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10 初めての戦闘

だいぶ遅れまして申し訳ないです。

今回はサブタイトル通りですね。

ではどうぞ。

異世界にきて初めての武器、魔刀・紅を鞘に入れたまま肩に担ぐ葉。


「さーて、マイヤ。ゴーレムの時間停止を解除してくれ。」

「その前に、葉。あなたゴーレムの倒し方ってわかってる?」


んなもんわかるわけがない。


「たぶんゴーレムっていうくらいなんだから核みたいなのあってそいつぶった斬ればいいんだろ?」

「まぁ、だいたい合ってるわね。んじゃあ核の位置は?」

「そこまでは知らん。心臓?」

「なんだ知ってるじゃない。」


正解なのかよ。


「んじゃ、倒し方もわかったことで解除してくれ。」

「わかったわ。いくわよ?動き出すまでに5秒位タイムラグがあるから準備しといてね。」

「りょーかい」


そう返事をし、屈伸をしたり腰を回したりなどしていたら少し遠い場所で大きな音がした。


「お、動いたか。んじゃいっちょ試し切り行ってみますか。」

「気をつけてね。」

「あいよー。さて・・・・」


気持ちを切り替え、戦闘モードに移行する葉。

黒をベースに鮮やかな模様が描かれた鞘から魔刀・紅を抜刀し、さっそく特殊能力を使用始めた。


(たしかイメージするだけでもいいんだよな・・・えーと、刀身が炎につつまれるイメージだから・・・こんな感じか?)


元から小説などを読んでいたのでイメージは得意だったようで、一回目で特殊能力<炎纏>を発動させる葉。


(お、これで飛刃したら炎の衝撃波とばせるんじゃね?)


そんなことを考えているうちにゴーレムはすぐそこまで猛ダッシュで迫ってきていた。

こっちに近寄って来たゴーレムは両腕を振り上げ葉のいるところに叩きつけようとしてきた。


それを葉は横に飛ぶことで避け、回避した。


葉がゴーレムのうでが叩きつけられているところ見ると、見事に地面がえぐれている。


(うわぁ・・あぶなかった。あれをくらったら痛いどころじゃすまねぇな。)


冷や汗を若干流しながらも体制を整え、ゴーレムと対面する葉。


(さて・・今度は飛刃を使ってみるかね。えーと・・・衝撃波っていうか刃が飛んでくイメージ?うーむ・・・こんな感じかな・・・)


イメージを整え紅を真横に振り抜くっ!


「【飛刃】!」


炎を纏った衝撃波がスパンッと綺麗な音を立てゴーレムの左腕に命中し、切り落とすことに成功した。


(お、イメージはこんなもんでいいのか。炎つけれたし。結構使いどころはおおそうだな。さて、次の特殊能力の検証だ。次は炎刀だったな。炎で刀を作る・・・どんな感じだ?流石に手では持てなさそうだから空中に浮かべて見るか・・・)


目を瞑り、イメージを固めていく。

だが、なかなかイメージが定まらず発動には至らなかった。


(いがいと難しいな・・・考え方を変えてみるか。最初に炎纏を発動させてから炎だけを切り離してみるか・・・)


すると、炎纏で刀身を包んでいた炎が葉の背後に浮かんでいる。


(まじか!これ、数増やせるんじゃね?やってみよ!)


次々と葉の背後に炎刀が増えていく。最後9本目を作った途端1本目に作った炎刀が霧散した。


(む、8本が限界か。まぁ十分だろう。んで、この出した8本の刃をどう使えるのかだが。ソード〇ットみたいにホーミングして切り刻んだりできるのか?標的は・・ゴーレムの右腕と左足でいいかな。よし!)


