむふむ、それで?


『麒麟を全速力で追い掛け回しとるの。』


 ふむふむ・・・え?

 

『麒麟を、車で、全速力で、追い掛け回しとる。』


 そっちでなにしてんの!?なんでそんなおもしろそうなことしてるのに呼んでくれないのさ!?


『いや、こっちに入ってこれんじゃろうが。』


 そうだった!クソッ・・・!そんな面白シーンを見れないなんて・・・一生の不覚・・・。


『そこまで悔しがることか・・・。』


 あたりまえだろ!どうにかして、今度はそっちに入れるようにしないと・・・。

 俺の中だから入れないことはないと思うんだがなぁ・・・精神だけ持ってけばどうにか行けるか?だが、精神をどうやって持っていく・・・?魔法?そんな魔法できるかなぁ・・・。今度やってみよ。


『そんな真面目に考えんでも・・・。』


 精神をこの体から離すのは、闇魔法で出来るかな・・・・?うーん・・・・。


『人の話聞いとらんし。』


 うーん、うーんと頭を抱えているとライラが突然動く。


「うーん・・・・。スゥ・・・スゥ・・・。」


 ビクッ・・・・。

 あっぶねぇぇぇぇぇ!起きたかとおもったぁぁぁ!


『起きてくれた方が好都合だったのでは?』


 おまっ!俺を殺す気ですか!?そんな状況になったら俺どうなるかわかんないよ?心臓壊れちゃうよ?


『ハッハッハッ!化物地味たステータスをもっておるくせに何を抜かす。我を笑い死にさせるつもりか?』


 それこそ冗談だろ?オールステータス測定不能のくせに。


『測定不能というだけで限界はちゃんとあるのじゃぞ?それに、今のステータスだったら、我の方が我の方が劣っているかもしれんしのぉ・・・。』


 絶対嘘だろ。


『まぁ、嘘じゃが。』


 くそぉ!覚えてろよ!絶対ボッコボコにしてやる!


『クフフ、楽しみにしておる。せめて、次は一撃でバリアを壊せるようにはなっていて欲しいものだ。』


 あのバリアを一撃で!?ふっざけんな!せめて3発にしろ!


『3発とは大きく出たものだな・・・。』


 そのためにはもっと強くならないとな・・・。レベルアップはステータスを伸ばす意味では一番の効果があると思うが・・・。それ以外にも、戦闘に慣れていないのもあるな・・・。


『せいぜい励むがよい。それより、葉。そろそろ、その小娘が起きるぞ。』


 ッ!?そうゆうの早く言えよ!

 早めにベッドから降りておこう・・・。ちょうど、さっきライラが寝返りしたときに、抱きつくのをやめてくれたし。


 起こさないように、慎重に・・・。

 よし!ライラの様子は・・・?


「スゥ・・・・スゥ・・・・。」


 なおよし!よく眠ってらっしゃる。

 

 さて、これからどうするか・・・。

 今日は、ライラと服を買いに行くから、その時俺用の服も買うか。気に入るものがあればいいが・・・。

 それ以外にも旅するためものがいろいろと必要だな・・・。


 ベッドから降り、隣に置いてある椅子に座りながら試行錯誤していると


「うーん・・・ヨウ~?どこ~?」


 ライラがやっと起きたようだが、まだ寝ぼけているようだ。


「やっと起きたか?寝ぼすけめ。おはようさん。良く眠れたか?」


 そう聞くとライラは目をこすりながらこう返してきた。


「ヨウいた~。おはよ~・・・。良く眠れたよ~。」


 まだ寝ぼけてるなこいつ・・・。


「早く起きて、顔でも洗ってこい。」

「は~い・・・。」


 ライラはあくびをしながら、部屋についてる洗面所に歩いていく。


「顔洗って目覚ましたら飯食いにいくぞ~。」

「ふぁ~い。」


 そういえば、ライラってどんなステータスを持ってるのかな?これから一緒なんだし、見ておいても損はないよな。

 よし、【万物鑑定】!対象ライラ!


