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1-38 中二病の町 ブレイヤ

昨日は落としてしまいました、申し訳ないです。

ストックがないのでちょろちょろあるかと思いますが、ご容赦ください。

 目的から逸れたが、武器を探し始めよう。


 俺の武器は、捕縛師用の魔導装具。

 鎖が飛び出る手袋だ。


 ロロはビットオーブを買うみたいだ。

 訓練で使って面白かったみたい。


 それを念頭に置きつつ、近くの店に入ってみる。

 すると、そこはラストダンジョンの中だった。


 いや、意味が分からないかもしれないけど、俺も意味が分からない。

 思わず振り返って外を見ると、普通にブレイヤの大通りがある。

 もう一回現実に向き合ってみると、やはりそこはとてもじゃないけど店とは言い難い内装の建物。

 例えるならそう……エクス○ス城の真の姿みたいな内装なのだ。まあラスダンではないけど。


 俺の前を歩くロロは、おお、と楽しそうにお店の中を見回しているので、どうやら幻覚の類ではないようだ。


「武器屋さんだよね?」


 思わず尋ねるとロロは、え、間違えて入ったかな、みたいな顔で陳列されている武器を見回してから、「うん、武器屋さん」と。


 確かにロロが見回した方には魔導装具が陳列されていた。

 ここもまたホログラムを使用した店舗なのだが、如何せんラインナップがやべぇ。


 やたら刀身に変な出っ張りがある剣とか、中心に目玉が付いてる斧とか、黒い血管みたいな装飾が施された槍とか。

 全体的に呪われた武器っぽいのが多い。


「おお、みんなトゲトゲした感じね」


「どちらかと言うと怨怨した感じじゃない?」


「まあどっちでもいいけど、こう言うんじゃないのよねぇ」


 ロロの琴線には触れない模様。

 確かにルファードは同じ中二病武器でも、スタイリッシュさがあった。こっちは……なんだろう……デコ盛カース系的な?


「ちなみにここにある魔道装具で知ってるやつある?」


 魔導装具ってのはたくさん種類があるそうなので、ロロがどれほど把握しているのか気になって尋ねてみた。


「見たことあるのもあるし、ないのもあるわ。見たことあるのはモデルが違う感じね。ほら、これなんてルビカンテ・灰燼の闇堕ちモデルよ」


 ロロが言うのは、中心に目玉がついた戦斧だ。

 俺がこの前訓練で使ってみた大火力ロマンのルビカンテさんだった。

 しかし、普通のルビカンテは炎をモチーフにした斧なのだが、こっちは攻撃力がえげつない代わりに、防御力がゼロになりそうなフォルムである。


「あー、これってルビカンテなのか」


「そっ」


 この店には他にもルファードの別モデルとか売っていたが、ロロからするとダサいそうだ。まあ、気に入られても困るが。


「あっ、ヴァルドナの鎖もあるよ」


 言われて見てみれば、確かにそこには俺の第一希望の魔導装具があった。

 もちろん、頭おかしいモデルである。

 暗黒の炎をモチーフにしたようなトゲトゲした手袋で、指先も尖っている。しかも鎖を放出すると、手の甲に赤い血管が浮かび上がり、さらに敵に巻きついた鎖から闇のドクロのエフェクトが出てくるみたい。エフェクトに効果はないぞ。


