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ちびっ子ボディのチート令嬢は辺境で幸せを掴む  作者: 紫楼
二章

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81/161

80話 いろんなお肉を揚げる。カツ揚げが人気です。

 ルルゥが全然お疲れじゃない感じで、採ってきた実の使い方を研究したいって言いだして私も巻き添え。さっきあやふやレシピ渡したじゃん~!

 日本に良くある食材じゃないとパッと思い付かなかったりするんだよ!


 とりあえずフリュアとダムラは定期的に手に入りそうらしく今回も山ほど採ってきたから味噌の使い方とか醤油の使い方を中心に伝授しよう。偉そうに!

「トンカツにお味噌~」

「・・・トン?」

「カツ?」

 諦めて料理を作り始めた私。思わず口に出した言葉に反応されちゃったけどスルー。

 ここでの豚肉はオーク肉。

 ってことはオーク揚げ?カツってどっから出たんだっけ?

 味噌ダレや味噌汁、味噌煮込み、焼きおにぎり。

 あとは照り煮と生姜焼きみたいなの。

 生姜やニンニクはハーブ扱いの中にちょっと違う味だけどあるのでそれで代用してる。

 ハッカっぽいのもあるんだよ。あくまで〈ぽい〉何だけどね。


 ルルゥが野営の時にお肉に臭みとかキツかったのと、王都の騎士団にいる頃に野菜の苦味エグ味を緩和させたくて色んなハーブを試してたんだって。

 独学で極めてるのすごい。


 グレーデン領に来て、辺境騎士団に入った時、先輩方の大雑把な料理があまりにもキツくて自分が率先して料理番をしてみたら、みんなが喜んで食べてくれることが嬉しくってそのまま料理に目覚めたらしい。美味しいってバクバク食べてもらえるのって嬉しいよね。


 オーク肉をパン粉に付けて早速オリーブ油もどきを使って揚げて、味噌ダレ~。

 やっぱりお肉の生々しい色を見てしまうと引く。

 解体されたのしか見たことないわけだけど、オーク肉はちょっと・・・かなり引くんだけど?二足歩行のおっきい豚って。

 魔獣だなんだとかに慣れたし、美味しいお肉ってわかってるんだけどさ。


 揚げたてを味見って、お義父さま達がさり気なく食べて悶えている。

 おかしいな?暇なのかな?

 ルルゥやニックスたちもなんか毒でも盛られたの?って状態になってて怖い。

 煮物作るにはお出汁が欲しいところ。味噌汁もだねぇ。野菜の出汁で代用?


 早く海に行きたいな。


 竜のお肉は一番美味しいところだけ残してあとは素材として売るんだって。

 内臓とかは魔力が濃過ぎて人間には良く無いそう。

 でも薬の素や錬金術に使えるから捨てるところは無い。

 私に素材をくれるって言われたけど、ポーションすら作らせてもらえてない状況で魔力をごっそり持っていかれる竜の素材を錬金するのは無理だよ?ってなって遠慮しておいた。

 昨日の痺れ牛の魔力濃度は人間に良かったの?って今更思った。


 今夜の食事には竜肉を使いたいらしい。

 私は高級肉なら素の味を楽しみたいから塩胡椒で食べたい派なんだけど、ここの人たち塩味に飽きてるからね。


 ガーリック醤油やマスタードソース、生姜焼きを提案。

 あとオニオンソースも良いね。

 パイナップルもどきがあるからフルーツソースもありかな?

 でもおしゃれソースは作り方をあまり知らないもん。


 ルルゥは大雑把に伝えても大体理想の味に仕上げてくれるから好き。

 ちなみにずっとお義父さまとお義母さまが厨房にいるんだけど良いの?


 オーク肉に悶絶していたニックス達が他にお肉をいっぱい持ってきて、揚げてはお義父さまに味見をお願いしてる。

 ソースも味噌以外も色々。

 探究心があるのはわかるんだけど規模がすごーい。


 ついでなのでサボテンもどきを焼いて、なんちゃってフルーツソースとハーブをちょっと作ってルルゥに味見してもらった。


 お肉大好きの人には少し物足りなかったようだ。お刺身風に生サボテンでフルーツソースのが好みにあったよう。

「あらーこの酸っぱいのに甘いデレムのソースはサラダにも合いそうねぇ」

 お義母さまがご機嫌です。

 デレムもカヤンもダイエットや体の中を整えるのに良さそうに感じた。


 お義母さまが貴族の女性にウケそうっと言って社交シーズンに王都のタウンハウスで出したいってことなので《デレム》と《カヤン》は常時入手することになりそう。

 魔の森の植物がここらに植えても問題なさそうなら農産業に加える方向に。


 いつでも手に入るようになるなら、やっぱ便利だしね。

 でもお肉を狩りに毎日魔の森に入ってるんだからついでに採れそうだよね?奥の方だったのかな。


 ちなみにグレーデン領は魔の森が8ヶ所あるらしい。少しずつ出てくる魔獣のランクが違ったり植生が違ったりで騎士さんたちの訓練に役立ってるとか。

 いやどんだけ危険な土地なのよ?今更だけど。


 そりゃ都会に令嬢は逃げ帰るよね。

 でも半年住んでいて怖いことはいちども無かったな。

 騎士さんたちが頑張ってくれてるんだよね。

 この領地を担当してるグレーデン家が王様に頼りにされるのは当たり前ってことだよ。


 私は魔獣相手には役に立たないけど、魔道具や食べ物でいっぱい騎士さん達に貢献したいな。





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