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―角の章― 第二話 銀の髪のエルフ

前回は角の章のプロローグ的回でした

今回から本格的に動き出します


でも更新ペースは週に二話ずつぐらいになりそうです

…タイプがおそいんで

 ―――ガタガタガタガタガタガタガタガタ………!!

 

古い幌馬車は悲鳴を上げる。――ここは自分の駆るべき地ではない、と。




「うひぃ。シェルナスのダンナ!車輪からヤバ気な音がっ!」


「コル!お前の腕前を信じてるからな!」


「腕前云々でどうにかなる問題っすか?!」


 今、彼らのる馬車は急な下り勾配を転がるように駆け下りている。目的は一つ、賊に追われている女性を救うために。シェルナスは激しく揺れる馬車の上で立ち上がり、遠くを駆ける馬上の者たちに視線を固定している。コルは馬に車輪に地面にと、あちこちに気をやりながら顔を青くしている。二頭の馬は、自らが曳いているはずの荷車に追い立てられているかの如く、激走している。


「ダンナっ、このままでいいんですか!?なんかどんどん離されてる気がっ!」


「いい!彼女はあそこの森を目指している筈だ!」


 シェルナスにそう言われコルはその森を視界に入れる。鬱蒼うっそうとしていて深そうな森だ。


「あんなとこ、馬が走れないんじゃ…。」


「だが身を隠せる。今のままより逃げ切れる可能性が高い。」


 ――なるほど、とコルは思う。しかしふと疑問がよぎる。同じ場所に向かっているのにちっとも近づいて来ないのは何故か、と。


「そりゃあ、あっちは迂回でこっちは直行だからだろ。」


と、シェルナスがその疑問に答える。


「迂回?なんで迂回してるんすか?」


「アレを避けるために決まってるだろう。」


「アレ?」


 シェルナスが指すその先には……。


「クラック。」


「ええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇえええええ~?!」


 巨大な大地の裂け目を目の当たりにして、コルは取り乱す。


「うわぁ?!ヤバッ!ヤバい!!お前ら止まっ…!」


「こらこらこらぁ!!止めちゃダメだろ!」


 馬を止めようとしたコルを慌てて制するシェルナス。


「だってダンナぁ!このままじゃ死にますよ!転落人生まっしぐら!死んで花実も自分まだ蕾っす!!」


「落ち着け!ちゃんと考えあってのことだ!お前と心中する気はない!!」


「本当ですか!?どうするんですか?!どうやるんですか?!」


「魔法を行使する…!」





 魔法―――それは『古き神々の恵み』。



 神秘学者デューティス曰く「精霊・神獣・竜は、役目を終えた神々が化生けしょうした姿である。」 平たく言えば『神の国での仕事を引退して、この世界で隠居生活を送っている神々』を、この世界の民は精霊・神獣・竜と呼んでいるのだ。そんな『古き神々』に好かれ、気に入られ、愛され、認められし者達がいる。その者達が『古き神々』と契約することで得られる恩恵を“魔法”と呼ぶ。これがこの世界におけるパラダイムである。





 ―――ガタガタガタガタガタガタガタガタ………!!

 

古い幌馬車は相も変わらず悲鳴を上げる。――自分はもう限界、と。




 急勾配を下り終え、幾分なだらかになった地面。だが下り坂の恩恵がついえ、速度が落ちる。


「コルっ、速度が落ちてる!」


「それは仕方ないっすよ!そんな事よりクラックがもうそこまでっ…!」


「心配するなって!いいから馬たちにげきを飛ばせ!」


「コイツら賢いから身の危険を感じてひるがえすかも!」


「ああもう、何とか説得しなさいっ!馬の言葉が解るって言ってたろうがっ!」


「り、了解!―――ヒヒーン!?ブルブル!!」


 本当に話せているどうかの真偽を、シェルナスはもちろん問わない。それよりも必要なことをする為に心を落ち着ける。そして……。


「 テクス タアト ファル ヴァ リオ 」


 シェルナスの口から紡ぎだされる言葉と共に、その体が薄く発光する。


われのぞむは道!我らの前の途切れし道に架け橋を!」


《承認 権力ノ行使ヲ許可スル》


 シェルナスは目を見開き、眼前の巨大な裂け目を見据える。タイミングを計るかのように体を揺らし、そして深く息を吸った。やがて訪れるその瞬間…。


「…セラ!イールズ!!」




―――――――……ッズザザザザザザザザザザザザザザザザザザザッッッ………!!


