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~実は異世界の処刑人の家系でした~  作者: 悲涙煌蘭
第一章 真受
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4.最初の召喚

今回も、そしてそれからも意味のわからない単語が続出するかもですので…質問していただけたら幸いです。下手したら自分でも説明できないことも……

案内された部屋は畳が敷かれている和室、その奥に物凄く威厳がありそうなお爺ちゃん(多分歳は70~80代)がいた。髪型が落武者見たいに真ん中辺りがはげてはいるかが、色はクルハさん同様灰色だった。この人たち親子ですかね…?


「よく来たな。いきなりこのような場所に呼ばれ落ち着かぬかもしれんが……とりあえず座ってくれ」

っと言われたので御言葉に甘えて座ることにした僕たち。

「畏まる必要はない。楽にしてくれて構わん。」

……なんかこの人いい人そうだ。



「儂はこの家の前当主のヤイバ=レボリスト=クモノ。お主らのいた世界では、雲野刄っと言った方がわかりやすいか…。そこにおるクルハの父親じゃ。」

……やっぱりこの人も日本名もってんのか。つーか、やっぱ親子なのな…そこのお二方。似てるとは思ってたけど。てか、自己紹介してくれるのはありがたいんだけど疑問がドンドン増える一方だから面倒くさい…。

「あの~、何故僕たちの世界、しかも僕たちのいた国流の名前を持っているんですか?」

流石にここで聞かないのは気が引けるので聞いてみたのであったが…

「儂らの遠い先祖が異世界人にあたるり、そして、儂らはその名を代々引き継いでいる訳じゃよ。五十嵐蒼真、理解はできたかの?」

「あぁ、はい。大丈夫です。理解でき……えっ?」

(今この人今何て言った?僕に『理解できたか?』だと…?僕をバカにしてんのかこの爺?僕は確かにバカだが、初対面の人にバカにされる筋合いはないし、今の話どうやったら聞き間違える?なんだ、僕があんたらのご先祖さんが異世界人ってかことを理解できて無いとでも思ったか?いくらなんでもバカにし過ぎだ……)

「あんたはなに考えてんのよ。あんたがバカなことは見ただけで大抵わかるわよ。」ビシッ

突然煉華が僕の頭にチョップしてきた。

(煉華さん…流石に言い過ぎではないですか。心に深く傷が…ってか、)

「煉華お前いつからテレパスになった!まるで僕の考えがわかるようなことを――」

「わかるもなにもあんたがぶつくさ小声で言ってんのが聞こえてんのよ。あんたが今考えなきゃいけないのは『なんでこの人があんたの名前を知ってる』っかってことよ。そして、言い過ぎては…ない。本当のことなんだから。」

(…………化け物め(泣き))

「とりあえず、蒼真がバカなことは置いといてだな…。」

「そうですね。」

「お、おい。」

「なんで蒼真の……いや、俺らの名前を知っている?」

「 !!」

(マ、マジすか…。)

突然の龍の言葉に驚いているのは僕だけらしい。皆さん僕が驚いてることにはスルーして、

「流石じゃのう。その通りじゃよ、木森龍よ。」

「何故っと聞いてもいいですか?」

「ちと長いがいいかの?」

「良いのですか、お父様?」

「今の内に話した方がよかろう…。その前にこの世界の召喚について先に話しておくとするかの…。」



今から約三百年前、この世界にとある異世界人が15人(…多いな)召喚された。この世界にもやはり魔法等は存在するのだが、この世界の魔法は僕らの知るような高威力な魔法は今も昔も存在しなかった。

なので人々は魔力を使って発動する

『魔学体』(魔法科学発動体)を開発した。

この『魔学体』によってできた『召門の札』によって召喚されたらしい。そして、その15人全員にそれぞれ魔法とはまた違う『真心力マシンリョク』と呼ばれる能力を持っていた。


………それはこの世界に大きな影響を与える事となった。



彼らの『真心力マシンリョク』はそれぞれ違い、

火、水、風、土、木、雲、灰

氷、雷、鉄、毒、光、闇、星、月

これらを最初に召喚された一人一人が持っていた。

そして、この世界の理を破った力は、ある者の目についた。



その名は『閻獄大魔王』僕らの世界で言う閻魔様というやつだ。

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