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ライラ=グレーティア 15歳 女 種族:エルフ

レベル:20(50/600) 職業:弓使い(アーチャー)


HP:800 MP:1500

力:200

魔力:750

体力:350

敏捷:500

物理耐性:250

魔法耐性:200   


固有スキル:

エクストラスキル:鷹の目

武術スキル:弓術・短剣術・細剣術

魔法スキル:風属性魔法・水属性魔法・精霊魔法


加護:シルフの加護

称号:

契約精霊:シルフ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 おぉ!流石エルフ!魔力がずば抜けて高いな。てか俺の一つ下かよ!


『ほぉ・・・なかなか強いではないか。』

『へぇ~シルフかぁ~なかなか強い子と契約してるんだね、この子~。』


 おや、ガルーダ。シルフってわかるの?


『むっ、私を誰だとおもってるの~?これでも風の神獣なんだよ~?』


 そりゃ、悪ぅござんした。それで?シルフってのはどんなやつなんだ?


『えっとねー、シルフはランクで言うとSランクの子かな。』


 つよっ!シルフ強いな!


『まぁ~シルフは神獣の下位の精霊王って呼ばれてるからねぇ~。』


 へぇ~・・・ちなみにほかの属性だと精霊王って何がいるんだ?


『それは我が答えよう。火属性だとサラマンダー、水属性はウンディーネ、風属性は小娘の精霊だからわかるな。土属性だとノーム、氷属性だとジャックフロスト、まぁ見た目は雪男じゃな。雷属性はドレイクという、一言で言えば暴れ竜じゃな。光属性はペガサス、翼が生えた白い馬だと考えればよい。聖属性はカーバンクル、頭に宝石をつけた小動物じゃな。最後に闇属性はヨルムンガンドという・・・大蛇じゃな。』


 なんだよ最後の間は・・・。それにしても、精霊王なんて位もあるのか・・・。


『いや・・・なんだ・・・ちょっと竜か蛇か迷っただけじゃ・・・・。』


 いや、迷っちゃダメだろ。神獣王様?

 