 大地が走った。比喩ではなく文字通り大地が動いたのだ。川の激流よりも速く、雪山の雪崩よりも速く、なにより二頭立ての古い幌馬車よりも速く。そしてそれが行きつく先は奈落の裂け目―――いや、その先のさらにまだ向こう。


「橋だぁー!!スゲェー!!橋ができたぁ~~~!!」


 突如形成された土の橋にコルが興奮した声で叫ぶ。


「ふぅ、うまくいったな。よし、コル!一気に駆け抜けろ!」


「イエッサー!!」


 ガタガタガタガタガタガタガタガタ……!!


 幌馬車は渡る。大地の裂け目に架けられし橋を。しかし…。


………パラパラ………ピシィッ………


「あれ?なんかヒビが…。」


「ん?ああ、この辺の地質は脆いんだろ。でなきゃクラックなんてできるわけないし。」


「へ?」


「だから急いでコル君♪」


「ヒイイイイイイイイイイィィィィィィィィィイイイイイ~?!」








 ―――ガタガタ……ギイィ……ガタガタ……ギイィ……

 

古い幌馬車は安堵する。――ついに自分はやり遂げた、と。




 彼らは危機を乗り越えた。主にシェルナスによってもたらされた危機を。己の範疇を破ることを強いられた馬車は、非常に乗り心地の悪いそれへと変貌を遂げる。そして、何故か御者が馬達よりも息を切らせていた。


「ッ!コル、あそこだ。あそこから森に入ったらしい。」


 ひとり涼しい顔をしたシェルナスが乗り捨てられた数頭の馬を発見する。


「ぜえ…ぜえ……そっ…すか、はあ…はぁ…。」


「何故お前が息を切らせてる?」


「ここ…ろの疲労、が…フゥフゥ、体の方…まで…はあ、伝播でんぱ…を。」


 息も絶え絶えなコルに、若干の罪悪感を覚えるシェルナス。


「ならここで休んでるといい。」


 そう言って馬車から飛び降りる。


「あっ、ダンナっ?」


「すぐ戻る!」


「ちょっと待っ…!」


 すでにシェルナスの姿はなかった。


「はやっ!?」


 コルは置いて行かれた事に落胆し…かけたが、考えてみれば自分も行ったところで役に立てそうもないと思い至り、シェルナスの言うとおりここに留まることにした。そして何気なく見た二頭の馬の脚に擦り傷を見つけ手当てを行う。


「お前たち無理させちまったな…。ん?ああわかった、わかった……え?いや、ダンナもあれで…ふう、……そうだな、そうするよ。」


 真偽を問う者はいない。いても問わない。










 一方シェルナスはすでに森の深くに居り、立ち止まってあたりを窺っていた。木々に囲まれ狭いはずの視界で、大きく見渡すような所作を取る。


「……っ。いた。」


 小さくつぶやくと瞬時に走り出す。何かが目に入った訳ではない。彼は勘で位置を特定した。そしてその勘は当たっている。人がいるとおぼしき場所まで来ると、いったんそばの木の幹に背をあずけ気配を殺す。まずは耳で様子を窺う――近づいてくるのは乱れた息づかい。どうやらうまい具合に廻り込めたようだ。次いで目でも確認する――最初に目に飛び込んできたのは、ヴェールで頭部を覆い隠した女性が、今まさに転んだ瞬間。そして目の端にとらえた追っ手。もはや猶予はない。


 シェルナスは音もなく駆け出す。身をかがめ、地を這うような格好でありながら、信じられない速度で。すでに二人の賊が女性に向けてその凶刃を振り上げている。明確に殺意があるようだ。


(間に合えよ、俺っ!)


 心の中で自分にそう叱咤すると、より一層足に力を入れる。そして…。


 ――ガキンッ!!


 シェルナスは鞘に収めたままの剣を逆袈裟に振り上げ、二つの凶刃を見事一振りで弾き飛ばした。


「ふっ!」


 ドスッ! ボスッ!


「ウグッ!」


「ガッ!」


 その勢いを殺さぬまま流れるような動きで、二人の賊を蹴り飛ばすシェルナス。女性を背にかばい、ひとまずの安全を確保したのち、鞘より剣を抜く。そしてめいっぱいの気迫を込めて叫んだ。


退けっ!!次は斬るっ!!」







 ―――バサバサバサバサバサバサバサバサ………!!


