あの日、少女と汽車の着くところ
この作品はオール讀物新人賞に応募して、ラス前で無念に散ったものです。
そのときのペンネームは相庭朱夏といいます。
今回は、それに加筆修正を加えました。
昭和四十九年。北海道。夕張鉄道廃線の年。
幼かった月枝は、不治の病に冒された幼女明奈と出会う。
二人は強く結びつき、明奈の、本当のお父さんに逢いたい、という望みを叶えるため、二人だけの冒険の旅に出る。
幼い二人は純粋にお互いを想い合っていた。
その幼かった頃の記憶を封印して育った月枝は、三十年後、ふとしたきっかけで、自ら封印していた過去を思い出す。
二人の幼女。その二人がたどった運命とは……。
そのときのペンネームは相庭朱夏といいます。
今回は、それに加筆修正を加えました。
昭和四十九年。北海道。夕張鉄道廃線の年。
幼かった月枝は、不治の病に冒された幼女明奈と出会う。
二人は強く結びつき、明奈の、本当のお父さんに逢いたい、という望みを叶えるため、二人だけの冒険の旅に出る。
幼い二人は純粋にお互いを想い合っていた。
その幼かった頃の記憶を封印して育った月枝は、三十年後、ふとしたきっかけで、自ら封印していた過去を思い出す。
二人の幼女。その二人がたどった運命とは……。
01 夕鉄の夢
2025/06/20 18:00
02 訃報
2025/06/20 18:10
03 遺影選び
2025/06/20 18:20
04 昔の札幌駅北口は暗くて小さかった
2025/06/20 18:30
05 仮通夜
2025/06/20 18:40
06 知らない過去からの電話
2025/06/20 18:50
07 雪達磨《スノーマン》と自鳴琴《オルゴール》
2025/06/20 19:00
08 月枝の乱
2025/06/20 19:10
09 涙のジュース
2025/06/20 19:10
10 卒園式と花冠の約束
2025/06/21 08:00
11 あした、行こう
2025/06/21 18:00
12 冒険の朝
2025/06/22 08:00
13 悪魔の城
2025/06/22 18:00
14 世界の片隅で愛をつぶやく少女
2025/06/23 08:00
15 宴の残り香
2025/06/23 18:00
16 解かれた封印
2025/06/24 08:00
17 天国への汽車
2025/06/24 08:00
18 三十年後の墓参り
2025/06/24 18:00
19 あの日、せいいっぱい生きた少女たちへ
2025/06/25 08:00