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チョコレイト戦争

作者: 井沢あや

 朝の眩しく柔らかな日差しが、薄いカーテンの布地から溢れだす。耳元でやかましく鳴る目覚まし時計を乱暴に叩き止め、俺は布団から這い出した。

 俺は遅刻常習犯で、目覚ましを止めてからすぐに起きるなんてのは奇跡に近い。今日早起きしたのには、正当な……いや、白状するとちょっと不純な動機があるんだ……。

 ――セント・バレンタイン。ご存じのように女が男に想いを伝える日。チョコレートという甘いプレゼントを携えて、かわいい(例外もある)女の子が男共に告白する。男にとっては、365日のいつよりも重要かつ心待ちにしている日だ。

 そう、俺には大好きな娘がいる……。明日に控えた決戦の日、俺はなんとしてでも星野からチョコレイトを貰わなくてはならない。

 男のプライドを賭けて、アイツだけには負けられないから。 

 のそりのそりと学校に行く用意をし、俺はやっと家を出発した。それでもいつもより随分早くに家をでることができ、俺は朝の空気の清々しさに驚いていた。たった少しの差で、こんなにも様子が変わる物なんだ……。


「…しょうへい?嘘っ、本物!?今日は早いね!」

「星野!!」

 

 朝からついてる!俺はそう思った。しかし、その後ろには俺が最近もっとも見たくないヤツの顔。

 俺のライバル、谷崎 賢悟だ。

「珍しいこともあるもんだな。おはよう、松平」

 賢悟はいつも通り爽やかで、尚且俺を心から苛つかせる笑顔で話しかけてきた。

「お…お前またそうやって抜け駆けして!ズルイぞ賢悟!」

「抜け駆け?何いってんだよ。お前が朝起きないだけだろ?一緒に行きたいなら早起きしろ」

 星野が賢悟の隣でアハハと笑った。

「うっせぇ!明日っからはちゃんと起きっから待ってろよ!」

「あたし達まで遅刻したら困るから、ちゃんとしてよ?5分までに出て来なかったら、容赦なく置いてくからね」

 星野の手厳しい言葉に、俺はうなだれるより他になかった。


 この三人。つまり、俺、二宮 松平と、星野 七海、谷崎 賢悟は同じ社宅に住む幼馴染みだ。

 

 チャイムがなる。少し立ち話をしてしまったため、俺達が学校に到着したのは登校時間ギリギリになってしまった。

「おっ、二宮!今日は間に合ったか。これからもキチンと来いよ」

 玄関で生徒指導の高田に声を掛けられた。始めに言ったように俺は遅刻常習犯で、プラス明るく染めた髪も祟って、生徒指導にはしっかり目をつけられている。

「ん……?谷崎か?お前がギリギリに来るなんて珍しいな。二宮に絡まれたか?」

「先生!酷いッスよ〜。絡むってなんスか!!」

 俺はすかさず突っ込みを入れた。星野の前で、どうしてこうも情けないとこばかり見せなきゃいけないんだ。今日はビシバシカッコイイとこ見せて、松平大好き(ハート)って思わせる予定だったのに……。

「絡まれてないですよ。ちょっと引き止められただけです」

「そうか。こんなヤツ無視して来て良いんだからな?」

 辺りには、俺以外全員の、朗らかな笑い声が響いた……。




 教室に二人で入ると、友人の(あつし)に冷やかされた。俺は今年、幸運にも星野と同じクラスになれた。しかも賢悟とは一組と六組で端と端だ!クラスでは、そうしようと思えば星野は俺が独占できる。

 最高だね!

 HRが始まって席に着くと、隣には星野の綺麗な横顔。ここのところ俺はやたらと運がいいんだ。

「星野、いつからアイツと二人で学校来てたんだ?」

「え〜?中学入ってからはずっとだよ?あっ、でも勘違いしないでね!松平を仲間はずれにしてた訳じゃないからね!」

 つまり俺は、約二年間も何も知らず賢悟に抜け駆けされてたって訳だ。

「明日も早く起きれるよーに、星野がモーニングコールしてよ」

「いいよ〜。でも目覚め悪くても知らないから」

「マジで!?頼む!サンキューな!」

 笑うとほっぺにエクボが出来て、目尻がキュッと下がる。大きな眼が、表情をくるくる変えてかわいくて、俺はもう星野にメロメロだ。

 ただ、幼馴染みって間柄が、俺達の関係を恋の方面へと変えづらくしていた。星野はおれと賢悟のどちらを好きなんだろうか?あるいは他に好きな奴がいるのか……。

 いつか星野が俺や賢悟以外の男と楽しげに歩く日が来るとしたら、俺はどんな気持ちがするだろう……。考えるのも嫌で、俺はすぐに思考を振り払った。

 明日はセント・バレンタイン!なんとしてでも、星野から本命チョコを貰うんだ!

