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始まりは果実を齧ってから  作者: 木森 林檎
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firststage

これは私が書いた初めての作品です。拙い表現や分かりずらい文章、あると思いますが、精一杯書きましたので是非暖かい目で読んでいただけると嬉しいです。

私自身、転生物のライトノベルを全く読んだことがないので、他作品の表現や設定と被る点はあるかもしれませんが、そこの所も何卒ご了承ください。

プロローグ


何故、遠くの昔、神々は世界を作り、そこに人類(私達)を産み落としたのだろうか。いまでもふとして考えてしまう。もっとも、そう考えてしまうようになったのは私たちがあいつに簡単に騙されたからなのだが。




私が何故この世界を創り出したのか、と聞かれると即答できる。

暇だったから。

それだけのシンプルな理由だ。こんなことをもし私を神だと崇める人々が聞いたならばなんというのだろうか。



彼が死んでから、私の中の"果実"は大きなものとなった。私はそれを利用して暇つぶしに世界を創った。かつて彼と生活したあの世界(楽園)のような世界を創ってみようか、と。私の世界は初めは空っぽだった。人間は愚か、昆虫や魚たちですらいなかったからだ。最もいくら大きな力を持っていたとしても、生命を創れるほど私は偉くはないからだ。

そこで私は彷徨っている魂や人々に目をつけた。彷徨っていると表現される彼らは、元々現実の世界で生きていた人達で、災害や不慮の事故等で行方不明、存在を抹消されたもの、理不尽に命を失ってしまっていた。彼らは死のうにも死ぬ事が出来ず、俗に言う成仏、というものが出来ていなかった。そんな彼らの魂、もとい、身体を私の世界に転生させた。



私はこの世界をかつての楽園よりも良いものにしようとした。

私はまずこの世界の人々に半永久的な生命を与えた。彼らに死が訪れる時は明確な殺意を向けられ第三者から危害を加えられた時だけに限定した。

身体の成長もその人物のもつ最高のポテンシャルを発揮できる時でストップするようにもした。

また、言語の統一(ここでは日本語で記されているが)なども行った。

そして能力の付与だ。この世界には金の果実を実らせた木が何本も存在する。その木の実をかじることにより、人々は能力を得ることができるようになる。(例外あり)。能力にはその能力者全員が有するベースとの成長や、発想力によって生まれるステージが存在する。

例を挙げよう。火の能力があるとする。火の能力のベースは火を生み出す、消す、半径2mの範囲で自由に動かす、などである。

ステージでは火との同一化、生命付与、武器としての変形、火に由来することわざを表現、行うなどがある。ステージは能力の練度を上げることによって得ることができる。

私が持つ能力もその類であり、私は"世界"と呼ぶようにしている。世界の能力は大きくわけて2つ。創造と修正だ。といっても、それは私の世界にしか効力はないし、使う場面としても人口が増えた際土地を拡大したりする程度なのだが。



初めて転生させた人々が生殖したり、私が毎年転生者を増やすことによって今では多くの人々がこの世界で生活している。今ではどこまでも続く広大な広さの土地と共に無限にも近い可能性を秘めた世界となった。


結果的に私は暇を完全に解消できた。むしろ今では結構多忙な方だ。



この世界が生まれ、もう5000年ほど経つ。

そしてまた新しい年が始まる。

今年もまた彷徨える魂を転生させる。




さあいらっしゃい、私たちの世界へ。



私、小学生位の時から妄想癖がございまして、好きな子とキャッキャウフフな世界を考えたり、偉人を憑依して戦うストーリーを考えたりなどしておりました。転生物はあまり好きではなく、読んだこともないのですが、世界を作者の好きなように設定できるという点があるので重宝される理由も分かります。

さて、この作品は、主人公な幸歳が精神的は意味でも、能力、身体的な意味でも成長していける作品にしたいです。幸歳を最強の絶対無敵の王者にするのではなく、胸熱展開を繰り広げまくる、最高の、主人公にしていきたいと思います。これから、どうぞよろしくお願い致します。

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