3-1裏 ワワワ 女子会
よろしくお願いします。
【わんわんぉ町 プレミアムアリーナ】
参加人数 12000000人『満室』
男女比 女子のみ
参加資格 女性限定
相談者 愛され猫ロロ
司会 ククル シルニャン
特別講師 ルナルナ
質問形式 質問受付時抽選式
ククル:
みなさん、こんにちは、ククルです《緊張感》
シルニャン:
みなさん、お久しぶりです、シルニャンです《緊張感》
ククル:
本日はシルニャンと私が司会を務めさせて頂きます。
特別講師として、ルナルナさんもご出席くださっています《緊張感》
ルナルナ:
ルナルナです。みなさんよろしくね《緊張感》
ククル:
さて、本日はアンゼ氏をぶっ殺しての女子会となったわけですが、これにはわけがあります。
淫乱猫が愛月を始めてから二十数日。
そう!《くわっ!》
ついに奴らは蜜月の恋人になったのです!《机ドン》
その際に淫乱猫から来たグループメールがこれ!《メール表示》
――――――――――――――――
『にゅふふ、ククルにゃん、シルニャン。
ちゅいにロロにゃんとコウヤにゃんは愛月が深まるのれす(*´ω`)
ロロにゃんは今日の夜からコウヤにゃんとラブラブラブニャーを始めるのれす(*ノωノ)
きっとトロトロにゃのれすよ(*´ω`*)
《中略》
だから連絡はしないでね(=゜ω゜)ノ』
――――――――――――――――
ルナルナ:
脳みそが白いので出来てそうなメールね。
ククル:
はい。淫乱猫はもうダメなんだ、って確信しました。
シルニャン:
私は一度返信したけれど、全く返ってきませんね。
ククル:
私もです。
まあ前置きはこれくらいにして、新たなステージを歩み出した淫乱猫を呼んでみましょう。
おーい、淫乱猫ロロにゃーん!《呼ぶ》
―――30秒後―――
ククル:
あ、あれ? 出てこないな。
ちょっと見てきますね《ダッシュ》
多くのアバター:
《ざわざわ》
―――30秒後―――
ククル:
おい、しっかりしろよ!《引っ張る》
どうしちゃったんだよ!《引っ張る》
愛され猫ロロ:
《ほけー》
ククル:
ルナルナさん! 淫乱猫が! 淫乱猫がぁ!《泣く》
愛され猫ロロ:
《ほけー》
ルナルナ:
これは……《難しい顔》
たぶん、本体が惚けてるわね《パンチ》
ククル:
刺激を与えればいいんですね!?《斧を振り上げる》
ルナルナ:
待って待って!《羽交い絞めにする》
破損退室させたら戻ってこない可能性があるわ!
ククル:
適度にですね!?《パンチ》
シルニャン:
《パンチ》《パンチ》《パンチ》《パン
ルナルナ:
シルニャン、それは適度じゃないわ!《羽交い絞めにする》
シルニャン:
はーなーしーてー!《ジタバタする》
ククル:
どうしたんだよ、淫乱猫!《肩を揺する》
戻って来てよぉ!《泣く》
愛され猫ロロ:
……あ、ククル。
んふふ、久しぶり《にっこり》
ククル:
繋がった! やい、ロロ!
ぶち込まれて頭おかしくなっちゃったんだって心配したんだぞ!
愛され猫ロロ:
ふふふっ、頭がおかしくなっちゃったのはその通りよ。
もうコウヤにゃんの事しか考えられないの《うっとり》
ククル:
な、なにこの感情。
ま、まさかこれが恐怖? この私が?《恐怖》《後ずさり》
愛され猫ロロ:
《ラブオーラぶわっ》
ククル:
う、うぅうう……《ガクブル》
ってアホなことしてないで!
ほらほら、早速お話聞かせて!