葉はイメージを固めて、こう叫んだ。


「切り刻め!【炎刀】!」


叫んだ瞬間、8本の炎の刃がゴーレムの右腕と左足に向かい超高速で飛んでいき、みじん切りにしていく。

右腕と左足がなくなったことでバランスを崩し、大きな音を立てて地面に倒れた。


(おぉ!これはいいな。近距離だけでなく、中距離、遠距離からでも攻撃出来る。これも使い道が多そうだ。最後に、炎纏だけで近距離から核を斬るか。場所は心臓だったよな。)


「【炎纏】!」


炎纏で刀身を炎に包まえた瞬間、ゴーレムに向かい走る。

両腕と左足を失っているゴーレムは身動きがとれず倒れたまま動かない。


ゴーレムの少し手前で跳躍し、落下すると共にゴーレムの心臓部に刀を突き立てた。

すると、ゴーレムは形を失い徐々にボロボロに崩れていく。


「ふぅ・・・検証終了っと。魔刀・紅、結構使えるな。」


紅を鞘に納刀しているとふいに後ろから声をかけられた。


「おつかれさま。葉。どうだった?異世界に来てから初めての戦いは。」

「相手がゴーレムだからだったか特に緊張もせずに倒せたな。魔剣の性能も良かったし。楽だったよ。」

「そう?ならステータスの自分のレベルをみてみるといいわ。たぶん上がってると思うから。」

「そうか?なら【ステータスオープン】っと」


葉はマイヤに言われた通りステータスを開き、自分のレベルが上がっているか確認する。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

仁神 葉 16歳 男 種族:人間

レベル:60(30/3000) 職業:魔剣士


力:3500

魔力:2500

体力:5000

敏捷:6000

物理耐性:4000

魔法耐性:4000


エクストラスキル:魔剣創造・言語翻訳

武術スキル:魔剣術・魔刀術

魔法スキル:無詠唱・全属性魔法・空間魔法・鑑定


称号:=========

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


おぉ、レヴェルが跳ね上がっていらっしゃいますね。


「どうだった?上がってもたぶんレベル20くらいだと思うけど。」

「あぁ、うん。」

「いくつになってたのよ?」

「・・・・・レベル60」

「・・・・え?」

「だから、レベル60LV」

「・・・・上がりすぎじゃない?」

「・・・・俺もそう思う。」

「・・・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・」

「よ、よし。ひとまずおいておこう。

「そ、そうね。」


あまりの跳ね上がりっぷりに驚愕した二人。そしてレベルについて考えるのをやめた。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


一方その頃、城に残っているクラスメイトたちは。


「この肉うまいな!!これなら何皿でも食えそう!」

「こっちの魚もうまいぞ!」


のんきにご飯を食べていた。

渡辺 沙織はというと。ご飯には手をつけずずっと考え込んでいる様子だ。


(仁神くん、いったいどこに行っちゃったんだろう・・・騎士団長の話では、武器庫に入ったのを確認したあとしばらくしても戻ってこないから、中を覗いてみたら誰もいなかったらしいけど・・・)


思考を巡らせていると、担任の雪ちゃんから小声でこう話してきた。


「渡辺さん、仁神くんが心配なのはわかりますけど、ご飯食べないと持ちませんよ?」

「わ、わかってます。わかってますけど・・・」

「好きな人が消えちゃったんですもの。心配するのは当然でしょうね。」

「ふぇ!?べ、別に好きだなんて・・・」プシューー。

「ふふっ。顔赤くしちゃって。好きって言ってるようなものですよ?仁神くんを探すにしてもまず渡辺さん自身が倒れちゃったら意味がありません。なのでちゃんとご飯を食べてくださいね?」


顔を赤くしながらも渡辺 沙織はこう答えた。


「そう・・・ですよね。ご飯はちゃんと食べます。そして仁神くんを探しに行ける位強くならなくちゃ!」


その答えに大きく目を開き驚いていた雪ちゃん。


「ふふ、一途ですね。一途なのは良いことだと思います。その探しに行くの、私も手伝ってもいいですか?」

「えぇ!雪ちゃんも、仁神くんが好きなの!?」

「ち、違いますぅ!わ、私は担任として仁神くんが心配なんですぅ!」


この後、葉のことについてちょっとした騒動が起きるが、そのことを葉は知る由もない。

おもいつきと勢いだけで小説書いてくのって結構むりがあるような気がしてならない・・・

こうゆう展開キボンヌ!などなどの希望がございましたら、コメントよろしくお願いします。

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