「……」


 くそっ、カッコいいじゃないか。


「気に入ったの?」


「ちょっとカッコいいとは思うけど、手袋がトゲトゲしすぎ。お前を抱えた時に怪我させちゃいそうだから、これはダメだ」


「た、確かにそれはダメね。私に怪我させちゃうもんねっ! んふふふ、これはダメェ!」


 俺がイケメンな意見を言うと、ロロは顔を赤らめて笑った。

 ううむ、ここまで嬉しそうにしてくれると好感度上げが楽しくて仕方がない。


「ビットオーブはないの?」


「あったけど、私の趣味じゃないわ」


 そんなこと言われると見てみたくなるのが人情。

 案内してもらうと、そこには邪神とか召喚できそうな色合いの竜の頭蓋骨が展示されていた。なるほど、やべぇフォルムだ。

 説明を見てみれると、魔法をビットオーブに当てるたびに目が光り、ビットオーブから魔法を射出する時に瘴気をエフェクトを放出させるみたい。エフェクトに効果はないぞ。


「早い話が、モデル違いってのは見た目とエフェクトとかの遊びがあるかどうかなの?」


「中には特殊な効果がつくのもあるけど、概ねそんな感じよ。あとカッコよさ」


 テフィナ人は冒険舐めてんだよなぁ。

 まあ、カッコよさは大事だと俺も思うけど。


 そんな風に店内を見ていると、一人の少年が斬る度にバックファイヤを喰らいそうなフォルムの剣を怪しげな眼つきで見つめているのを発見。

 あの目は……懐かしいな。

 かつて鏡の前で何度も見た、闇を背負った男の目だ。


「ああ、幾星霜、数多の輪廻を繰り返してもやはりお前と出会う宿命みたいだな。レネルスフィリア」


 独り言が始まった。あと、名前が長い。

 俺は少年の姿にかつての自分を重ね、頭を抱えてゴロゴロしたくなった。


 楽しそうに武器を見ていたロロが、まるで不審物を見つけた猫のように素早く少年の方に顔を向ける。興味は津々だ。

 だが、笑い者にするわけではなく、まるで一つの伝説の始まりに立ち会ったように神妙な顔をしている。


 気づけば、いつの間にか少年のそばに店員さんが立っていた。さっきまでカウンターの中に居たのに。


「お客さん、そちらをお求めですか?」


「ああ、頂こう」


 少年の返答に、店員さんは苦虫を噛んだような顔をする。


「そちらは見ての通り、酷い呪いを受けておりまして。主と認めない者が握ろうものなら、その身に呪いが降りかかってしまうんですよ」


「ふはっ! 構わん。コイツが俺を拒絶するはずはないからな」


「まあ、そこまで言うなら私も構いませんが。ですが、呪いを受けても一切苦情は受け付けませんからね?」


「くどい」


 店員さんの演技スキルが凄い件。

 あと、中二少年は安定の尊大な態度。

 気づけば、俺達以外にも数人のお客さんが彼らの芝居に目を向けていた。


 しばらくして、カウンターの奥から店員さんが禍々しい装飾の筒を持ってきた。

 それを受け取った少年は、両手でしっかりと筒を持ち、店内で魔導装具を展開する。


 その瞬間、赤と黒の身体に悪そうなオーラが、刀身に立ち込め、さらに両手から腕、肩にかけて駆け巡る。

 当事者の少年は、芝居を忘れてキラッキラッな目で呪いオーラを噴出させる刀身を見上げている。


 ピッ。

 カウンターの向こうで、いつの間にか用意されていた魔導装具の商品箱からバーコードをスキャンする店員さん。たまたま俺は目撃してしまったが、中二さんと魔導装具との出会いを台無しにしない、鮮やかな手捌きだった。


「ま、まさか、その呪いを受けて正気を保っている者が現れるなんて……っ」


「え。あ、ああ。ふふっ、これはコイツのクセでな。挨拶代わりの甘噛みみたいなものさ」


「しかし、そう言うことな売らないわけには行きませんね」


「いくらだ」


「12万4千テスになります」


 お高い。

 値段は商品ホログラムの方にもちゃんと書いてあるので、普通にお会計。

 少年は禍々しい筒を腰に釣る下げ、パァッと嬉しそうな顔をする。


 パチパチパチパチ。

 そんな彼に俺やロロを含めた店内にいた観衆が拍手を送った。おめでとうの言葉と共に。

 なんて暖かい世界なんだろう。


 少年はちょっと恥ずかしそうに拍手を受けながら退店。

 その手には、魔導装具の商品箱が入った紙袋が釣り下がっていた。

 俺は他人の黒歴史を見て、妙な尿意を覚えた。ぞわぞわする感じ。




 さて、呪いの店はもういいや。

 どんどん見ていこう。


 それから店を見て回り、何となくブレイヤの武器屋の特徴が見えてきた。

 中二的な魔導装具が揃っているのは共通しているが、個人個人で心の中の中二病はそれぞれあるもんだから、様々なニーズに応えられるように、それぞれの店が各中二病分野に特化した商品ラインナップになっているみたい。

 さっきの呪いの店ならそういう系統のフォルムをした魔導装具が揃っているし、光系の中二さん御用達のお店なら神々しい感じの魔導装具が揃っているみたいな感じだな。


 そう言った店に売っている魔導装具は、モデル違いの物が多いけど、中には物凄くマイナーな魔導装具や大昔の魔導装具の復刻版が混じっていたりもする。


 そうそう、さっきの呪いの店での茶番。

 あれと同じようなものが結構色々な場所で見られた。もちろん、普通に買っている奴の方が断然多い。あれをやるのは精鋭陣だ。

 その茶番に応える店員さんも相当なスキルの持ち主たちであろうな。


 それはさておき。


 捕縛師が使う鎖も結構な種類があった。


 捕縛性能が超特化された『封縛鎖エフィオン』

 巻き付くことで与える継続ダメージ性能を上げた『ドーマの大蛇』

 普通の捕縛も出来るが、地面などに設置することもできる『縛鎖陣ガラ』


 等々、ニーズに合わせてかなり充実したラインナップとなっている。


 しかしまあ、個人的にはヴァルドナの鎖かな?