 鳥の群れが森から飛び立つ。森に入り込んだ異物を咎めるように鳴き喚きながら。




 賊に追われる女性。このままでは追いつかれると、森に身を隠すことにした。しかし追っ手は振り切れず、彼女は危機に瀕する。そこに現れし救いの手…。


 シェルナスにとっては辿り慣れたシナリオ。細部こそ違えど、似たような状況を幾度も経験している。強者による蹂躙から弱者を救う。それはシェルナスにとって当たり前の良識であり、またそれを行う為に己を磨いてきたのだ。此度の一件もいつもと同じ、難なく解決できるはず、そう思っていた。だからシェルナスはコルにこう言ったのだ。――すぐ戻る、と。


(コル、すぐは無理かも…。)


 対峙するは覆面の男たち。赤茶けた麻布を顔に巻いていて目以外は判別できない。数は5。森に入る前に確認した数と合っている。他はいないと考えられるが、油断は出来ない。


 先ほど蹴り飛ばした二人はすぐに体勢を整え、素早く後退した。それと入れ替わるように後から来た二人が前衛に就き、最初の二人を守るように警戒を放つ。そして最後の一人は、やや離れた後方でこちらを窺っている。このかん、一切言葉は発さない。明らかに、十分な訓練を積んでいる。


(これが本当にただの賊だったら、憲兵なんてやってらんないな。)


 蹴られた二人はダメージが回復したようで、新しく短剣を抜いて中衛の位置で構える。


(どうしたものかな…。)


 剣を構えたまま思考する。最初の威嚇が通じなかった以上、相手が退く事はないだろう。明確な目的は不明だが、彼等が後ろの女性を殺す事は間違いないと思われる。であるならば話し合いも、彼女を連れての逃走も困難。選択肢は絞られた。女性を見捨てるか、相手を討つか。シェルナスは当然のように後者を選択する。――そう決意を固めていると、くだんの女性が声をかけてきた。


「あ、あの、あなたは…。」


「シッ!そのまま俺の陰に。いつでも動ける体勢で。」


 シェルナスは“敵”を見据えたまま、そう返す。


「あっ、は、はい。」


 女性は慌てて尻餅をついた状態から、片膝をつくかたちをを執る。


「…何者だ。」


 不意に、右手前の男が問いかけてきた。


「名乗らない。」


 素っ気なく答えるシェルナス。張り詰めた空気が限界に達する。


「そうか。」


 それを合図に男たちは腰を下げる。


(来るかっ!)


 シェルナスは柄を握り直し応戦の構え。が、すぐさま飛び掛かってくると思われた男たちは、各自左右に一歩退き、間を空けるだけの動作に止まる。その直後…。


「 セラ フウイ 」


「ッ!?しまっ…。」


 ―――ズバババババババババッッ!!


 それは目に見える風。男たちの空けた場所を猛烈な勢いで駆け抜けるその風は、枝を折り、草葉を千切り、土を巻き上げて己の存在を主張する。そう、魔法である。シェルナスが膠着と捉えていた状況は、相手にとっては魔法を行使するためのいとまだったのだ。


「きゃあっ!!」


 女性は目前に迫る凶風に成す術もなく、目を閉じ、顔を伏せ、腕で頭を覆う。――当たるっ!そう思った刹那、服を横から引っ張られる感覚。何者にも抗えないであろうその強大な横の引力に引かれ、彼女の体は地面と水平になる。そこにすかさず縦の引力が復権を試みる。もちろん縦が勝利を収める事となり、彼女の身体は大地へと向かう。


 ―――ズバァァァン……!


「ふぎゅうぅぅ?!」


 …強烈な衝撃と共に。


「――っぶねぇ…!」


 不意を突かれたがどうにかかわすことが出来たシェルナスは、女性を掴んでいた手を放し、再び剣を構え警戒する。回避行動の際、シェルナスは一瞬も敵から目を離していない。敵は5人。すべて視界に入っていた。誰一人外れることなく。今ので仕留められると思ったのだろう、追撃などの動きはない。――凌いだ。シェルナスは油断なくそう判断した。だから彼は気付かなかったのだ。


「…ぁ、あう。」


 …女性が割と大変なことになっている事に。





 ―――バサバサバサバサバサバサバサバサ………!!


 森の上空を鳥の群れは慌ただしく舞う。森の平穏が戻ることを祈りながら。




 シェルナスと覆面の男たちは再び睨み合っていた。不意を突いた魔法の攻撃を躱され男たちは色めき立つ。少なくとも女には当たる筈だった。完全に虚はついた。彼女に気をまわす暇など与えなかったはず。だが結果は躱された。男たちは敵への認識を変える必要があった。


(さて、お次はどう来る?)