ここ数日、気になって仕方なかったんだよ!《必死》
ルナルナ:
それでは改めまして、女子会を始めますね《にっこり》
ククル:
ハッ、すみません、ルナルナさん。
ルナルナ:
いいのよ。友達が凄い事になってるんだものね。
ククル:
す、すみません《赤面》
ゴホンッ!《咳払い》
それで、どうだったの!?《前のめり》
シルニャン&多くのアバター:
《正座》《前のめり》
愛され猫ロロ:
そうね、どう語れば良いのかな《遠い目》
ククル:
最初は、最初はどうだった!?
愛され猫ロロ:
最初……そう最初は、ズルドグゥ! って感じだったわ。
ククル:
ズ……?《困惑》
ねえねえルナルナさん、ズルドグゥって《袖を引っ張る》
お姉ちゃんズルドグゥってなったって《幼児退行》
シルニャン:
《ガクブル》
ルナルナ:
よしよし《なでなで》《なでなで》
ドラゴニック級だもの、仕方ないの《微笑み》
ククル&シルニャン:
うん……《寄り添う》
愛され猫ロロ:
その瞬間、身体も心も一瞬で理解したわ。
これには勝てないって。
気が付けば口から子供みたいに、みゃーって出てたわ。
シルニャン:
みゃー《幼児退行》
愛され猫ロロ:
コウヤは少し待っててくれたんだけどね。
私がみゃーって言うと、目の色が変わって。
ズロロロロって。
ククル:
ズロ……?《困惑》
ねえねえルナルナさん、ズ、ズロロロロって《袖を引っ張る》
お姉ちゃん、ズロロロロってなったってぇ《怯え》
ルナルナ:
ど、ドラゴニックはそういうものなの《にっこり》《震え》
ククル:
ひぅうう……《ギュッとする》《震え》
シルニャン:
《正気に戻る》
そ、それで!?《興奮》
愛され猫ロロ:
動きながらコウヤが耳元で私の名前を叫ぶように囁くの。ロロ、ロロ、好きだ、好きだって。
ククル&シルニャン&多くのアバター:
にゃー《前のめり》
愛され猫ロロ:
私も必死でコウヤの名前を言ったわ。
そうしているとね、次第に呼吸がリンクし始めるの。
汗ばんだ身体が絡み合って、体温が混ざり合って。
ククル&シルニャン:
にゃーにゃー《目をキラキラ》
愛され猫ロロ:
魔力交換をしながら夢中でキスをしたわ。
口内に今まで味わった事のない最高に幸せな味が広がって。
上手にしなくちゃ、悦んでもらわないとって気持ちが全部消え去ったわ。頭に残ったのはコウヤだけのことだったわ。
全アバター:
にゃーにゃーにゃー《手をブンブン》
愛され猫ロロ:
そうするとね、フッと境界線が無くなったような気がしたの。
私とコウヤの皮膚の境目が酷く曖昧になって、チョコとクリームが交じり合うみたいに身体が一つになった錯覚を起こしたわ。
全アバター:
にゃー……《うっとり》《羨望》
愛され猫ロロ:
そうこうしていると、コウヤが荒々しく私の名前を呼んだの。
その時、理解したわ。
あ、トドメ刺されるって。
ククル&シルニャン:
とどめ《ゴクリ》
愛され猫ロロ:
コウヤは私たちの記念のためにその日一日我慢してたの。
それが解き放たれたわ。
トドメだった……最高に幸せな体験だった……《うっとり》
全アバター:
ふぅ……《精も根も尽きる》
ククル:
その後は何か素敵なこと言われた!?《前のめり》
愛され猫ロロ:
ううん。二人で抱き合いながら10分くらい泣いたわ。
シルニャン:
な、泣いたの?
アンタだけじゃなく、コウヤさんも?
愛され猫ロロ:
うん。愛おしすぎて、切なくて、一緒に居るのに涙が出てきたのよ。
ククル:
そ、想像できぬ……っ《頭を抱える》
猫舌さんのこと愛おしいけど、そんな気持ちなったことがないよ!
シルニャン:
激しく同意
ルナルナ:
猫舌さんも本望でしょうね《優しい目》
ククル:
そそそ、その後は!?
愛され猫ロロ:
一晩中……《ほけー》
ククル:
またほけーッとし始めやがった!
