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こまかい詩集

詩 がむしゃら×100

作者: 仲仁へび



「がんばる事しか取り柄がないのです」


「がんばるくらいしかできないのです」


「だから何かがあった時、私はがんばるしかない」


 壁があった

 障害があった


「それでもがんばる」


 超えられない

 取り除けない


「それでもがんばる」


 ひたすらに

 ひたすらに


「それでもずっと」


「頑張り続ける」


 がむしゃらに

 がむしゃらに


「これで本当に正解なの?」


 がむしゃらに ここまで走ってきた

 けれど 夢中になりすぎていた


 時間がなくなって 力もなくなって

 考え方も固まって それ以外が消えていく


 選択肢は無数にあるはずなのに

 どうしてだろう

 まったく見えない




「ストーリー」


 がんばれば がんばるだけ 良いと思っていた

 がんばれば がんばるだけ 報われると思っていた

 がんばれば がんばるだけ 結果が出ると思っていた


 でもそれは 間違いだった

 間違いだったと 証明されてしまった



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― 新着の感想 ―
[一言] 目の前のことを「がんばれば」いいと思っていると はまってしまいやすい落とし穴 時には立ち止まって 他に何か方法はないのか みんなで頑張れることは出来ないのか なんていろんなことを試行錯誤し…
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