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Code:06  作者: 通りすがりのバッタ男
17/22

#7:00 スカイツリー前広場

スカイツリー前広場。

普段は人々が集まりにぎやかなはずだが今は静寂だけが存在した。

見えたコウモリ怪人。「喰らえ。」

ブーメランで撃ち落とす。落ちてくる洋平を抱きかかえる慎吾。

「平気か?」「シンゴ、平気。」

洋平を下ろす。

何か変だった。あまりに静かすぎる。

奴が来た。Code:06だ、

『目には目を歯には歯を、カマキリにはカマキリを。』

するとスカイツリーから何かが降りてきた。

「お前・・・・・・。」

目の前にいたのはカマキリ怪人だった。

六式の姿になる以前の自分だった。

『あとは任せた。まだ傷はいえてないのでね。』

切りかかって来るカマキリ怪人。それをバク転してよける慎吾。

「お前を叩き潰す。」戦って行くうちに少しずつ、ほんの少しずつ攻撃がかわせなくなって行った。

奴が、あのもう一人のカマキリ怪人は少しずつ慎吾の動きを学習しさらにパワーアップをして行く。

「うおりゃああ。」

慎吾がカポエラの動きで両腕を切り飛ばした。

それが最大のピンチを呼ぶとは思わなかった。

ふと奴の姿を見る、一瞬目を疑った。

やつの姿は・・・・博士だった。

「パパぁーー。」「行くな、洋平。」

洋平を取り押さえる慎吾。

『ぐ・・・・が・・・・・。』

博士は何かを訴えようとしている。

しかし博士の意図を知る前に博士の体は変わり出した。

「六式になった・・・・・。ここまでパワーアップするとは。」

二人の六式はお互い右腕を鎌にする。

同時だった、斬り合いが始まる。

鈍い金属音と火花が飛び散る。ほぼ互角だった。

とどめにかかるもう一人の六式の攻撃を受け止める。

そして慎吾は一瞬の好きをついて両足を切り落とした。

飛び散る鮮血と肉片。しかし肉片が集合し始める。

そして慎吾の10倍もある巨大なカマキリになった。

『・・・・せ。・・・を・・・・せ』

「博士?博士ぇええええええ!?」

『私を殺せええええええ。』


つづく


あと3、4話で終わりです。

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