18 精霊契約2
どうも!お待たせしました!
いやぁ、展開を考えながら書くっていうのもなかなか大変ですね。思いつきはするんですが、それをどう文字にするかで悩んだりします。ではどうぞ!
ゲートを潜り抜けるとそこには巨大な獣の姿をした精霊たちが葉を囲むようにして並んでいた。
「んで?貴方達が俺が呼んだ精霊?」
葉がそう尋ねると
《そうだ、正確には私のみを呼んだのだがな。》
ん?私のみ?ってことは周りの奴らは何なんだ?
「のみってのはどうゆうことだ?」
《そのまんまの通り、小僧が呼んだのは私一体。他の者達は私の眷属だ。》
んん?眷属ってことはこの精霊と契約するとこいつらも自動的に俺と契約することになるのかな?
《概ね、その解釈で合ってておる。》
!?心が読まれた・・・!?
《神獣の長であるからな。これぐらい造作もない。》
・・・はい!?神獣の長!?俺そんなとんでもないの呼び出してたの!?
《今更気がついたか。それにしても、あの世界に神獣を呼び出せるほどの魔力を持つ者がおるとわな。》
「あー、質問なんだが。いままで神獣と契約した人って全世界でいる?」
《いないな。いままで呼び出されたことはないだろう。》
「ってことは、俺が世界初?」
《になるかもしれんの。》
かも?ってことはなにか試験みたいなことをするのか?
《察しがいいな。これから、単純に力を示してもらう。我らと契約できるほどの力をもっておるのかどうかな。》
なるほど。そりゃ単純明快で良い。
「あ、その前に。みんなの名前と鑑定でステータスを見てもいいか?」
《構わんだろう。では、全神獣の長を努めておる。名前はバハムートだ。》
おぉ!バハムート!って神獣だったっけ?まぁ、細かいことは気にしないでおこう。
ステータスは、まとめてあとで見よう。
《次は俺だな!俺は火属性の神獣、イフリートだ!よろしくな!》
《次は私の番ね。私は水属性の神獣、リヴァイアサンよ。よろしくね。》
《次は私ー!私は風属性の神獣ね!名前はガルーダって言うの!よろしくね!》
《・・・土属性の神獣、フェンリル。よろしく。》
《私は氷属性の神獣のシヴァよ。よろ《雷属性の神獣!麒麟とはぁ俺のことだ!よろしくな!》ちょっと!順番位守りなさいよ!》
《まぁまぁ、落ち着けなさいよ。あ、私は光属性の神獣、テュポーンよ。よろしく。》
《聖属性の神獣、白虎。よろしくお願いします。》
《やっと、俺の番か。闇属性の神獣。ウロボロスだ。よろしく頼むぜ。》
ちょ、そんないっぺんに言われても・・・・てか、見たことあるような名前ばっかりだし。
「え、えーと・・・バハムートに、イフリートにリヴァイアサンにガルーダにフェンリルに、シヴァ、麒麟、テュポーン、白虎、ウロボロス・・・で合ってるか?」
《《《《《《《合ってる》》》》》》》
おぉう。見事なハモリ具合。ではステータスを見ていってみよう。
【万物鑑定】!
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バハムート ランク:SSS 種類:神獣王
レベル:unknown
HP:unknown MP:unknown
力:unknown
魔力:unknown
体力:unknown
敏捷:unknown
物理耐性:unknown
魔法耐性:unknown
固有スキル:神獣王バハムート
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・・・はい?unknown?計測不可?なにこれ。固有スキルがすごそう・・・。
次はイフリート・・・
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イフリート ランク:SS 種類:神獣
レベル:999
HP:unknown MP:unknown
力:unknown
魔力:unknown
体力:unknown
敏捷:unknown
物理耐性:unknown
魔法耐性:unknown
固有スキル:神獣イフリート
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・・・・レベルは見えるようになったけど、それでもステータスが見えない。
「あの、これ見る必要ある?」
《ステータスがunknownと表示されていたか?》
「そうなんだが、イフリートのレベルは見えたけど、ステータスが全てunknown。なにこれ。」
《ちゃんと見えてるようだな。ここにいる者のステータスは全部unknownで表示される。》
「つまり?」
《計測不可だ。》
「見る必要なかったね。これ。」
《そうじゃな。》
「《あっはっは!》」
「はぁ・・・・orz」
《む?どうした?召喚主よ。》
「いや、これで試練とか勝てるのかよって思って・・・。」
《安心せい、試練といっても簡単なものじゃ。》
「まじ!?どんなの!?」
《私に一発与えられることだ。》
それ、なんてクソゲー・・・・orz
いや、無理でしょ!unknownのステータス保持者に一発とか無理ゲーでしょ!?
《ちゃんと手加減するから安心せい。》
「できねぇ・・・・安心できねぇ・・・死ぬ未来しか見えない。」
《おいおい、そんなんで俺たちと契約できんのかよ?》
イフリートが口を開く。
《もっと熱くなれよ!》
それ、どこの修〇さんですか?
「なら、イフリートだったっけ?こっちのステータスはまだ数値で出てるのに向こうはunknown。これで勝てると思う?」
《・・・・たぶん勝てるんじゃね?》
簡単に言ってくれる・・・しかも今微妙な間があったし。
次にバハムートが口を開く。
《さて、そろそろ始めるとしようか。》
「うぅ・・・勝てる気がしねぇ・・・けど、やるしかねぇよな。」
目を閉じ、自分に言い聞かせる葉。
「よし!やるか!」
《お?やる気になったか?》
「おうよ!こうなったらいちかばちかでぶん殴ってやる!」
《別に武器や魔法をつかっても構わないが。》
「お?ほんとに?ならちょっと待って。すぐ作る。」
《作る?》
さてさて、今回はまだ作ってなかった魔銃を作ろうか。
【魔銃創造】!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
名前:入力してください
武器カテゴリ:選択してください▼
属性:選択してください▼
特殊能力:選択してください▼
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
お、この画面。【魔銃創造】でもこれなのか。
さてさて、カテゴリーにはなにがあるかな?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
名前:入力してください
武器カテゴリ:選択してください▲
拳銃▼
アサルトライフル▼
狙撃銃▼
ショットガン▼
マシンガン▼
サブマシンガン▼
ロケットランチャー▼
属性:選択してください▼
特殊能力:選択してください▼
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
おぉ、結構種類あるね。それに、カテゴリーから細かいところまで選べるのか。これはいいね。
今回はそうだな、俺の好きな拳銃のリボルバーを選択しておこう。
属性は・・・雷だな。
葉の後ろでは神獣たちが葉のことを見ながら、こう思っていた。
(((((いつ終わるのだろうか。)))))
そんなことは知らず、葉は画面をいじりながら、にやけていた。
この話、2話位で終わらそうと思ったんですが、思ったよりも長引いちゃいました・・・orz
次で終わらせるようにはしたいですね。
こんな展開がほしい!こんな武器がみたい!などご要望がございましたらどしどしコメントよろしくお願いします。
※タイトル変えようか結構迷ってます。なにか良いアイデアあったらよろしくお願いします((。´・ω・)。´_ _))ペコリ