面談
具合の悪くなった時期を2024年の暮れと書きましたが、11月に訂正しました。
年のせいか、うっかりが多くなりました。
一週間の休み明けのあと、朝一番に部長に呼び出され、ゆううつになる。
わかっていたことではあるが、気が進まない。
会議室に行くと、部長と人事の次長がいた。
どちらも苦手だが、具合の悪くなる以前、職場の異動に文句を言った時からの顔なじみではある。
業務命令であるから文句など言ってはいけないのだろうけど、自分でもどうしようもなかった。
「体調の方はどうだ」の言葉から、面談が始まった。
「内科で胃薬をもらったので、いくらかいいです」
「ああ、そう。よくなった」と鼻で笑う次長。
「一週間も何の連絡もなしに休むから、みんな心配したよ?」
みんなって誰だよ? と思うが、そこは聞かなかった。
「通院するのでその日まで休ませてくれと係長に言いましたが」
話が通じていないのかと思ったが、そうではなかった。
朝起きて具合が悪かったら、今日は行けません。
次の日の朝も良くなければ、今日も休ませてくださいと毎回言わなければならなかった。
自分の認識不足、就業規則をしっかり読んでいないことに問題があったのだ。
そして、何が原因で体調不良になったか。
作業中に、また別の職場へ異動するかと思うと腹が痛くなると説明すると、
「内科でなくて、精神科に行ってください」
と次長は言った。心療内科とは一言も言わなかった。
隣にいた部長も同じように思っていたかもしれない。
虚言・妄想癖のある社員に対し『精神科に行け!』と大勢の前で怒鳴ったそうなので、自分も同じ認識なのだと分かった。
でも、実際に目の前で言われると、やはりいい気分はしない。
その前の面談でも、何度か医者に行けとは言われていたが、精神科(心療内科)に抵抗があり、初診お断りとも聞いていたので、なかなか行こうとしなかった。
そのわりに、くだらないこと嫌なことはいつまでも憶えているものです。
何かを言った人間より、言われた方は特に。