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13 願い事3

はい、お待たせしました。

思いつきで書き進めるのも結構無理がある気がしてきましたが、押し通します。

ではどうぞ。

「・・・どうして、本体だって思ったの?」

「最初アイアンクローをしたときあったろ?その時、実体化してないって言ってし、その後分身だってこともいってたらから、コップ持てるのはおかしいし、分身なら疲れるのか?って思ったって思っただけだ。」


葉の推測に目を見開くマイヤ。


「すごいわね、そんな細かいことに気づくなんて思いもしなかったわ。正解よ。今の私は本体。」

「なぜ、分身をやめて本体で来たんだ?」

「この件に関してはお詫びってことだし、分身を使うのはなんか違うかな?ってなって。だから降りてきたわ。」


今更すぎる気もするが・・・


「そんなホイホイ降りてきてもいいもんなのかよ。仕事はどうした。」

「え?仕事?周りの天使達に押し付けてきたけど?」


なんてやつだ・・・


「っていうか、さっきもらった水あったじゃない?」

「あぁ、渡したやつな。」

「あれで、神力が回復してるんだけど・・・」

「え?なんで?」

「あなた神力とか持ってるの?」

「んなこと俺がわかるかい。神力なんて使ったことも覚えたこともねぇぞ。」

「うーん・・・なんでかしら・・・まぁいいわ。とりあえず、神力も回復したし二つ目のお願い叶えちゃうわね。」

「あぁ、よろしく頼む。」

「二つ目のお願いは、レベル1に戻すのとレベル60分の経験値ポーションだったかしら。」

「それでいい。」

「りょうかい。んじゃやるわよ。」


本体と気づかれないように幼女化していた体は金色の光りを放ち始め、元の美女へと変わっていく。

その金色の光が葉の体を包み込む。


その時葉は別のことを考えていた。


(成長した姿でポニーテールもいいな・・・・)



