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ちびっ子ボディのチート令嬢は辺境で幸せを掴む  作者: 紫楼
一章

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61/160

60話 初プロポーズ?と思いきや修羅場?

 あらやだ、可愛い!

って言ってる場合じゃなくて。

 メグミの時には体験した事が無い(悲)突然のプロポーズに固まってしまったよ。


「あらぁ、アンドリューったらおませさんね!」

「ほほほ、甘酸っぱいわぁ!」

 マールベリーさまとお義母さまの最強姉妹の迫力にはアンドリューくんも周りの男性陣もタジタジなご様子。

 おじさんて言われてしまったジュリアスさま。まぁ従甥だからおじさんには違いないんだけど地味に凹んでる。

 大丈夫!ジュリアスさまは若く見えるしワイルドイケメンだし素敵だよ!

「アンディ!あたちと結婚しゅるって言ったのに!」

 ん?メイミーちゃん!?

 少年の幼気な心を傷付けないお断り文句を考えなくてはと思っていたらば!

 メイミーちゃんが小さなお手手とあんよをジタバタさせてアンドリューくんに突進です。


 とりあえず周りにいる女の子を口説くタイプだったのか~。

 ちょっとドキバグしたりしなかったりしたのにぃ。

「アンディ、さいてぇ~」

 さっきまでニコニコして可愛くお菓子を頬張っていたラーシュくんまで冷たい目でみてるよ。

 どうやらグレーデン領で近隣に住まう幼馴染の間柄でもあるらしい。

 大人たちも子供のすることに和んでたのに、アンドリューくんの両親とメイミーちゃんのお父様がちょっと怖い感じに。

「アンドリュー、ちょっとお話ししようか」


 そのお父様が笑顔なのに目が笑ってない某個性派俳優みたいな技を披露してアンドリューくんは別室に運ばれた。アーメン。

 あと6年くらい経ったら、カッコよく育ってるだろうからきっと素敵な彼女か奥さんが出来るよ。八股とか浮気はだめだよ~!

「あの年頃の子はちょっとモテたいのよねぇ!セリウスもよくメイド口説いてたわぁ」

「うちの息子もちょっとお盛んだっったわねぇ!」


 ええ!10歳児ってそんなだっけ?うーん?でも辺境の子達は発育が良いもんねぇ。

 アンドリューくんも私よりおっきかったしなぁ!


 地味にセリウスさまの黒歴史が語られてるのはお気の毒。

 ジッとジュリアスさまを見上げたらちょっとワタワタして、

「いや、俺はそういうことはあまり・・・」

って弁解しちゃってる。

 子供の頃のジュリアスさまかぁ。ちょっと見たかったな~。


 メイミーちゃんはさっきの出来事がなかったかのようにもう笑っていて、

「あたち、やっぱりおとにゃのおとこのこと結婚ちるわ!お子ちゃまはもうこりぎょりよ」

ってお菓子を頬張ってて、みんなが大笑い。メイミーちゃんは将来が楽しみだわ~。

 ラーシュくんは再びクラウスさまのお膝でお菓子を食べてる。お子様とはいえさすが一族の男。有り得ない量が消えていってるよ!


 他の席やブッフェの用意がしてあるテーブルもすごい回転率。

 コックさんもメイドさんもフル回転だよ。

 落ち着いたら彼らにご褒美のオヤツを何か考えよう。って言っても結局コックさんが作るから休めないか?どうしようね?

「この料理がいつでも食べられるように料理屋か宿屋があればなぁ」

 お義父さまの弟さんがお皿を眺めて切なそうに呟いたら、

「コックをうちに修行に来させれば良い」

とお義父さまが気軽に答えて、それを聞いた他の親戚の人たちも「そんな簡単にレシピをくれるのか」って騒ついた。

「別に一族の者に出し惜しみはせん。まぁレシピを売ったりはダメだ。食材を枯渇させるのもダメじゃぞ」


 今来てくれてるお義父さま側の親族の人たちは、グレーデンの領地に住んでてほとんどが騎士だ。普段それぞれの預かる土地で騎士団を率いてて、合同演習とかでうちの兵舎で食事をしたことがあるから、食事が良くなったと感じていたものの、さらに美味しく感じて驚いたらしい。騎士団棟はまだルルゥレベルのコックさんはいないからね。そこは仕方ないよ。

 それに今回は婚姻式や披露パーティなのでより手が込んでいるもの。


「いや兄上、最近今まで以上に魔の森の魔物を狩り尽くす勢いだと聞いてますぞ」

「おかげさまで魔物の被害が減ってありがたいですがな」

 あれ?お肉は魔の森産なの?

「魔の森の生き物はいつの間にやら増えていて絶滅の心配がないから取り放題じゃ!はっはっは!」

 元々お肉はたくさん食べていたけど、今はさらに美味しく頂いちゃってるので、森の外に出てくる率がほぼ無いくらい狩りしてるんだって。

 毎日あんなにたくさん狩って来ても減らないなんて魔の森すごいな!

「畑のことはリーシャさまのおかげだと聞いておる!料理のことも食糧のことも本当にありがたいことだ」

 みなさん良い加減にお酒が効いてるようでどんどん話がループ気味に。

 綺麗系お姉さんズもわりとキテるようでさっきまで楚々としてたのに肝っ玉母さんのように笑い声が響き、バシィバシィと背中への平手が炸裂してる。

 王都の貴族とかあんまり知らないから比べようがないんだけど、これはかなり様子が違うと思うんだ。

 私はこーいう雰囲気が好きだし、畏まってるのは苦手だから、やっぱりこのグレーデン家に来られて良かったな♫

 良い時間になった頃に子供たちは先にお休みなさいになって。


 飲みたい人はずっと飲んでるってことで遅すぎない時間にジュリアスさまが、

「明日は出掛けるからもう寝よう」

って連れ出してくれた。

 私も飲めたら朝まで飲みたい派なんだけど、まだ許可は出ていないからね。しょんぼり。


 お風呂入ってニーナに軽くマッサージしてもらってから就寝。

 今日も普通に添い寝。でも腕枕してもらって筋肉で程よい盛り上がりの胸元をがっちり掴んでみっちり密着できて幸せ。

 良い夢が見れそう!






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