思い出しほけーっ禁止だって!《パンチ》
シルニャン:
一晩中なに!? ねえってば《パンチ》《パンチ》《パンチ》
愛され猫ロロ:
お、おっと……って何してんのよ!?《パンチ》《パンチ》
ククル:
お前が思い出しほけーっするからだろ!
愛され猫ロロ:
え、あ、ごめんごめん。
そう、それでそうなったら一晩中ラブニャーですわ。
ククル&シルニャン:
ひにゃー《羨望》
愛され猫ロロ:
そうそう、ルナルナさん!
ルナルナさんに教えてもらったジェルが滅茶苦茶役に立ちました!
あれが無かったらこんなに幸せな感じじゃなかったと思います!
教えてくれてありがとうございました!《ぺこり》
ルナルナ:
そう、それは良かったわ《にっこり》
ククル:
すげぇ、さすがルナルナさんだ《憧れ》
ルナルナ:
どう、コウヤ君は上手?
愛され猫ロロ:
すんごい上手です!《手をブンブン》
動きが滑らかで、気が付いたらあんな格好させられたり、こんな格好させられたり!
多くのアバター:
にゃー《興味津々》
愛され猫ロロ:
マッサージが上手だからでしょうかね、私の身体を熟知してるんです。
たぶん、私よりも私の身体のこと知ってるんだと思いますね。もうすんごいんです!
何より、私の事を好きって情熱的に言ってくれるんです! もうもう、最高なんです!
ククル:
はわぁ……あんな格好……こんな格好……どんな?
うぅうううう、羨ましい羨ましい羨ましい!《寝転がってジタバタ》
シルニャン:
羨ましい羨ましい羨ましいよぉおお!《寝転がってジタバタ》
年若いアバター:
羨ましい羨ましい羨ましい!《寝転がってジタバタ》
ルナルナ:
ふふっ、夢中ね。
今コウヤ君はどうしてるの?
愛され猫ロロ:
今は休憩中です。
っていうか、どうしよう、寂しくなってきちゃった……《しゅん》
ククル:
き、禁断症状が出てやがる《ドン引き》
まだ30分程度なのに……
愛され猫ロロ:
だって休暇に入ってから、おトイレの時間以外で半径1メートル以内から離れることがほとんどないんだもん。むしろ肌が触れあってない時間がほぼないわ。間違いなくこの時間が一番離れてるわね。
ククル:
それ!《ビッよ指さす》
前回も言ってたけど、それってガチなの?
っていうかさらに酷くなってるよね!?
愛され猫ロロ:
酷くなってるだとぅ!《プンプン》
コウヤにゃんとロロにゃんのラブラブがより深まっただけなんだぞ!《ぽかぽか》
ククル:
《手を取る》《一本背負い》
愛され猫ロロ:
ゴフッ!
ククル:
ふぅ、破損退室が出来ないのはキツイな。
それじゃあ、時間も押してるし、ルナルナさんに何かタメになるお話をして貰いましょう。
愛され猫ロロ:
それ!《シュバッと立ち上がる》
ルナルナさん、あんなの勝てませんって!
私、全部コウヤにゃんに任せてにゃーにゃー言ってるだけなんですけど!?
ルナルナ:
そうね、最初はそれでいいのよ《にっこり》
愛され猫ロロ:
そんな!?《愕然》
私達が覚えた蜜技は、アレの前には無力なんですか!?
多くのアバター:
《ざわざわ》
ルナルナ:
そんなことないわ。
壱の愛も弐の愛もちゃんと役に立つはずよ。
今はまだ新しい事が始まってそちらに目がいっているだけなのよ。
愛され猫ロロ:
だけどだけど! コウヤにゃんがアレを使い始めたら、何も出来なくなっちゃうんだもん!
ハッ、そうだ、参の愛を教えてください!