~~2分後~~


「おわったわよ。経験値ポーションのほうは空間魔法のアイテムボックスに入れておいたから必要な時に飲みなさい。」

「了解っと。【ステータスオープン】」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

仁神 葉 16歳 男 種族:人間

レベル:1(0/50) 職業:魔剣士


HP:200 MP:200

力:200

魔力:200

体力:200

敏捷:200

物理耐性:200

魔法耐性:200


固有スキル:マップ・魔眼・叡智・強奪・ステータス上昇自乗化・成長限界突破

エクストラスキル:魔剣創造・魔銃創造・言語翻訳

武術系スキル:魔剣術・魔銃術

魔法系スキル:無詠唱・全属性魔法・空間魔法


称号:=========

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


お、レベル1になってる。これでポーションのんだらステータスやばいことになりそうだなぁ・・


「レベル1になってるな。えっと、【アイテムボックス】」


呪文と唱えると葉の目の前に異空間に繋がる穴ができる。

そこに腕をツッコミ目当てのものを取り出した葉。


「お、あったあった。これが経験値ポーションか。すげぇ苦そうな色してるな。」


どんな色なのか、それは深緑色だ。

明らかに苦いことは一目瞭然である。


なにこれ?ゴーヤでも入れた?くらいの色をしてるので若干飲むのにためらいがうまれそうだな。


「そんな色してるけど、味は普通に美味しいと思うわよ。」

「え?こんな深緑色してるのに?ゴーヤ味とかしない?」

「ごーや?ってのはなんなのかわからないけど、味は葉が好きな林檎味だから大丈夫よ。」

「まじで!?こんな色なのに林檎味!?ありえねぇな・・」

「今の飲むの?」

「いや、これはまだとっておこうと思う。」


予想外の言葉に驚きを感じ、目を見開くマイヤ。


「どうして?」

「一回城に戻るからな。その時になにか言われたら嫌だし、城を出たときに飲もうかと。」

「ふーん、そう。ならあと1つの願い事早く決めないとね。」


残り一つか・・・何にするかな。


「残り一つ・・・・ステータス関連は大丈夫だし・・・ちょっと試しに叡智さんに聞いてみるか。」

「【叡智】起動。今、俺に必要なものってなんだ?」

『叡智起動しました、マスターに今必要なものを検索します。』

「頼む。」

『検索終了しました。マスターに必要な物はステータス関連はクリアしているので、別のものと推測します。なのでここは旅の仲間や旅に必要なものなどがよろしいのでは。』


ふむ・・・旅の仲間か・・・学校のやつらを連れて気はさらさらないしな・・・


するとマイヤが口を開く。


「この世界では、10歳になると精霊と契約する儀式を行う見たいよ。それで仲間はクリアじゃない?」

「なにそれ?そんな話聞いたっけ?ヴェルスからはそんな話聞いてないぞ?」

「そうなの?てっきり聞いてるものと思ってたんだけど。」


精霊契約か・・してみるのもいいな。


「精霊契約ってどこで出来るんだ?」

「一般人はだいたい教会や冒険者ギルドで行うみたいね。精霊の種類にもいろいろあって一般的にEランクからSランクが知られてるんだけど、実はSSランクってのもあってね、その子達は神獣とも呼ばれてるわ。」

「ふむ・・神獣?獣?精霊なのに?」

「精霊の姿にもいろいろあるのよ。SSランクの子達はみんな獣の姿をしてるっていわれてるから神獣ってわけ。精霊のランクは魔力の高さで決まるから契約するなら行く前に経験値ポーション飲んでおきなさい。」

「了解。城出るときに必ずのんで冒険者ギルド直行するわ。」


精霊契約かぁ・・・どんなことできるんだろうなぁ・・・たのしみだ!

それにしても、神獣か・・・どんなやつがいるんだろうな。まぁ、神獣なんてだせないとおもうけどね。


「さて、最後の願い事をどうするか・・・流石に、精霊契約でSSランク!とかはつまらないしな・・・」

「あら、それじゃダメなの?」

「なんかそれだと面白みにかける気がするんだよな。せっかく異世界に来たんだから、もっと楽しく過ごしたいからな。」

「そうゆうもの?」

「そうゆうものだ。」


マイヤは不思議な顔をしているが、まぁそれは置いておいて、ホント最後の願いどうするかなぁ・・・


『マスター、いががなされますか?』

「わぁ!?びっくりした!そういや【叡智】起動してたの忘れてたわ。」


心臓に悪いなこれ。


『マスター、口に出さなくても心で思えば聞こえます。』


え?そうなの?これ聞こえてる?


『聞こえてますよ、マスター。』


すげぇ、【叡智】さんまじすげぇ。


『それほどでも。お褒めいただきありがとうございます。』


まさか、【叡智】がここまで優秀だったとわ思いもしなかった。いつまでも【叡智】って呼ぶのはなんか嫌だな。なにか名前を付けよう。そうだな・・・・知識を詰め込む・・・図書館?・・・ライブイリ?・・・お!リラなんてどうだろうか。


