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die or live  作者: 徹底光線
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4話 全人類能力者計画

徹底光線に連れ出された2人が来た場所は会社のような場所だった。

どうやらこの中にいるらしい。

徹底光線「じゃあ、行くぞ。」

そういい3人が中へ入った。


???室

明日香「やあ、よく来たね。」

徹底光線「ちゃんと連れてきたぞ。」

明日香「やはり君は仕事が早いようで。ところで、美奈の横にいるのは?」

比奈「私、屋宜比奈と言います。ちょっと興味があったので…。」

明日香「ふーん?自らここへ来たんだね。まあいい、逆に好都合だ。それじゃあ早速本題へ入ろう。」

明日香はそういい真剣な眼差しでこっちを見つめた。

明日香「私の計画。それは全人類能力者計画だ!」

徹底光線「(…は?何言ってんだこいつ。)」

そう思いつつも俺は話の続きを聞いた。

明日香「今この世界には能力者は数百人程度しかいないが、能力者は素晴らしい。普通の一般市民には到底できないことを平然とやってのける。そんな能力者が私は大好きだ!」

美奈「まあそれはいいんだけど、何で私を呼んだの?」

明日香「この計画、賛成するやつも居れば反対するやつもいるだろう。私は考えた。」

そう言うと力強い声で

明日香「お前は反対意見を出したものを殺せ。」

3人「!?」

明日香「お前のその能力は実に素晴らしい!私にはそれが人を殺せるほどの能力だとわかる!」

美奈「そんなこと、できるわけがないじゃん。」

明日香「忘れたのか?」

美奈「……うっ。」

明日香「私はまず能力者が素晴らしい存在であることを全世界に広める。」

徹底光線「……どうやってだよ。」

明日香「全世界の時をフリーズさせるんだ!」

徹底光線「……は?」

明日香「私は手に入れた!フリーズを起こさせるコアを!」

そう言い明日香が指差した方向には謎の刺々しいコアがあった。

明日香「あそこに能力者と一般人の力を入れるとそのフリーズさせる能力が発動し、一般市民はフリーズする!ただ、私には一般人の知り合いがいなかった。だからこそ、美奈に頼もうとしたんだが」

そう言うと比奈の方を見る明日香。

明日香「まさかこっちから来るとは思わなかったよ!実に素晴らしい!さぁ!私の計画に協力しろ!」

3人は考えた。本当にこんなことが有り得ていいのか。

徹底光線「(さすがに賛成するわけなくないか。)」

徹底光線はそう思っていた。しかし、

比奈「私、協力します。」

徹底光線「(……は?何を言っているんだこいつ?正気か?まずこいつは普通の人間、この計画に何の得もないはずだぞ。)」

わからない。比奈の脳内が。

明日香「素晴らしい!徹底光線と美奈はどうするんだ?」

徹底光線「(まあ俺に害はない……のか?)」

徹底光線「ま、良いだろう。」

美奈「え?」

本当にこれでいいのか?一度やったら終わってしまうのではないか?

でもいい、まず世界が終わっても俺にはどうでもいいから。

明日香「お前ら、素晴らしいな!私の計画に賛成するものは救われる!さあ!やろうではないか!」

徹底光線と比奈はコアに触れる。

するとコアが突然膨張し、更に刺々しくなる。

明日香「準備は整った!あとは実行するだけだ!アハハハハハハハ!アーハッハハッハハ!」

クソみたいな笑い声。

まあ、なんやかんやでおもしろい気もするが、嫌な予感しかしない。3人は不安ながら、その場を後にした。

徹底光線「まあ、いつ起きるかはわからない。ひとまず、今日は帰れ。」

そういい俺は2人を帰らせた。

全く、あいつの脳内は意味がわからない。それに比奈だったか?あいつの脳内もわからない。迷いがない眼をしていた。

???「なるほどな。」

徹底光線「あ?」

話しかけられた気がした。

徹底光線「なんだお前。まだあれを制作しているんじゃなかったのか?こんぽた。」

こんぽた「一体いつの話をしているんだ?もう完成しているぞ!そして私は聞いた!近頃明日香が全人類をフリーズさせる現象を起こす!私はそれに便乗してこの街を破壊し、占領するのだ!」

徹底光線「(こいつも頭狂ってるだろ。なんで俺の周りはこんなネジ全部ぶっ飛んだやつしかいないわけなんだろうか。)」

徹底光線「好き勝手にしろ。俺はどうなっても知らん。」

まあ1つ言えることは、

こいつの好きなようにさせたらダメってことだけだ。

新キャラ紹介

こんぽた 炎を扱う能力者。明日香や徹底光線のいる組織と同じであり、何かを作成していた。

どうやら明日香の最初の計画に便乗してこの街を乗っ取るようだ。

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