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1-3 現状確認と魔力交換

 よろしくお願いします。

 風呂から上がった俺達は、乾燥機にぶち込んでおいたそれぞれの荷物を取り出す。

 ロロティレッタは黒いロングコートと黒いニーソックスと黒いロングブーツ。

 俺は、財布。


 ロロティレッタは椅子に座ってキュッとニーソックスに足を通し、その上からロングブーツを履く。

 そうした後で、バサッと派手にコートを翻して羽織る姿はこれから決戦の地へ赴く女帝のよう。

 さらに、コートの中に巻き込まれた神秘的な色合いの長い髪を、首の後ろで交差させた手でファサッと掻きだす。

 その所作は、女性用品のCMに使えるんじゃないかと思えるほど美しかった。


 その横で、濡れてから乾かした財布の中がどんな塩梅か検める俺は、限りなく小市民のそれである。

 これが路地裏の出来事なら、ネコババの瞬間に間違われるかもしれない。


 さて、そんな俺の財布の中には今となっては金以上に価値のある物が一つ入っていた。

 それは、育ての親であり、半年前に亡くなったじっちゃんの写真だ。


 俺が中学生の時、二人でアニメの祭典に乗り込んだ時の一枚。

 老剣士のコスプレをするじっちゃんと、その相棒である闇術師の少年のコスプレをする俺が香ばしいポーズで写ったものだ。

 別にじっちゃんが俺の趣味に付き合ったわけじゃない。むしろ逆。じっちゃんは第一次アニメブームの時代からディープなオタクであった。そんなじっちゃんに5歳の頃から育てられた俺だからして、中二でしっかり闇を背負ったのは宿命と言えた。


 紙製のポイントカードなどはインクが滲んだりしていたが、写真は無事だった。

 防水加工を施しておいて良かったぜ。

 俺はホッと息を吐き、写真を財布の中に戻した。


 長い年月の中で、じっちゃんの顔を思い出せなくなってしまうのはあまりに悲しい。

 この一枚だけは大切にしようと心に決める。早急に写真立てにでも移さなくちゃな。




 一階に降りたロロティレッタは椅子に座るなり、またコートの内側をごそごそと探って一枚の板切れを出した。それはスマホに酷似している。

 タオルに続いて、今度はスマホか。待てよ、思い返してみれば、ルーラさんと記念撮影した時に出したカメラもコートの内側から出してたな。


「なあ、ロロティレッタ。お前ってコートの内側に色々入れちゃう感じの子なの?」


 俺の認識だと、女の子はコートの内ポケットに物を入れたりしない。下手すれば外側のポケットだって、飾り以上の機能を求めていない可能性すらある。アイツらは手が塞がるのも構わず、常にお洒落なバッグを持ち歩く生き物だからな。なんでハンカチをバッグに入れんだよ。ポケットに入れろよ。

 それに対して、目の前の美女はどうだろうか。なんかいっぱい詰め込んでる。


「え? あー、このコートは亜空間収納になって……やだ、嘘でしょ!?」


「お、おいおいおい、ちょっと待てよ。亜空間収納なんて、俺にとっては大喜びするパワーワードが今飛び出てきたじゃねえか。どうしてそれにキャンセルコマンドを入力するんだよ。成立しねえよそんな極悪キャンセル」