『安直すぎる気もしますが、気に入りました。これより私はリラです。』


それはよかった。これからよろしくリラ。


『よろしくお願いします。マスター。最後の願いについてなのですが、マスターのステータスは極めて異常ですので、隠蔽できるような魔道具をもらってはいかかでしょうか。』


ステータスを隠すのか、まぁ一回城もどるしバレたら嫌だからな。隠蔽できる魔道具にするか。


「マイヤ、最後の願いは、ステータスを隠蔽できる魔道具にしてくれ。」

「そんなものでいいの?」

「一回城にもどるし、バレたらなにをされるかわかったもんじゃないからな。それでいい。」

「それもそうね。形状は何がいい?ネックレス?指輪?腕輪?」

「そうだな・・・ネックレスで頼む。」

『さすが、マスター。安定した所を選んでいきますね。』


黙らっしゃいリラさん。


『これは失礼しました。ふふっ』


・・・・いま笑った??気のせいかな。


「できたわよ。これを首に掛けてどこを隠蔽したいのかを選択すればいいわ。最悪この世界に来たときそのまんまのステータスやスキルにもできるわよ。」

「サンキュー、マイヤ。さてと・・これで願い事も全部おわったな。」


するとマイヤは一瞬暗い顔をした。


「なんだ?寂しいのか?」

「ち、違うわよ。ただ・・・また遊びに来てもいいかしら?」

「仕事はどうした。」

「押し付けるわ。」


天使たち・・・がんばれ。


「まぁ、暇になったらいつでもくればいいさ。」ナデナデ

「もう・・いつまでも子供扱いして・・・」


たしかに今の姿は成長した姿だが、頭がちょうど撫でやすい位置にあるんだよなぁ・・・


「そうね・・・また暇になったら遊びに来るわね。これを渡しておくわ。」

「なにこれ?腕時計?」

「時計の機能も付いてるけど、その横についてるボタンを押すとわたしに電話できるようになってるわ。も、もし暇だったらかけてきてもいいんだからね?」


え?なにこの可愛い生き物。

おもいっきり撫で回してやるよ?


「いろいろとありがとうな。マイヤ。最初はあれだったけど。助かった。」ナデナデ

「最初に間違えてこの世界に送ってしまったのは私だもの当然のアフターサービスよ。・・・・・この先気をつけてよね。この世界は日本みたいに平和じゃないんだから・・・。」

「あぁ、重々承知してるさ。またマイヤにも会いたいしな。頑張って生きてくさ。」

「そう。それじゃ、今回はこの辺天界に帰るわね。仕事押し付けた天使たちがヒィヒィいってる頃だし。」

「仕事押し付けるのもほどほどにしろよ?そのうち天使達ぶっ倒れるぞ。」

「気をつけておくわ。それじゃあ、またね。葉」

「あぁ。またな、マイヤ」


そうゆうと、マイヤは背中に真っ白な羽を出し、天界へのゲートを開いて飛んでいった。


「さてと・・・一回城に戻るか。流石に紅をそのまま持って帰るわけには行かないな・・・なにか普通のっぽいの作るか。カテゴリは刀でいいよな。属性はなしで。特殊能力も切れ味増加と不壊くらいでいいだろう。名前は無限むげんでいいかな。よし【魔剣創造】!」


そうすると、目の前に表示されていた、ウィンドウが一度砕け散ったあと、再度刀の形に固まっていく。


「よし、十分だろう。んで、紅を【アイテムボックス】の中に入れてと・・・【収納】」

「これで無限を腰につけてと。さて!戻りますか!あいつらどんな顔するかなぁ。ちょっと楽しみだ。」


そして、来た道を戻ろうとしたとき葉はあることを思い出した。


「忘れてた・・・来た道、塞がれてるじゃん。どうするかなぁ・・・」

『マスター、提案させていただきます。土魔法で穴を掘っていけばどうでしょうか。』

「お、いいねそれ。リラそれ採用。魔法ってどうやって使えばいいんだ?」

『マスターは無詠唱を会得しているので、イメージするだけで構いません。どんなふううに穴を掘って行くのかをイメージしてください。』

「ふむ・・・なら、ドリルかな。っていうか火魔法で爆発させちゃダメかな。」

『それは爆発させた衝撃で飛んできた岩でマスターが怪我をする可能性があるので却下です。』


なら、おとなしく土魔法でドリル作って掘っていきますかね。

命名するならそうだな、【アースドリル】かな。・・・安直すぎるかな?まぁいいか。


「さぁ!どんどん掘って城まで・・・・・・・思ったんだけどさリラ。」

『なんでしょう?』

「空間魔法で城まで戻ったほうがはやくない?」

『それだとマスターが空間魔法を持っていることがバレてしまうのでは?』

「あぁ・・・そうか。なら武器倉庫までテレポートで行けば大丈夫だろ。」

『現在マップで確認したところ武器倉庫には誰もいないことが確認できました。実行して大丈夫です。』

「OK~。んじゃ【転移】!」


そうして、葉はゴーレムと戦闘を行った広い洞窟から姿を消した。

はい、今回はいかがだったでしょうか。

中には予想外の展開だって思う人もいるのではないでしょうか?

作者自身もこうなるとは思ってなかったです。思いつきです。(`・ω・´)ドヤァ

おかしいなって思った点や、こうゆう展開希望!など意見がございましたらコメントよろしくお願いします!

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