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パンの世界   作者: ジャガさん
第二章 兵団の日々
8/9

第8斤 パン兵団の日々

遅くなってすいません。m(_ _)m


俺がパン兵団に入ってから1ヶ月がが経過した。

1ヶ月の間は訓練が主な内容で、馬術の訓練や剣術、筋トレ等だ。


今俺がいるのは寮である。パン兵団の寮は王都の端にある。そのためすぐ側に壁があったりする。

寮の暮らしは結構大変である。掃除、洗濯などの家事はみんなでやる。今日は俺が当番だ。


朝早起きして、洗濯物を干している。

「はぁー、これでいいかな?」

洗濯物を干し終え、汗を拭い、洗濯物を見る。洗濯は結構疲れる。まぁ1人でやるからね。


「さっさと帰ってゆっくりするか」

洗濯物を干し終えたので、荷物を持ち、洗濯カゴを決まった場所に置きに行く。


「これで完全に終わった〜」

洗濯という作業が終わり、伸びをして体をほぐす。


ぐ〜〜〜

腹が鳴った。腹が空いたな〜と思い、食堂に歩を進める。



食堂には結構人がいた。今時間を見てみると、7時半だった。



「お、おはよう。洗濯はちゃんと出来た?」

食事を貰って席に座ろうとすると、声をかけられた。

声をかけてきたのは一緒の兵団に入ったユキだった。


「おはようユキ。洗濯ぐらい出来るわ。それよりお前は当番ないのか?」

「残念ながら、ないのよ。さっさと食べて、訓練を頑張るのよ」

「へいへい」

そう言いながらユキは食事を終え、出てって行った。

俺も食事を終え、食堂を出た。


食堂を出て訓練場に向かった。訓練場はその名の通り、訓練するための場である。木刀やらなんや等がある所だ。

俺達新兵を訓練してくれるのはチームフラン副団長カレイさんだ。カレーパンのカレイさんは普段は穏やかな性格なのだが、戦いになるととても同じ人とは思えなくなる。


おっかない教官だ。マジおっかない。ちなみにチームフランの団長、フラ団長はデスクワークが忙しくらしく、訓練などはあまり来ない。しかし前来た時に訓練をしてもらったが、とても強く流石団長を任せられる人だな。と思ったよ。それほど凄かった。


「おーい、ワズー!!!訓練始まるぞ!!!」

「おう、今行く」

俺を呼んだのは兵団試験に俺と戦ったチョココロネのカロだ。カロは同じチームで同じ班だ。これから付き合いが長くなりそうだ。

訓練が始まるそうなので、走って訓練場に向かう。

「遅いですよ〜。遅刻するのは兵士としても、人としてもダメですよ〜」

「まだ遅刻してませんよ、カレイ副団長」

「確かに遅刻はしてませんね。しかし五分前行動を心がけてください。何かあるかもしれないから。五分前に居れば準備も出来るからね」

「わかりました。次からは気をつけます」

「うん、ならいい。では揃ったな?今から訓練を始める。気を引き締めて!!!」

「 「 「 「はい!!!」 」 」 」

訓練をするものは大きい声で、返答した。こうして今日も訓練が始まる。訓練の最中は木刀の当たる音が響いたと言う。

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