 思わずツッコミを入れた俺であったが、ロロティレッタはそれどころではない様子。

 テーブルに置いたスマホっぽい物の表面をひうひう言いながら必死で触っている。

 ……くそっ、亜空間収納はまた今度聞くか。それにしても、スルーされたせいでまるで滑ったみたいになってしまった。まだ仲が良いわけじゃないし、以後、気を付けよう。


「どうしたんだ?」


 スマホっぽい物の表面を必死で触っていたロロティレッタは、涙目をこっちに向けてきた。

 へにゃっと垂れ下がる唇がわなわな震えながら、今起こった悲劇を告げた。


「壊れちゃってぅかも……」


「マジか」


 推定スマホがぶっ壊れるとか確かに一大事であった。

 それでもロロティレッタは諦めきれないのか顔を下に向けて、ペタペタと画面を触る。しかし、画面は黒いばかりで何も映さない。


「ふっふぐぅ……グズゥ! ふ、ふぁ、ふぁあああ、ぅううううう」


 く、くそっ、またか。

 涙腺がぶっ壊れているのか、この女は。


 俺はすかさずロロティレッタの手を取り、ムニムニし始める。


「町に行ったら直してもらおう。だから泣くなよ。大丈夫だから、な?」


「ひぅうぐぅう……泣いてないし」


 じゃあ画面にポタポタ落ちてるその水滴は何だよ。


「そ、そうか。たぶん、俺もお前も疲れてんだよ。ほら、逆の手」


 言われるがまま差し出されたロロティレッタの手をムニムニし、俺は小爆発に留めることに成功した。


「グズゥ! アンタ、手ムニムニするの上手ね。にゃんにゃのそれ」


 にゃんにゃの……ふわっ、可愛い。

 俺は激しく萌えつつ、質問に答えた。


「俺の亡くなったじっちゃんや友達に長い間やってたんだよ。手だけじゃなく、腰、足、背中、肩、頭……俺にマッサージさせたらなかなかのもんだぜ?」


「ふーん。ひっく」


 というわけで、全身マッサージさせてくれませんか、と言いたいところだが明らかに早計だ。

 いずれは密かに学んでおいた性感マッサージをしてやると野心を燃やしたところで、話を変えた。


「ところで、コイツは外部と連絡できるツールと思って間違いないか?」


「うん、ゼットっていうの。通話はもちろん、マナネットで色々調べたり、ゲームも出来るわ。知ってるの?」


「似たのが俺の世界にもあったんだよ」


 マナネットはインターネットの異世界版かな。

 となれば、やはりそのまんまスマホってことか。この文明ではゼットね。


「ということは、つまり今お前はどこかと連絡を取ろうとしたわけか」


「ううん、オマトワのログイン・ラブを受け取ろうとしたの」


 しゅん。

 ロロティレッタは、悲しそうにゼットを見る。


「な、なるほど」


 くそっ、マジで分からねえ女だ。

 俺と魂の双子になって、意気消沈してるんじゃないの?

 そんな状況でまで、ログイン・ラブは受け取りたい物なのだろうか。


「あっ、だけど連絡もしようとしたし」


 ああ、それはそうだろうな。

 話に出す優先順位が絶対におかしいとは思うが。


「だけど、壊れてできなかったと。じゃあ、助けを求めるのは無理か」


「うん。嵐が止んだら、歩いて近くの町に行くしかないわ」


 ロロティレッタはそう言うが、実のところ俺は緊急用のボタンを見つけていた。ここは宿泊所だし、普通にあったのだ。その横には外部連絡できそうな装置もある。

 だが、彼女は気づいてないようだし黙っておくことにした。好感度上げのために用意された舞台に、誰かがやってくるのは面白くないからな。


 歩いて町へ行く、というロロティレッタの言葉に、俺は彼女の背後の壁にある地図を見る。

 終わりと、軽く彼女の手を叩いてマッサージを終えた俺は、地図に集中した。


 地図は二種類ある。世界地図と地方地図。

 世界地図はまあ良いのだ。へぇ、こんな世界なんだぁ程度。

 注目すべきは地方地図だ。この周辺の地形が詳細に描かれている。


「ここが現在地か。へぇ、海のそばなんだな」


 そう言えば、外にはヤシの木が生えていた。あるいは晴れてたら風呂の窓から海が見えるのかもしれない。


「洞窟を出て右手方向の道を進めば良いのか。なあ、外を歩くわけだけど危険はないのか?」


「ないわ。道には結界が張られてるもの。だけど、結界の外は凄く危ないわよ。魔境とかを好んで通ってるし。まあ結界内を観光する分には魔境も楽しいけどね」


「魔獣が近すぎちゃってどうしよう状態のレジャーか。ふむ。ちなみに、この宿泊所も結界が張られてるんだよな?」


「そりゃもちろんよ。え、なになに、もしかして怖いんでちゅか? さっきからちょいちょい大人ぶってるくせにウケルんですけど」


 お、おや? 唐突な煽り。少し距離が縮まったのか?

 しかし、俺の希望的観測の可能性もある。俺はとりあえず牽制を入れてみることにした。


「すぐ泣いちゃう誰かさんと一緒にしないでくれますかね?」


「は? 誰それそのザコ」


「お前だよ!」


「っはあああああああ!? 私がいつ泣いたって言うのよ! 言ってみなさいよ!」


 お、おかしいな。コイツと出会って2時間を少し回ったが、その5分の1は確実に泣いている時間なんだけどな。

 もしや俺は幻術の類に掛かっているのか?


「す、すんません。勘違いだったかも」


「そら見なさい! いい加減な事言わないでよね!」


 これは、引っ叩いて良いって事かな?

