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プロローグ

 初めての投稿です。


 練習もかねて、プロローグを載せてみました。


 やるからには、完結させたいですね。

 

 まあ、物語自体は完成してるので完結まで投稿することはそれほど難しくないかもしれません。


 が、羞恥心が炸裂したら心が折れてフェイドアウトするかも……。

 アミスライン大陸―――――『すべてがある地』と称されるこの大陸には、あらゆる種族、あらゆる文化、あらゆる地形、あらゆる自然、あらゆる神々が存在するといわれている。



 この地において特に異彩を放つ土地がある。――――その名をエルズリッド。


 大陸屈指の雄大な自然を擁するこの『終わりの森』のエルズリッドには、実に多種多様な種族が身を寄せている。元々この地に住んでいた『森の民』エルフを筆頭に、『有角人』ホーンズ、『獣人』ビースティアン、『見上げる人』ホビット、『見下ろす人』ジャイアント、ピクシーやボガードなどの『妖精』フェアリーズ、更には精霊や神獣、竜までもが共生しているといわれている。


 『すべてがある地』にかけて『だれもがいる地』と呼ばれるエルズリッド。だが、“だれもがいる”わけではなかった。――人間。そう、この地には人間がいないのだ。


 アミスラインに住まう民の過半数は人間種である。いや、もはや大陸を支配しているのは人間だろう。だが彼らは、エルズリッドと関わることを明確に避けている。そもそも、大陸の果てに在るエルズリッドに赴くには『死して下る山』と恐れられる難峰ダルト山脈を越える必要があるため、エルズリッドに行くこと自体が至難であった。


 永きにわたり国交が断たれていることも相まって、人間たちは謎に包まれたこの土地を畏れるようになった。『死して下る山』の先にあるとされるこの“森の国”を『終わりの森』と呼び恐れるようになった。そう、人間たちは恐怖しているのだ。エルズリッドの異種異様の民を。


 しかしながら、恐れていたのは人間の側だけではなかった。エルズリッドの民もまた人間の国を恐れていた。何せ彼らの祖先は人間との争いに敗北し、かの地へと追いやられたのだから。


 人間種の民はエルズリッドの神秘性を危惧し、エルズリッドの民は人間の英知に慄いた。


 お互いに不可侵、不干渉を暗黙の了解としてきた人間とエルズリッド。


 だがある出来事がこの二つを結びつけることとなる。――それは、アミスライン全土からこの世界そのものへと広がる脅威。





 ―――物語はエルズリッドにてすでに始まっていた。


 何者かに持ち出されてしまったのだ、エルズリッドの秘宝を。


 エルズリッドのエルフ達がいにしえより守り続けてきた‥‥‥


            ――――――――――――『角』を。



 

 再考しつつ投稿しますので、更新速度はカメです…。

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