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夢見の使者
しゃりん
しゃりん
「みておくんなまし」
( (・・;)
▪▪▪
)
「▪▪▪」
『あの~、なにか御用がございますでしょうか?』
「▪▪▪」
『あの~、何回も鑑定しているような~
あははは(^_^;)』
「▪▪▪」
(どうしよう)
〈意識ガ有ルノデスネ〉
(えっ!、心の中に直接ひびいてくる)
『はい』
〈怖ガル必要ハ有リマセン
私ハ、今モナオ太古ヲウミ、中世ヲウミ、
現世ヲウミ給ウ大神ノシモベノ神デアル
今回、因縁ガアッテ、貴方ヲ時ノ狭間二
ウツスワザヲ命ゼラレテオリマス〉
『は、はい』
〈コレモ神々ノ深イ仕組ミ、貴方ハ
善キ神ノ善キイナウヲ依リ代二
当地デ生ノ営ミヲ経験スルコト二
ナッテオリマス〉
『イナウ?』
〈両手ヲ出シナサイ〉
『は、はい』
神の使いが私の両手を掴んだ瞬間
あっというまに空間を移動したようで
目まぐるしく景色が変わります
昼のような夕暮れのような
空間を飛ぶように進んでいきました
〈戻リタクナッタトキハ
マタ会イニキナサイ〉
この言葉を最後に
私はだんだんと意識を失っていきました