 俺はロロティレッタとの距離感を考えて、まだ早いと結論を出した。


「話が脱線したな。で、道なりに歩いて……半日くらいで町があるのか」


 俺は地図に記載してある縮尺率を見て予想する。

 この宿泊所と町までの距離は、そう遠くない。

 町から伸びる道の最初の宿泊ポイントがここだ。


 この立地条件を見るに、ますますルーラさんのお膳立て説が濃厚になってくる。


 実際問題、頼れる第三者が居る場所に送り出されたら、ロロティレッタとここまで短時間でお喋り出来てるまでになっていなかった可能性は非常に高いように思える。第三者の力を借りて俺とやりとりをする彼女の姿は容易に想像がつくしな。


 つまり、俺がロロティレッタを面倒見て上げる余地が生まれるプチ危機的状況と、そんな俺を彼女が観察できる二人きりの空間、そんなものが必要だとあの案内猫は考えたのかもしれない。

 もはやこの推測の答えを確かめようはないけれど、そんな気がする。改めて、猫ちゃんに感謝だ。


「明日、朝晴れてたら早速出発しよう。雨だったら中止で。それで良いか?」


「うん、良いわよ。あ、これだけの嵐だし、天気予報やってるかも」


 ロロティレッタはそう言って立ち上がると、室内においてあったキューブ状のオブジェを持ってきた。

 彼女がそれに何かすると、壁に掛かっていた絵のない額縁にパッと映像が映る。


「へえ、アレはテレビなの……か?」


 異世界の技術に興味を示した俺だが、すぐにその映し出された映像に困惑させられる。

 テレビの中では犬耳を生やした可愛い系の美人さんが、大暴風雨の中、満面の笑顔でバリアを張っていたのだ。


『今年もウィルクに上陸した大型の台風は、例年通りのレベル7ですぅ! あはははははっ! 私の障壁が破られそうですぅうううははははははっ! ウェルク地方の各ルートは封鎖されてますので、絶対に行っちゃダメですからねえ! ぬぅぅううううっ……う、うわぁああああああぁぁぁ……あははははははっ!』


「なんだこれ。お前んところの天気予報のお姉さんはみんなこんな感じなの?」


 暴風に押されて画面からコロンとフェードアウトした犬耳娘に萌えつつ、俺は尋ねる。


「うん、みんなを元気にさせられるような放送を出来る子じゃないお天気お姉さんに成れないわね。噂だと、採用条件は明るい笑顔らしいわよ」


「ふーん。面白い文化だな」


 たぶん天気予報とかでよくある前座的な一幕だろうと思っていたのだが。

 いくら待っても、『それではこれからの天気です』みたいな流れにならない。

 それどころか、犬耳キャスターVS暴風雨の第二ランドが幕を上げようとしていた。

 おい、スタジオ仕事しろ。


 犬耳キャスターがフルボッコにされる天気予報は15分にも及び、犬耳娘の笑い声を視聴者の耳に残して終わった。

 天気予報自体は、犬耳キャスターが『うぬぬぬぬっ、そういうわけで明日のウェルク地方の天気は晴れでーす!』とめっちゃ適当な感じで言っていた。


「明日は晴れね」


「そう、か……」


 晴れらしい。




 予定を立て、とりあえず一段落したが、やるべきことはまだある。

 明日の計画よりも、重大な事だ。


「話は変わるけどさ。魔力の交換を試しておこうぜ。早いところ魂の双子の仕様を検証しておかないと、色々困ることになるぞ」


「う……」


 ロロティレッタがつまらなさそうに唇を尖らせて俯く。

 コイツはこの仕草をちょいちょいやるけど、どういう心境で出るんだろうか? 口が大きい女だけに、唇が特殊な動きをすると、凄く感情が渦巻いているように見えるのだ。


「とりあえず、さっき俺はやったから、次はお前な」


 ロロティレッタはチラリと俺を見て、渋々と言った様子で手をテーブル越しにこちらに渡してきた。


「それじゃあ挿入るからな?」


 おっと、ニュアンスが。

 だが、俺の体から生じた物を美少女の体内に入れる行為は、何というか、こう…滾る。


 まずはロロティレッタに触らずに、純魔力を放出。

 うん、ちゃんと出来るな。

 さてさて。


 俺はそのまま、ロロティレッタの手に触れた。

 彼女が少しだけ驚いたように体を弾ませたので、もういいだろうと俺は手を離す。


 そして。


「にぇっっ!?」


 ロロティレッタは両手でバッと口を塞ぎ、驚愕の眼差しを俺に向けてきた。

 その顔は真っ赤に染まっている。


「な、なんですか?」


 その反応に驚いて、思わず尋ねる。

 思い出すのは、ロロティレッタからもらった魔力がとてつもなく苦かったこと。

 たぶん、俺の魔力も味があるんだろうけど、どんな味なのだろうか。

 苦いなら恐らく反射的に渋い顔をするだろう。甘かったら渋い顔をしないまでも悲鳴は出さないと思う。

 顔を赤くするということは辛かったのか?


