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タチアオイ
真夏日が続く毎日
眩しすぎる太陽
見上げると青い空だが
色がハッキリと見られない
帽子をかぶって散歩をするものの
汗がふき出してきて
紫陽花は既に枯れてドライフラワーのよう
昔のような向日葵もなし
タチアオイが綺麗なピンクをつけている
一昨年だったか、見つけ、今年も咲いてる
昔、美術館で観たベルギーの画家
エミール・クラウスの「タチアオイ」を思い出した
ポストカードがあったと探してみる
ほんのり薄いやさしいピンクのタチアオイ
画家は何を感じ
何を思って描いたのだろう
私は何を感じる?
毎年訪れる夏
同じ夏でも、変わらぬようで違う
苦い経験もあれば
幸福感と安堵感ある経験も
帰りにチェリーを買おうとしたが
既に仕入れられてなかった
秋の葡萄が並んでる
季節の果実の先取りも爽やかだけど桃を買った
・・・タチアオイはいつまで咲いてるだろう
当たり前の生活が出来ることに感謝を