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ちびっ子ボディのチート令嬢は辺境で幸せを掴む  作者: 紫楼
一章

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45/163

44話 140cmになっていた。

 ジュリアス様に食事制限を却下された私。

 ここグレーデン家に来てから栄養失調は改善されて、お肉も程よく付いてきて、見た目の可哀想感は無くなったと思う。それでもまだ細身過ぎてみんなは心配になるらしい。

 ここの逞しき人達から見たら王都の女性陣は全員骨なのでは?

 それでもドレスに調整が入るだとかは乙女心に宜しくない。


 ち・な・みにですねぇ、私の身長は140cmになってたよ。後少しでも良いから伸びると良いなぁ。小さいままでも可愛いとは思うんだけど、周りが大き過ぎるから子供感がね。半端ない。

 成長痛があるほど急成長は痛そうだから嫌だけど、145cmくらいなら伸びる希望あるかなぁ?

 メグミの体は中3で成長止まって163cmだったから、逆に小さいアイドルとか可愛くて良いなって思ってたし、モデルな高身長の女優さんとか足長くて良いな~って思ってたから、リーシャのちっささも有りといえば有りなんだけどね。

 ジュリアス様が2m超えてるから対比がすごいけど!

 とにかくドレスが苦しいとかは嫌なので私は考えたよ。

 魔力を使えばカロリー?エネルギー?が消費されるらしいから魔力消費の激しいものを作れば良いのだ!

 

 午前のお勉強タイムを終えて、お弁当中に教授に、午後はポーションを作りたいって言ったら、カンダリー教授もジョシュー先生も固まってしまった。

 ジュリアス様とのデートの時に薬草たくさん詰んできたから材料はあるしね、って気楽に思ってたんだだけど、なんか様子がおかしいな。


「リーシャくん、君はポーションが作れるのかい?」

「いいえ、作ったことはないです。母の魔導書で勉強しました」

 母は亡くなるまで色々と教えてくれていた。

 ただ外に出してもらえず、素材を買うことも出来なかったから、隠し部屋に有った本や素材でやれる範囲。だからほとんどは、本を読んで覚えるしか出来なかった。

 学園で授業を覗かせてもらえた時は嬉しかったなぁ。


「あー、うん。うん。ポーションは魔力調整が難しいから、万が一の時に対処できる高魔力の人が着いていないと心配なので今日はやめておこうかね」

 教授も先生も補佐できる人なんじゃ?って思ったら、ポーションはこの国で作れる人は少なくて王宮魔導士だけで。

 大半は同盟国から輸入で手に入れるものだっていうことと、通常の傷や病気には薬草を煎じて使うか聖魔法師にお願いするから、ポーションが作れるとなると大騒ぎになるからって説明された。

 あれ?もしかしてお母様ってすごい人だったんじゃ?


「リーシャくん、魔導書を見せてもらうことはできるかのう?」

と、言われたのでアイテムボックスから数冊出したら、

「うん。やっぱり規格外じゃのう」

と何か納得された。お二人は王様とグレーデン家に守秘義務の契約を課せられてて、私の師として来てくれてるので隠し事はしなくて良いって説明を受けている。なので結構好き勝手しちゃってるかも。


「ぁあー、古代語ですよ、カンガリー教授、これ翻訳しても術が構築できる気がしません」

「うむぅ・・・リーシャくんはこれが読めるんじゃな?」

 そーいえば古代語だった。お母様が教えてくれたから普通に誰でも覚えると思ってたけど違うのか~。

 確かお母様のお祖母様のお祖母様?が自分用に翻訳の手引きみたいなのを残していて、それを使って教えてもらっていたからと思ってアイテムボックスから出してみた。

「これは!リーシャくんこれは私たちが借りても良いものかね?」

 どうなんだろう?歴史や先人の遺産を独り占めするのは記憶を途切れさせるって事で良いことじゃないと思うから、活用してもらったほうが良いと思う。

 でも母や先祖の思い出の品でもあるから、写しとかで勘弁してほしいかも?

「写本して現物は返してくださるなら大丈夫です」

「おお、もちろんじゃ」

 魔術師や魔導士には似たようなもの残されてる気がするんだけど、何か違うのかな?


 結局、お義父さまとジュリアスさまたちに相談したところ、王様に報告をして王宮魔導士さんに一回来てもらうまでポーションは作っちゃダメだって言われた。


 むー。勝手に作ればよかったよー。だめ?




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