 魔法への警戒が疎かだった過去の自分を戒めつつ、シェルナスは相手の出方を見る。後ろに女性がいる以上迂闊に攻め込むわけにもいかないのだ。すると…。


「ふう。やれやれだ。やれやれだよ、青年。」


 場に似つかわしくない気怠そうな声。発したのはどうやら先ほど魔法を放った後方の男。


「さて、青年。ちょいと話し合いの場を設けようじゃないか?」


 先ほどまでの問答無用といった雰囲気は霧散する。だが意図が汲めない以上、警戒を解く訳にはいかない。


「何故?」


 シェルナスは慎重に訊ねる。


「なあに。このままだとこっちに被害が出そうなんでね。」


「そっちが退けば追わない。」


「残念。それは出来ないんだなぁ。」


「……目的は?」


「んー?その娘の命だけど?」


 そう言いながらこちらに歩いてくる男。覆面の下が痒いのか、目出しに指を突っ込み頬をひっかいている。


「こっちは助けたいんだが。」


「そう言われてもねぇ。」


「じゃあ戦うしかないんじゃない?」


「そうでもないぞ?青年。一ついい案があるんだ。」


 女性を救いに来たシェルナスに対し、女性の命を奪いに来た男たち。シェルナスには折衷せっちゅう案などあるとは思えなっかった。


「簡単だよ。青年が後ろを振り返ればいいんだ。それで済む。」


「ッ!?」


 息をのむ音。シェルナスではない。


「? なんだそれは。」


「別にだまし討ちをしようってんじゃないよ?さっきの青年は見事な動きだったから、きっと躱すだろうし。」


 この者達から目を離すのは非常に危険な気がする。誰もが手練れだ。小さなミスが致命的になる。そもそもシェルナスがこの男を信用する義理はない。――いっそこちらから仕掛けてはどうだろう。と、男との間合いを測る。しかし男は足を止め、再び覆面の下の頬を掻く。


「やれやれ。これ以上は近づかない方が良さそうだな、青年。なあ青年よ、君はとても強そうだ。そしてとても賢そうだ。なれば解るだろ?我々5人には勝てないと。もちろんこちらも無傷で済むとは思ってないよ?何せ青年は手練れだからね。でも最終的に勝つのはこっち。な?わかるよな?だけどな青年。青年が振り返りさえすればこの戦いは避けられるんだよ。うん、よし分かったこうしよう。全員剣を収めよ!ほらこれでどうだ?まだ足りない?よし分かったこうしよう。全員剣を捨てよ!さあこれならどうだ?なんだまだ足りないというのか?よし分かったこうしよう。全員ズボンを下げ…。」


「いやちょっと待て。」


 さすがに止めた。どうやらこの男はシェルナスを本気で振り返らせたいらしい。まくし立てられた事で軽く毒気を抜かれた感もあるが――相手は剣も捨てているので振り返ってもいいのではないか。と、シェルナスは思い始めた。そして何より先ほどから、背後の女性のひどく弱弱しくなってしまった気配が気になっていた。


「お前たちはいったい何者なんだ?」


「少なくとも匪賊ひぞくではないよ、青年。」


 ――さあ。と促され、シェルナスは振り返る。もちろん細心の注意を払いながら。そして、自分の背後で座り込んでいた女性を目にとらえる。…被っていたヴェールが脱げていた。





 よく男が使う殺し文句がある。「君の美しさには敵わない」というあれだ。女は『美しい物』が好きで、男は『美しい女』が好き。どんな絶景を前にしても、どんな宝石を前にしても、結局男の目というものは『美しい女』の方に向けられるものだ。…今のシェルナスを除いて。




「……ぁ。」


 女性は弱弱しく声を上げ、シェルナスと視線を絡める。うるんだ大きな瞳に長いまつ毛、きれいな形の鼻に小さな唇。幼さは残っているが大した美貌だ。女性が纏う白いローブは上等そうな薄手の布地で、彼女の肉感的な身体を強調しており、艶めかしさを醸し出している。しかしシェルナスの目は、それらの情報を一切脳へと伝えなかった。


「…銀…の髪に、長い…耳。」


「っ!!」


 女性は顔を伏せ、腕で頭部を覆う。しかしそれは隠せない。腰までまっすぐと伸びた銀色の髪も。先のとがった長い両耳も。


「…………」


 シェルナスは絶句する。銀髪だけなら驚かなかった。長耳だけなら驚かなかった。その2つが同時に存在したが故の驚愕。


「―――『終わりの森』のエルフ…。」


 ――――――二人はついに邂逅を果たした。










ありがとうごさいました



次回は

『王室近衛騎士』

お楽しみに

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