『神獣王だって、全ての精霊を把握しておるわけではない!』


 そ、そうですか・・・。そりゃ悪かったな。


 いろいろと教えてもらっているうちにライラが準備を終えたようで、話しかけてくる。


「ヨウ~。準備おわったよー!」

「おう、完全に目覚めたようだな。改めておはよう、ライラ。」

「おはよ。ご飯食べにいこ?」

「あぁ。腹減ったしな。今日のメニューはなにかねぇ・・・。」

「楽しみだね!」

「そうだな。あ、鍵閉めてくから、先下行ってろ。」

「はーい。」


 そう言って、ライラはトタトタと小走りで階段を降り、葉は部屋からでて鍵を閉め、食堂に向かう。


 そして、食堂につきライラの居る席の対面に座り、大声で厨房に向かい言う。


「おっちゃーん!2人分の朝食よろしくー!」


 すこし間が空き、厨房から声が帰ってくる。


「あいよ、坊主!ちょっとまってなー!」


 そんな声が帰ってくると、おっちゃんの娘、マリーが水の入ったコップを2つ持ってくる。


「お水どうぞ~。」

「お、サンキュー。」

「たしか、ありがとうでしたっけ?その言葉。」

「おう、合ってるぞ。」

「ふふっ、どういたしまして。ご飯くるまでおまちください。」


 そう言ってペコリとお辞儀したあと、ペタペタと歩いて行った。

 マリーが出て行ったのと同時に、おっちゃんがトレイを2つ持ってくる。


「へい、お待ち!今日の朝食のメニューはスクランブルエッグとハムとパンにサラダだ!たくさん食えよ!」

「おぉ!こんな金色に輝くスクランブルエッグ・・・初めて見た!めっちゃうまそう!」

「今日もおいしそうです!」


 葉とライラがそろって褒める。


「そんなおいしそうにしてくれると作りがいがあるってもんだ!ほれ、ハムをもう一枚ずつサービスだ!」

「おぉ!ありがと、おっちゃん!」

「ありがとうございます!」

「ゆっくり食いな!」

「おう!」

「はい!」


 と、返事をするといきなり食堂の入口がバンッと大きな音を立てて開かれる。

 そこに立っていたのは・・・


「・・・・ちょっと!なんで昨日こなかったのよ!」

「あ・・・。」

「あ、じゃないわよぉぉぉぉ!ずっと待ってたんだからね!」


 そこに立っていたのは、昨日の朝、風呂場で着替えを覗いてしまった人だった。


「私がどんな気持ちで待ってたかわかる!?わかるわけないわよねぇ!?」

「わ、悪かったって・・・。ほら、とりあえず朝飯でもたべろって・・・。」

「今日こそは来てもらうんだからね!」

「・・・善処します。ていうか、あんた昨日はよく見てなかったからわからなかったんだが、エルフだったんだな。」

「そうよ、私はエルフ。何か文句でもある?」

「いや、ないんだが。この子知ってる?」


 そう言って、葉はライラの方を指をさす。


「なによ・・・・。ん・・・・・?」

「なんですか?」

「うーん・・・なんか見覚えある気がするんだけど・・・思い出せないわ・・・。その子どうしたの?」

「昨日、盗賊を見つけたんだが、アジトの奥に捕まってたから助けてきた。」

「ふーん、あなた災難だったわね。」

「ヨウが助けてくれたから平気です!」


 ライラは元気よく返事をし、ご飯を食べて始める。


「ところでこの子名前は?」

「ライラって言うらしい。」


 鑑定でフルネーム見たけど、口では教えて貰ってないから下も言ったら変だよな。


「ライラ・・・?うーん・・・・、やっぱり思い出せないわ。力になれなくてごめんね。」

「いや、大丈夫だ。この子、なんか俺についてくるらしいし。」

「そうなの?」

「はい!ヨウについて行くって決めましたから!」

「ふーん・・・。」

 

 そう言って、葉の方をジーっと見てくる。


「ところであんた名前なんて言うんだ?」

「私?私はカルディナって言うわ。あんたはヨウでいいのかしら?」

「あぁ。葉で合ってる。」

「そ。それにしても、この子どっかで見たことあるような気がするんだけどなぁ・・・・・。思い出せないのよねぇ・・・。」

「まぁ、思い出せないものはしょうがないだろ。そのうち思い出すさ。それよりも、今は飯だ。」

「そうね・・・。」


 そう言って、カルディナはすこし考え込むが、すぐにやめ、朝食を食べ始める。


 

 数十分後、食べ終わりゆっくりしてから、葉はカルディナにこう尋ねる。


「これから、ライラの服を買いに行くんだが、一緒に来てくれないか?」

「どうして私が?」

「俺に女性の服がわかるとでも?」

「どうしてそんな誇らしげなのよ・・・。わかったわよ。一緒について行くわよ。ついでにあんたの服も見てあげるわ。」

「そうか?そりゃ助かる。何選べばいいかさっぱりわからなかったからな!」

「ヨウ、服かいに行くの?」


 ライラが葉の袖をちょんちょんと引っ張り、こう訪ねてきた。


「そうだぞ。ライラの服をこれから買いに行くんだ。服、それ一着しかもってないだろ?」

「うん。服かー・・・何買おうかなぁ・・・。」

「わたしも選んであげるから5着は買いましょ。」


 げっ・・・そんなに買うんですか・・・まぁ、昨日盗賊たちから押収したから金はいっぱいあるけどさ。


「自分の好きな物を選んで来い。好きなだけ買ってやるから。」

「でもお金が・・・。」

「金は昨日盗賊から全部押収したものがあるから金貨100枚はあるはずだ。もしかしたら、もっとあるかもしれないけど。」

「ん。あの人たちのならいっぱいつかっても怒られないよね。」

「あぁ。好きなだけ買ってやれ。」


 そう言うと、ライラは嬉しそうに腕を組んでくる。

 

 オ、オパーイが・・・・。柔らかい感触が腕に・・・。無心だ・・・・!無心になるんだ・・・!俺!


