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るう子の雑記帳

容貌って大事よね

作者: 工藤るう子

腹に一物心に荷物、三枚舌もなんのその、死と戯れて業火に焼かれるーーーだけどね


 なんてタイプが好きなのか。

 ここのところオンデマンドで「黄昏ホテル」ってアニメを見ていたんです。まだ2話残してますけどね。前情報はまるっとなく、なんとなく。

 最近ホテルが舞台のアニメや漫画が目につくんですけどね。ノルウェーかどっかあっちの方のホテルが舞台の交流ものとか、悪人専用? ホテルとか殺し屋専用ホテルとか。で、これね。ふつうのホテルが舞台なのは北欧が舞台のだけかも。で、このアニメは此岸と彼岸の間に建つホテルが舞台。死者とか昏睡状態のひとの記憶を取り戻すためのホテル。それだけだったら最初の3話くらい見たらやめただろうな。途中登場の大里君がレギュラーで出たから見てました。それが、このタイプだったのよ。なんというか、こういう、いわゆる悪人、いっそシリアルキラーに惹かれる。ええと、あくまでフィクション世界でーーーの話ですよ。よくあるのが、このひと好みーーーと思うと犯人とかね。忸怩たる。それがいつしか当然となって、開き直っちゃったい。いっそ、そうじゃなければあれ? って思っちゃう。

 もうねー顕著だったのが、「金田一少年の事件簿」の「魔術列車殺人事件」だよね。おっと。これ️の犯人よ犯人。はまったねぇ。今もはまってるけど、あくまで少年バージョンでかなぁ。おじさんになったシーズンは一寸今はなぞ。こっちは6巻くらいで読むのやめてるからね。そういやこの間パパになってましたけど。ううむ。少年に戻ってくれないものか。

 それでーーー大里くん。シリアルキラーで、トーチャー気質なのか? トーチャーはちと苦手なんだけども。普通に女性も監禁して拷問するのか。写真がそんな感じだったので。宮部みゆきさんの? 「楽園」の犯人を漫画風に洗練させたタイプかなぁ。

 で、ね。どうも清水玲子さんの「秘密」に出てくる、警視正にトラウマ植え付けた犯人の行動が前述の「魔術列車~」の犯人に重なってイヤーな気分になるのよね。その嫌悪感の理由はただただ外見的なもの。やっぱりというかわたしにとって犯罪者とはいえ、ある程度の清潔さが不可欠らしい。でもって、やっぱりハンサムさんがベストだったりするんだよねぇ。うん。魔術~の犯人さんや大里くんがハンサムじゃなかったら、嵌まらなかったに決まっているのだ。

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