ブクマが剥がされても、かえってよかった可能性
悪いこととは限らないかも?
じぶんの描いた作品につけてもらったブクマ(ブックマーク)が剥がされていて、ショックを受けたというはなしは、よくエッセイで見かけますが。
普通に栞がわりに使っていれば。読み終えたらブクマを剥がしてしまうのは、本来の使いかたとも言えるでしょうし、そんなかたは少なくないと思います。
読者として、ご自身のお気に入り作品リストをつくるための機能として、ブクマを使われてるかたは、読後も剥がさないのでしょうけれどね。
でも、ブクマを剥がされても、そう悲しむべきことではないのでは?
なぜなら、それは「読み終わった」証だからかもしれないからです。
読みかけのまま、つづきを読むことなく、それゆえにブクマも剥がされないままだとしたら。
ちゃんと読んでもらって、それからブクマを剥がされたほうが、喜ぶべきかもしれませんよ?
でも、もしも。いつかまた、もういちど読みたいって、思われたなら、読後もブクマは剥がさないはず?
それに関しても、こうは考えられませんか?
作者のあなたをお気に入りユーザ登録されているとしたら。作品単位でなく——いわば、すでに作者単位でブクマをつけられているようなもの。作品単位で、いちいちブクマをつけずとも、作者じたいを、その作品群/作品歴で推してくれるのです。
たまたま、タイトルやあらすじが気になった、その作品限りではなく。
だからこそ、読み終わればブクマを剥がしてしまうことも、あるはず——ていうか、私がそう!
ブクマにグループが設定できる以上、ブクマの使いかたはひとそれぞれどころか、ひとりに何通りもあるはずです。
それによっては、ブクマを剥がされても、むしろ喜ぶべき理由によるかもしれない——そんなふうに、思います。
そのうえで、してくださったままのほうがありがたいですけれど。
私の作品、ブクマしてくださってるかた、ありがとうございます。