「ほら、あんたたち。早く行くわよ。」

「へーい。服屋の場所わからないから案内よろしくー。」

「よろしくお願いします!」

「なんでわからないのよ・・・・!」

「だって、俺、王都来たばっかりだし。」

「そうなの?ならしょうがないわね。こっちよ。」


 まぁ、【マップ】を使えばわからないことはないと思うけどね。最終手段でリラに聞けばいいだろうし。

 今回はカルディナいるから、まかせるけどね。


「最初に、ライラの服を見に行きましょうか。」

「あぁ。わかった。」

「わかりました。」


 結果から言うと、服屋は宿のすぐそばにありました。

 服屋は1階に女物、2階に男物を置いてある店らしい。


 服をみてみると、地球の服となんら変わりないように見える。この世界の技術はかなり進んでいるんだろう。

 

 現在、カルディナはライラに何が似合うか、試行錯誤している。

 こっちの服をとって考え、あっちの服をとって考えたりしているようだ。

 そんな風に観察していると、カルディナが口を開く。


「ほら!あんたも考えなさいよ!」

「だから、俺は女物なんてわからねぇってば・・・。」

「じゃあ、ライラに何が似合うか考えてみたら?」

「似合う服・・・・。」


 そうつぶやき、ライラをジーと見つめていろいろな服装をイメージする。


 うーん・・・。金髪だから・・・。白のワンピースもありだな・・・。白のワンピースに麦わらぼうし・・・。ありだな!


「思いついた?」


 カルディナが聞いてくるが、さっき思いついた物を言うのはさすがにやめたほうがいいだろう。


「いや、やっぱりだめだ、何が似合うかすらもわからない・・・。」

「そ。まぁ、あんまり期待してなかったけどね。」

「おい。」


 期待してなかったのかよ・・・さすがの俺も心が痛いよ?ガラスのハートなめんな?


「まぁまぁ。それより、私が選んだ5着をこれから来ていって貰うから、見てなさい。」

「あいよ。」

「んじゃ、ライラー!最初の1着目からおねがいね!」

「あ、はーい!1着目ですねー!えっと、左から順番にだから・・・これからかな?」


 ライラのファッションショー開幕です。

 

 約数分後


「着替え終わりましたー!」

「んじゃ、開けるわよー。」


 カーテンが開き、着替え終わったラウラが出てくる。


「ど、どうでしょうか。」


 一言で言えば、一瞬言葉を失った。なぜなら余りにも綺麗だったからだ。


 最初に来てきた服は、緑のワンピースを腰でベルトをしてボディラインにメリハリをつけた感じになっていた。


「すげぇ、綺麗だ。」

 

 すこし間が空いたが俺は思わず口に出していた。

 