 バランスが取れているのが良い。


 だが、ヴァルドナの鎖にもシリーズがたくさんある。

 イージス・『フロンティア』、ルビカンテ・『灰燼』、みたいな感じで。

 性能差があったり、鎖の先端に刺突武器が付いたり、と物によって変わるようだ。


 同じようにロロが欲しいビットオーブも色々なシリーズがあるみたい。

 とはいえ、ロロの場合はフォルムが一番重要なよう。


 さて、そんなシリーズがたくさんある魔導装具だが。

 ぶっちゃけ、ド素人は性能差を気にするほどのことではないと俺は思っている。

 なぜなら、魔導装具がすんごい強いからだ。


 コノハスライムで手こずっていたから勘違いするかもしれないが、義務冒険者の低クエストレベルで出会うような魔獣は、魔導装具ならどれを使っても一撃である。もちろん、当たればな。

 本当に性能差を気にしなくてはならないのは、義務冒険の中盤以降で十分だと思う。


 故に。

 俺もフォルム買いすることにしたぜ!


 というわけで、俺が買ったのは黒い皮手袋型のヴァルドナの鎖。

 展開する前は、手首にリングとなって待機している。発動すると手袋になるって寸法だ。


 忘れてはいけないのが、ここが中二病の町って事。

 もちろん、この手袋にも遊びが施されている。

 なんと、かざした腕及び、放出した鎖の回りに円環状の魔法陣がいくつか出てくるのだ。ああ、魔法陣に意味は全くないぞ!

 もちろん、この魔法陣により敵に攻撃を察知される等の危険性があるので、オンオフは任意で切り替えられる。


 早速使ってみたいところだが、魔導装具は街中で使用できない。

 ルファード・大鎌を出現させるようなことは出来るけど、その性能は完全に封じられてしまうみたい。まあ危ないし、そういうストッパーが可能なら当然の処置だろう。


 俺が買い物を済ませると、ロロがちょっと焦りの浮かんだ顔をした。

 好感度上げが楽しくなっていた俺は、すかさずロロに言う。


「ゆっくりで良いんだよ。気に入ったのが見つかるまで探そうぜ?」


 ロロは、うん、と目を細めて笑った。


 それから数件ほど他の店に移動するも、ロロの琴線に触れるビットオーブは見つからない。


 やれ、フォルムが。

 やれ、趣味じゃない。

 やれ、これはクールじゃない。

 やれ、こういうんじゃないのよねぇ。


 これが女子の買い物……っ。

 いや、なんか違うような気がしないでもないが、女子の買い物の恐ろしさの片鱗を見た気がする。

 ここでキレたらダメな事くらい分かっているので、俺は気を長くして買い物に付き合った。そもそも、さっきのセリフを言った後で、早くしろとは言えない。


 尤も、魔導装具を探す買い物なので、世の男子が食らうような手持ち無沙汰になる服選びとはまた違って、俺も楽しんでお店を回れているんだけどね。なにせ物が武器だから、単純にカッコいいし。


 その後、町をふらふらと歩き、一通り見終わった。


「どう、良いの見つかった?」


 大通りから外れた道に入り、ベンチに座らせたロロを見下ろして、俺は問うた。


 ロロは首を横に振るう。

 気持ち元気が無さげ。


 その様子を敏感に察知した俺はすかさずロロの隣に座り、手をムニムニした。

 ロロは大きな口をむにゅむにゅと動かしてから、口を開いた。むにゅむにゅして耐えていたのに口を開くものだから少し頬が緩んでいる。


「所構わずマッサージするんだから」


 確かに。

 お外で手を触りあうとか、カップルの所業だ。最高にリア充してるぜ。


「嫌?」


「別に。いつもにムニムニするから、そのうち穴開いちゃうかもね」


 可愛いこと言いやがる。


「そうなったらごめんね?」


「ごめんじゃすまないわ。顔とか洗う時、お水が全部零れちゃうのよ?」


 たぶん、他の人が聞いたら、何言ってんだコイツらと思うんだろうけど。

 こんなアホみたいな冗談を言い合うのが凄く楽しい。


「ホントに似てる!?」


 唐突にそんな声が耳に届いた。

 はたとして声の方へ顔を向けると、そこには三人の女の子が。

 一人だけガチでヤバい奴がいる。両目を覆う心眼布みたいな物をつけた女の子だ。他の二人は概ね普通。


 女の子たちは何やらわたわたしたり、ひそひそしたり。視線は紛うことなく俺達に向けられていた。


 するとロロがマッサージを終わりにして、俺の背後に回った。

 そうして、俺の目を片手で塞ぐ。

 突然のイチャイチャ行動に心臓が頑張り始めたが、すぐにその謎の行動は終わった。


 戻った視界には、三人娘が妙に緊張した感じでこちらを見ていた。


「え、今のなに?」


「……まつ毛になんかついてた」


「背後から取る!?」


 う、うーむ?