ルナルナ:
そうね、頃合いかもしれないわね。
ふふっ、ついにこの時が来ましたか。
良いでしょう《ピンクのオーラぶわっ》
ククル:
はわっ《いそいそ》《正座》《メモ用意》
多くのアバター:
《いそいそ》《正座》《メモ用意》
ルナルナ:
蜜技の参の愛以降は、ある程度の余裕が必要です。
なにせ、壱と弐はこちらからガンガン攻められるけれど、参からは受け身の状態で行使する必要がありますからね。
余裕がなければ話になりません。
しかし、蜜月となった男女は大変に相性が良くなるので、余裕なんて普通は出来ないのです。
ロロちゃんはどう、今、余裕はある?
愛され猫ロロ:
欠片もないです。
ルナルナ:
つまりは、大満足しているわけです。
これは恐らく永遠に続きます。
ククル:
じゃ、じゃあ、参の愛は使えないじゃないですか?《困惑》
ルナルナ:
そこです《ビッと指さす》
参の愛以降は、男性に楽をしてもらいつつ、最高の体験をしてもらうためにあるのです。
つまり、意図的に余裕な時間を貰うのです。
シルニャン:
ふん、なんだお膳立てしてもらうのか《白け》
ククル:
ば、バカお前、謝れ!《肘で小突く》
ルナルナ:
ふふっ、それではこの映像をご覧ください。
参の愛で最も華麗な技『桜花竜食陣』です。
―――上映会 10分後――――
愛され猫ロロ&ククル&年若いアバター:
《抱き合う》《ガクブル》
シルニャン:
えっぐ、うっぐ……な、生意気言ってすみませんでした……《謝罪》
ルナルナ:
いいのよ《なでなで》
ククル:
お、お前、あんな技できるのか?
愛され猫ロロ:
む、無理かも……《しゅん》
ルナルナ:
ロロちゃん、無理なのは当たり前なのよ。
だってアナタは言ってしまえば、素人だもの。
桜花竜食陣は3年くらいしたら出来るわ。
愛され猫ロロ:
そ、それじゃあすぐに使える技は……
ルナルナ:
初心者が覚えるべき技はこれね。
男性たちの記憶に燦然と輝く優しき技『花落ち』。
映像はこれです。
――――上映会 5分後――――
愛され猫ロロ:
こ、これなら出来る!《ふんす》
ククル:
ま、マジで!?《驚愕》
っていうか、う、うわぁ……お前らあんなことすんの?《赤面》
愛され猫ロロ:
うん! 頑張る!《ふんす》
ルナルナ:
それでは花落ちを使う上での講義をしましょう。
まずは花落ちを使うには―――
――――10分後―――
ルナルナ:
―――というわけです。
何度も言いますが、無理にやる必要はないのよ。
参の愛はエッセンスにすぎません。多用すればむしろ男性の自信をへし折る結果になります。
多くのアバター:
《真剣》《メモメモ》
愛され猫ロロ:
わかりました!《そわそわ》
よぉし! ククル、私、帰るわ!《そわそわ》
さっきから寂しいゲージがヤバいの!《そわそわ》
ククル:
お、おう、もうそんな時間か。
っていうか、お前途中から結構そわそわしてたしな。
それじゃあ、愛月が深まった記念だ。
今日のところは、勘弁……しねえよ!
全員起立! 斧用意!
全アバター:
《起立》《斧を持ち上げる》
ククル:
ってぇ!《斧投げ》
愛され猫ロロ:
斧の雨を抜けたロロにゃんはラブラブラブニャーを再開するのれすぅ《腕を広げる》
待っててね、コウヤにゃん!《ぴょーん》
【愛され猫ロロさんはアバターが破損したため、退室しました】
シルニャン:
く、狂ってる……っ《怯え》
ククル:
ぴょーんはやべえな。
ところでルナルナさん、ルナルナさん。
ルナルナ:
なぁに?
ククル:
凄いトロニャーの仕方教えてください《真顔》
シルニャン:
アンタねぇ……《呆れ》《正座》
ルナルナ:
ふふふっ、良いわよ。
明日はお休み?
ククル:
はい《正座》
ルナルナ:
それじゃあスペシャルなトロニャー方法を教えましょう《ピンクのオーラぶわっ》
ククル&シルニャン:
《ゴクリ》《メモ用意》
多くのアバター:
《正座》《メモ用意》
読んでくださりありがとうございます。
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