 その言葉にライラは顔を赤くして、こういった。


「あ、ありがとうございます。」

「あんたたちこれからあと4着もあるのに耐えれるの・・・?」

「「・・・死ぬかも知れない。」」

「口揃えて物騒なこと言ってんじゃないわよ。ほら、ライラ次、左から二番目ね。」

「は、はいぃ。」


 いや、ホント死ぬかも知れない。


 その後もファッションショーが続き、着替えた姿を見るたびに言葉を失う。

 どの服を着ても似合いすぎていたので、店員さんも思わずガン見していた。


「私の目に狂いはなかったわね。」


 フフンとない胸を張り、ドヤ顔をしているカルディナ。


「なにかいったかしら?」

「何も言ってないですよ?」

「そう?」


 女の勘って怖い・・・・・。


「次はあんたの服ね。ほら、2階行くわよ。」

「流石に俺のは自分で選ぶよ。」

「とか言ってあんた黒一色で染めてきそうだから却下。」

「ぐっ・・・なぜわかる。」

「そんな気がしたから。」


 やっぱり女の勘怖い・・・・・。


「ちょっとそこで待ってなさい。ライラ、一緒に選ぶわよ。」

「はいっ!一生懸命選びます!」


 俺の服なのに・・・。まぁ、女の人が選んでくれるって、悪い気はしないけどね。


 数十分後。


「選び終わったわよー。私が3着で。

「私が2着選びました!来てみてください!」

「わ、わかった。」


 試着室のカーテンを潜り、置いてある服を眺める葉。


「どれから着ればいいんだ?」

「最初はどれでもいいから好きなものを着てみなさい。」

「了解。んじゃあ・・・・これかな?」


 最初に選んだものは、ズボンがチノパンみたいな手触りの青のジーパン、シャツに灰色VネックTシャツ、アウターに腰よりすこし下、ケツが隠れる位まで丈があり濃い緑で軽く迷彩柄が入っている五分袖よりほんのちょっと短めのコートというミリタリー感満載の服だ。


「よし、来たぞー。」

「んじゃ、開けてみてー。」

「あいよ。」

 

 カシャッと音を立て、カーテンをずらす。


「えっと・・・どうかな?」

「すごく、かっこいいです!」

「やっぱり、ライラが選んだ方を先にきたわね。」

「え?これライラが選んだの?」

「はい!似合うかと思って選んだのですが、よく似合ってますよ!」

「そうなのか、ありがとな。」


 女子にそんなこと言われたのは初めてだから、ちょっと照れくさいな・・・。

 

「さて、どんどん着替えてらっしゃい。」

「あぁ。」


 さて、次は・・・・・


 そして、次は葉のファッションショーが始まった。

 

 次々と着替えてはふたりに見せ、感想を聞いた。どの服も、俺好みの服ばっかりだったので全て購入しよう。

 俺の服5着と、ライラも全て購入するということで5着。計10着の服を購入した。合計金額は金貨1枚と銀貨60枚なり。服も意外とするのね。


「さて、次はどうする?」

 

 と、聞いたところで王都中に時の鐘が響く。

 ゴーン・・・ゴーン・・・ゴーン・・・ゴーン・・・。


「っと・・・そろそろ昼か。」


 腕時計を確認するとちょうど12時を指していた。


「いい時間ね、お昼しましょ。」

「そうだな、服を選んでもらったお礼にご馳走するよ。」

「そう?なら、ありがたくごちそうになるわ。」

「きっと俺らだけじゃ、今日一日服を選んで終わってただろうからな。」

「そうですね・・・。どれもいい服ばかりだったので目移りしちゃって選べなかったかもしれないです・・・。

「二人共優柔不断ね。服なんて、自分が気に入ったら着てみてよかったら買えばいいのよ。」

「「それができてたら苦労しない。(しません)」」

「あんたらね・・・」


 3人で笑いながら道を歩き、適当な店で昼飯を食べた。

 

 昼飯も食べ終わり、葉はこういった。


「さて、これからどうする?」

「そうねぇ・・・。そういえば、ライラ。あなた下着って持ってるの?」


 カルディナが聞くと、ライラはすこし顔を赤く染めてこういった。


「えっと・・・・持ってないですね・・・。」

「んじゃ、私たちは下着を買いに行くわね。」

「流石に俺はそこに行くわけにはいかないから、そのへんぶらついてるよ。」

「わかったわ、なら夕食ぐらいに宿で合流しましょ。」

「了解。」


 そう言ってカルディナに金貨を2枚程渡し、葉はひとりで街に出る。


「さて、ちょっと武器屋でも見に行きますか。」

『マスター、ナビゲートは?』

「よろしく。」

『了解しました。では右に向かってください。』

「はいよー。」


 リラのナビゲート通りに進むと約5分程で武器屋に到着した。


『ナビゲートを終了します。』

「おう、ありがとさん。さて、どんなのがあるかな。」


 そう言って、葉は武器屋の中に入っていった。

 

  

 

  



はい、いかがだったでしょうか。

6号室訪問の話をここに引っ張ってきました!(感想もらって気づいたとか言えない。)

ちょっと長くなってしまい分割してしまいましたが次回には終わらせる予定です!

ご要望などございましたらコメント、よろしくお願いいたします!


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