 絶対何か誤魔化してるんだよな。

 考えてみれば、この前ガリオン教官と廊下を歩いてた時もこんな違和感があったな。

 だけど、突っ込んで聞いて良いものか。

 誤魔化すならロロにとって知られたくない事だろうし……


 俺が考えていると、三人娘がこちらに近づいてきた。

 そんな彼女たちにロロが歩み寄る。


 四人がひそひそと話し、三人娘がニャーッと鳴く。クソ可愛いなあの集団。

 そうした後で、ロロが何かを書いて三人娘たちに渡すと、彼女たちはパァッと顔を輝かせて頭を下げた。若干一名心眼している奴がいるので目以外の表情しか見えないけど。


 三人娘が立ち去ると、やれやれと言った感じでロロが帰ってきた。どこかドヤった感じである。


「またシャッドきゅん?」


 思い出すのは、お食事処ミファンで女性陣に囲まれた時の事。

 なんでも、俺は、大昔の実在の人物シャッドきゅんに似ているらしい。


「え、あ、そ、そうそう。アンタがシャッドきゅんに似てるからびっくりしたみたいよ」


「そんなに似てるか?」


「そっくり」


 俺の質問に、ロロは真顔で答えた。

 いやね、俺もあの後ゼットで結構な量の画像を漁ってみて、確かに似てるかもって思ってるけど。なんだかガチ過ぎませんかね?

 シャッドきゅんの画像は、イラストが一番多かったのだが、実物の写真も少しばかりあったんだ。それがまあ似てる。黒髪黒目の普通の少年って感じの少年だ。もっと美男子になれよと殴りたくなった。


「これからも俺って言われるのかな?」


「どうかしら? シャッドきゅんは脇役のくせして割と人気あるから、言われるかもしれないわね」


「そっか。ちなみにさっき女の子たちに何を渡したの?」


「アレは……あ、アレはー……ひ・み・つ・ニャーンッ」


「テフィナだと『ひ・み・つ』のあとにニャーンが付くの!?」


「逆にアンタのところはつかないの? じゃあ何つけるのよ」


「なんだろう……ハート?」


「なによそれ、意味わかんない。ひ・み・つ・ニャーンッ! でしょ普通」


 うーん、まあ確かにニャーンの勢いが可愛いすぎて、言われた方は簡単にはぐらかされちゃうな、これ。って考えてるそばからはぐらかされてるっ、なにこれ怖い!


「まあ、それはともかく。魂の双子っつったってさプライベートは必要だし、そうすると必然的に秘密も出てくるよ」


 俺の場合はお風呂での事とか。

 ロロのリンスがぬるぬるするからいけないんだ……っ! しかも良い香りさせやがってさぁ!

 あと、お風呂のお湯をちょっと飲んでみたりね。美少女の汗の滲み出たお湯とか、飲むだろ普通。こちとら思春期様だぞ!?


 ところでロロはどうなんだろう。

 そういう事するのかな? うーん、全くしなさそう。


「秘密あっても良いの?」


「当然だろ。まあ、秘密にされた結果、凄い困ることになると嫌だけど。あと悲しくなっちゃうような秘密も嫌だな」


 ロロが俺以外の男とイチャラブ電話とかしてたら本気で悲しい。アイツには秘密ね、とか言って。うわ、考えただけで胸が苦しくなるな。


「す、凄い困ることになる秘密は嫌よねぇ? 分かる分かる。あ、そ、そうだ。魔力交換しよ?」


「唐突だな、おい。まあいいけど、おトイレ?」


「ううん、なんとなく」


 なんとなくで魔力交換?

 よく分からないけど、まあ良いか。


 うーん、これもまたはぐらかされている気がするんだよな。

 たぶん、困ることが起こる可能性がある秘密があるんだろうね。すまん、先読みできちゃうわ。


 ロロの要望で、魔力交換をする。

 すると、ロロはもにゅもにゅ唇を動かし、大きな口で三日月にっこり。


 よく分からんけど、俺もロロちゃん風味を味わう。

 ……あれ、焦げの味が濃くなってないか? 気のせい?

 その裏側にある甘みも極まってきているけど、焦げの味が妙に舌に絡んでくる。


 なんだか、心がざわつく味だ。

読んでくださりありがとうございます。


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― 新着の感想 ―
[良い点]  ふっ 我れが此処に書き込むのも宿命であろう……と言う事で、なんと素晴らしき優しい次元世界。  少年と店員とオーディエンスに拍手を。
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