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粉砕☆ガールS  作者: ひろのり
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スパークの力

「おいっ!姉ちゃん!!せっかく俺が引きつけて食らわせたんだ!一気にキメるぞ!!」


「えっ?私がするの!!」


「お前しかおらんだろ!じゃあ早くグローブを着けてくれ!」


「……わかった」


紫穂は覚悟を決め、グローブをはめると不思議な感覚に包まれた。


「な…に…?この感じ…」


身体全体が空に浮く様で、電気のビリビリとした感覚をまとっているかの様だった。


「俺の名はスパークだ。姉ちゃんはこのままあの男をぶん殴りゃいい。大丈夫!身体能力は格段に上がってるはずだ!」


こくりと頷き、キルスタームを見ると紫穂は自然にボクシングのファイティングポーズをとっていた。


「おい!あいつが起き上がるぞ!走れ!」


紫穂は閃光のようなスピードだった。床を蹴り上げると地面は焦付き、飛びながら腕を振りかぶった。


「こぉの!!変態男があああああ!!!」


紫穂の放った一撃は、キルスタインの顔面にねじ込み壁に大穴を開けて吹っ飛ばした。


「ぐ…はっ……!!?」


その瞬間紫穂はへなへなと腰が崩れ、膝をついて倒れた。


「おい!姉ちゃん!」


「スーちゃん……ぶっ飛ばしてやったよ」


「ああ!やってやったな…ってスーちゃん?って、……おい姉ちゃん!大丈夫か!姉ちゃん………………」


紫穂はその場で眠りに落ちた。

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