「にゃにゃ、にゃんっ、アンタにゃんれ……っ!?」


 はわぁ、『な』が言えないの可愛いなっ!?

 俺はまたも激しく萌えた。


「え、マジで大丈夫? もしかして、すんごい辛かったのか?」


「う、うぐぅ……にゃんれもにゃいしっ!」


 心配する俺を余所に、ロロティレッタは目をギュッと閉じて頬プクモード突入。

 え、ええ?


「あ、あーっと。このまま二人同時に魔力交換をしようかと思ったんだけど、出来そうか? ダメそうなら、少し時間を開けるけど」


 そう、今までは片一方ずつしか魔力を注入していない。

 しかし、これでは意味がない。あくまで、お互いに魔力交換をしなくてはならないのだ。


「でもさ、出来れば早い方が良いと思うんだよ。トイレとか開けっ放しで入るのは嫌だろ? もちろん、見ないし耳も塞ぐけどさ」


 俺の言葉に、ロロティレッタは頬プクモードをしばらくキープするが、やがて、ぷしゅんと脱力した。


「……やるわ」


 ちっ、やるらしい。

 おっと間違えた。ほっ、だ。


 そんなわけで、俺はまず、ロロティレッタに純魔力を強く放出する術を教えてもらった。純魔力の放出量を強めれば交換が早く済むかもしれないからだ。

 しかし、半分とか3分の1とか、そういう分量を感覚頼りに推し量るのは素人には難しいとのこと。

 とりあえず、俺的にかなり頑張る量、という漠然とした感覚で魔力を放出してみることにした。


「お互い右手から放出よ」


 俺達は向かい合って座り、お互いの左手をお互いの右手で掴み合う。


 それにしても、すげぇな。

 昨日までは女子と手を繋ぐなんて一種憧れの領域だったのに。今日だけで何度この美少女の手に触れただろうか。

 異世界に来て、自分なりに勇気を絞り出して積極的に接した結果なのかもしれないが、それでも非日常補正みたいな目に見えない力が働いている気がしてならない。

 俺は感慨に耽りつつ、頷いてみせた。


「分かった。それじゃあ、3、2、1で行くぞ。俺は魔力の扱いに慣れてないから、集中したい。お前がカウントダウンして」


「そこまで同時にやる必要もないはずだけど。まあ最初だしそれで行きましょうか。じゃあ、3」


 カウントダウンが始まり、意識を集中する。

 ドキドキばかりしてられない。頑張るんだ、俺。


「2」


「1」


「0」


 せいやっ!

 俺はめっちゃ頑張って右手から魔力を放出した。


 それと同時に、俺の左手からぶわりと魔力が流れ込んでくる。

 魔力は一瞬で俺の体中に巡り、先ほどのように何事もなく終わる。

 ただ、やはり舌の上にロロティレッタの味が残った。俺はすかさず味わってみる。ふへへ。


「ん? 味が変わった……?」


 さっきは漢方薬のような苦みだったけど。

 なんだろう、今回は……うん、相変わらずとても苦い。しかし、苦いには苦いがピリリとした辛さも感じる。さらに舌へ集中すると、わずかに甘さが隠れているようにも思える。

 この味は……言うなればそう。


「七味をかけたゴーヤチャンプルーみたいな味がする」


 あまり好きな味じゃないんだけど、100%美少女由来と思うと不思議なもので、割と美味しく思える。


 この味は毎回変わるのだろうか?

 俺は、俺の味を絶賛味わっているはずのロロティレッタを見る。

 彼女は真っ赤な顔で俯いて、プルプルしていた。目をザブンザブン泳がせてからぎゅっと閉じたりと忙しない。


「やっぱり辛いのか? ごめんな、変な味で」


「うぐぅううう……ホント変な味だし! ふんっ!」


「え、えええ? そこは言葉を濁そうぜ?」


 ロロティレッタはいきなりキレだして立ち上がると、トイレに向かって歩いて行く。

 この怒り方だとずっと出てこない気がして不安になるな。


「あ、あー、念のために5分くらいしたら戻って来いよ?」


 別に俺的には美少女のトイレ姿を見るのもアリだし、下半身丸出しで俺の前に転移してくれてもいいんだが、その後には確実に俺が引っ叩かれる結末が待っているだろうから、念を押した。


「分かってるしっ!」


 ガチャッ、バタン!

 

「う、ううむ。何かヘマしたか?」


 俺は口の中で踊っているゴーヤチャンプルー味の美少女エキスを味わいながら、首を傾げるのだった。

 こちとら女の子扱い初心者なのだから、手加減してもらいたいものだ。


 読んでくださりありがとうございます。

 次話は本日6時予定です。


 おお、ブクマが。

 ありがとうございます!

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