 今年こそ目指せ両想い!

「松平ってさ、見てると飽きないよね。たまに何考えてんのかなって思っちゃう」

「は?」

「さっきから、こんな顔したり、こ〜んな顔したりしてるんだもん」

 星野は自分の顔を伸ばしたり摘んだりして言った。お前の事考えてんだよ!

「俺はそんな顔してねぇよ」

「してたもん〜」

 星野はクスクスと笑う。ムカつくけど、その数倍愛しさが込み上げる。星野は、家族のようで、友達のようで、それでいて大好きな女の子だ。




「松平」

「何スか。賢悟くん」

「何って……お前が呼び出したんだろ?俺はお前と違って忙しいんだからふざけんなよ」

 昼休み、俺は結局星野になんのアピールも出来ず、取り敢えず生徒会室に戦線布告しにやって来ていた。言い忘れてたけど、つーかどーでもいいけど、賢悟は現生徒会長だ。

 容姿淡麗、成績優秀。人望も厚く、女にもモテル。完璧すぎてイヤミな奴……。一つだけ、スポーツだけは勝てる自信あるけど。

「明日はバレンタインじゃないですか、賢悟くん」

「あぁ、そうだな」

「今年こそは、キチンと白黒つけたいんですよね」

 賢悟の目の色が変わった。

「それは俺も同じだ」

「勝負だ。俺と、お前と、どちらが星野のチョコをゲット出来るか……」

「どちらが七海にチョコを貰えるか……」

「手加減はしねぇぞ?」

「それはこっちの台詞だ。お前こそ、ハンデが欲しいなら今のうちだぞ?」

 賢悟の口がニヤリと弧を描く。

「「勝負だ!」」

 そうして、俺達は互いに背を向けた。バレンタイン闘争は、今始まったばかり……。




 教室に戻ると、自然と目が星野を探す。星野は女友達と盛り上がっているところだった。

「それで七海は?二宮と生徒会長、どっちが好きなの?」

「え?え〜…あたし達、そんなんじゃないよー」

「だってずっと一緒なんでしょ?絶対どっちかは好きだよ〜」

「そうだよね〜」

「きゃっ、松平!やだぁ…何してんのぉ!?」

 ちっ……。バレたか。ひっそり混じってたつもりだったのに。

 だけど、真っ赤な星野もかわいいなぁ〜。

「そりゃあ男として?こーゆう話題は素通り出来なかったってゆーやつ?」

「女同士の会話なの!入って来ないでよ!」

 怒ってる星野も。どんな星野でも俺は愛しちゃってるからね。

「明日、楽しみだな〜」

「うるさいっ!」

「ホント仲良いよね〜。羨ましいわ」

「カナもうるさいよ!」

「あ〜こわっ」

 今度は、星野以外全員の笑い声が響く番だった。

 これで少なくとも、星野は俺を意識してくれるだろう。いや、まだまだだけど。こんなんじゃ、また賢悟とお揃いの義理チョコになっちまう。

 告白……、その二文字が俺の頭に浮かび上がった。

 あとは一歩進む勇気だけ……。賢悟より先に星野に告白するんだ。大丈夫。何もかも上手く行く。

「星野、今日帰り一緒に帰ろうぜ。ちょっと付き合えよ」

「松平イジワルするからどーしよっかなぁ〜」

 星野はわざとらしく頬を膨らませてみせた。

「ごめんって!マジで。星野様〜」

「しょうがないな〜。じゃあカカオのケーキで許してあげる」

 カカオは、駅前にある星野のお気に入りのケーキ屋だ。

「かしこまりました!じゃあ帰りにな」

「やったぁ!ありがと〜」

 星野の笑顔が見れるなら、ケーキ一個くらい安いもんですよ。放課後のことを考えると、俺は今からついつい浮かれてしまった。


 放課後、俺たちが教室を出ると、そこには笑顔の賢悟が立っていた。もちろん俺は無視して通り過ぎようとした。

「えっ…あっ、待ってよ松平!」

 俺がぐいぐい引っ張ったからか、星野はすっとんきょうな声をあげる。

「そうだぞ松平。シカトは流石に酷いんじゃないか?」

「行くぞ星野、今日は二人じゃなきゃ駄目なんだ」

「何? 二人とも……仲良くしてくんなきゃ嫌だよ!」

 星野が俺の腕を振り払った。きっと俺は、捨てられた子犬みたいな表情をしてたと思う。誰に嫌われたっていい。ただ、星野に嫌われるのだけは耐えられないと思った。

「ご……めん、あたし」

 辺りを気まずいフインキが漂う。

「分かったよ……。賢悟と二人がいいならそうすればいい」

「松平! 違うの! 話聞いて!」

 星野が学校の外まで着いてくる。何事かと、下校中の生徒達がジロジロ見てきた。

「違わないんだろ?」

「あたしはただっ……」

 俺が立ち止まって振り向くと、星野は大きな目に涙をいっぱい溜めて、俺より頭一個下の方で震えていた。

「泣くなよ」

「うっ…だってぇ」

 下手すれば鼻水まで流れてきそうな顔して、星野はそう言った。公衆の面前とか構わないから、抱き締めてしまいたかった。

 しかし、あと一歩遅く……。

「七海を泣かさないでくれます?」

 実際に星野を後ろから抱き締めたのは賢悟の方だった。

「生憎今日は俺が先約なんだ。横から入ってくんじゃねぇよ」

「早いもの勝ち主義なんて、小学生じゃあるまいし。七海は三人がいいんだよな〜」

 頷いちゃったよ……。だけど俺だって幼馴染み。星野が泣き落としに弱い事くらいは知っている。

「星野……大事な相談があるんだ。今日だけは二人で話したい…頼むよ」

 どさくさに紛れて、星野を賢悟から引きはがしながら俺は言った。眉を下げ、いかにも困ってますって顔をつくる。

「うん、分かった……。賢悟、ごめんね。今度絶対埋め合わせするから!」

 俺たちが並んで歩き出すと、後ろから賢悟の舌打が聞こえてきそうだった。


 


 冷え込んできた外気にさらされながら、俺たちは並んで歩く。漆黒の空に細い月が浮かび、猫の目のように俺たちを見下ろしていた。

「星野、ちょっと座んない?」

 カカオのケーキは旨かったし、会話も弾んだ。学校でのゴタゴタなんて、ほんの少しも引きずらずにここまで来れた。大丈夫、星野が嫌な顔をしてるのは、ここが公園のベンチで少し寒いからに他ならない。

「ほら」

 俺は有無を言わせず星野を隣に腰掛けさせた。

「相談って何?進路の事とか?」

「いや、正しくは、話があるんだ……」

 俺はゆっくりと深呼吸をした。なんて静かなんだろう。心臓の動くのが、異様なほど煩く耳に届いた。

「……七海」

 星野はいくらか驚いた顔をした。俺が星野を七海と呼ばなくなってから、どのくらいがたっただろう。

 意地っ張りで、強情で、恥ずかしがりやだった小学生の俺は、星野を七海と呼ぶことをいつしか躊躇うようになっていた。

 俺、星野、賢悟。思い起こせば、三人でいない時なんて無かった。馬鹿で陽気な俺と、賢く冷静な賢悟。俺たちが互いをライバルとして意識する様になるのにそう長くはかからなかった。

 星野抜きなら、良い友として互いを分かりあえただろうか……?

 いや、今は昔の回想になんて浸ってる場合じゃない。目の前の現実に戻らなくては。

「七海…には、いつも感謝してる」

「……うん。どうしたの? 急に」

「俺が馬鹿な事やったら叱ってくれて、困ってる時は手ぇ貸してくれて、辛くても笑顔を忘れない所とか尊敬してるし、他にもいろいろ……。言い尽せないけどホントに、14年間、俺の側に七海がいてくれた事に感謝してるんだ」

 星野の顔を見るのが照れ臭くて、俺は前ばかり見ていた。今、君はどんな顔をしている?

「だから、ありがとう」

「うん」

 俺はゆっくり深呼吸をした。頭の中は嘗てないくらい冴えてる。大丈夫だ。

「だから、旨く言えねぇけどさ、七海には……これからもずっと側にいて欲しい」

 星野はもう、相槌を打つこともしなくなった。俺の言おうとしてる事に、薄々気付いているのかもしれない。

「……好きだ」

 言いたい事は、まだいっぱいある。伝えたい気持ちは、まだ溢れてるけど、一言で充分だと思えた。

「返事はいつでもいい。七海の気持ちの整理がつくまで、いくらでも待つから」

「……はい」

 チラリと横を見ると、星野の頬は桜色に染まっていた。月明かりに照らされ、今この一瞬だけの美しさ。大人になっても、今日の情景は色褪せず輝き続ける気がした。


「じゃ、帰るか!」

 その後俺は星野を送って帰ったけど、俺たちは一言も言葉を発さなかった。有るのは程良い緊張感と互いの息遣い。

 時々寒そうに手に息を吐きかける七海を見て、手を握ったのは俺のほんの些細な勇気。

 七海は何も言わなかったので、俺達は幼い頃のように、そのまま手を繋いで歩いた。

 

 

 翌朝、俺は柄にもなく寝付けなくてまた早起きした。

 母さんには大雪が降ると言われたし、父さんには褒められた。もう中学生なのに。照れくさいからやめて欲しい。

 星野からのモーニングコールは来なかった。

 

「おはよう、マツダイラ。昨日はさぞ楽しかったんだろうね」

「俺はマツ●ンじゃねぇ」

「細かいこと言うなって。七海は?」

「見ての通り、まだ来てねぇよ」

 俺達は社宅の入り口で待ち合わせをした。しかし普段なら一番に来るはずの七海がまだ来ていないのだ。賢悟はどうか知らないけど、俺はさっきからかなり心配していた。

「迎えにいくか」

「そうだな」

 エレベーターは、9階辺りを進んでいる。

「お前、昨日七海に告ったんだろ」

「どうかな」

 男二人。エレベーターは7階。

「抜け駆けした気でいるんだろ?」

「別に。先に言ったからどうなるってもんでもねぇだろ」

 モーター音と沈黙。5の数字が点滅する。

「大きな勘違いだな」

「何のことだ?」

 誰もいない、玄関ホール。3階……。

「馬鹿だな。もっと頭つかえよ」

「さっさと言えよ!」

 2。

「俺も昨日、七海に告白したんだよ」

 −−チン!

 

「おはよう! ごめんね、待った?」

 

 頭の中が、真っ白になった気がした。一体いつの間に?やっぱり賢悟は、抜け駆けの天才だ。

「おはよう七海。今ちょうど迎えに行こうとしてたんだよ」

「ほんとごめんね!」

「気にするなって。さぁ、行こうか」

 二人の会話がすごく遠くに感じる。口の中の、水分全部絞り出されたみたいに喉がカラカラだ。なのに汗はじんわり吹き出してきて。これって冷や汗ってやつ?

 そもそも俺はなんで焦ってるんだ?賢悟が七海を好きな事なんて、前から分かっていたことなのに。

 星野は、賢悟になんて返事をしたんだ……?

「待てよ!」

 俺は叫んだ。心の叫びだ。

「松平……?」

 星野、そんな困った顔すんなよ。男同士、きちんと決めなきゃいけねぇ勝負ってもんがあるんだ。

「だったら話は早い。ここではっきりさせようぜ」

「松平、落ち着けよ。学校に遅刻する」

「あいにく俺は、お前と違って今日一日何もなかった風に過ごすなんて芸当出来ねぇんだよ」

 星野を困らせる事くらいちゃんと分かってる。

「話は昼休みにしよう」

「なんでそんなに冷静なんだよ! 俺はてめぇのそうゆう所が理解できないね!」

「俺はお前のすぐかっとなるところに着いて行けないな」

「やめてよ二人とも!」

 星野の一声で、その場は信じられない程静かになった。

「喧嘩しないで! あたしは……松平も、賢悟も、おんなじくらい大好きなの。どっちか決めるなんて出来ない」

「七海……」

「ずっと三人がいい! どうしてそれじゃダメなのぉ?」

 星野はまだ子供で居たいと言った。しかし俺達は確実に大人になっていく。

 ずっと三人一緒なんて不可能だ。俺達が星野に恋をしてしまったから。

 14歳。細い綱の上に立っている、微妙な年齢。

 一歩間違えば、暗闇に、堕ちてしまいそうな……。

「ごめん。困らせて」

 俺は星野を抱きしめた。今度は、賢悟より早く。

「松平、は……離して!」

「離れろよ! 七海が嫌がってるだろ!?」

「今じゃなくっていい。今は三人一緒で構わないから、いつか、俺の事を好きになってくれないか?幼なじみとしてじゃなく、男として」

 そうして俺はあっさりと星野を離した。星野は真っ赤だったが、もう困った顔はして居なかった。

 俺は余裕で微笑んだ。

「よしっ、学校行くかぁ!」

 今年もまた、賢悟とお揃いのチョコレートだな。

 

 


 中学二年、冬。

 俺達は日々成長していく。

 笑い、泣き、支え合いながら。

 確かな友情がそこにある。

 未来がどうなっているかは分からない。

 過去の幸せな時代にも戻れない。

 ただ、俺達は前だけを見て歩んで行く。

 今はまだ、チョコの様に甘い少年期。

 俺達のチョコレイト戦争は、まだ序章にしかすぎないのかもしれない。

 

 そんな、中学二年、冬。

 

 

 


           −−ToBeContinuation?

このような稚作に最後までお付き合い下さりありがとうございましたm(_ _)m機会があれば三人のその後なんて書いてみたいなと思っている作者であります。それではまた。

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― 新着の感想 ―
[一言] ただひとつ 腑に落ちないのがありがちな設定なのが残念でした
[一言] 続きがかなり気になります!三人のキャラクターが生き生きと描かれていてすごくよかったです!続編希望しちゃいます♪
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