1話 異世界転生、冒険の始まり、?なにかおかしいぞ?!
「はぁ~、異世界転生して剣と魔法で戦いてぇなぁ~」
彼の名前は和泉拓馬この物語の主人公にしてヒキニートの高校生。この先彼のことは「タクマ」と呼ぶこととする。
「学校行きたい気持ちも行かなきゃっ気持ちもあるけどな~、今更どの面下げて教室はいればいいんだよ」
「てか一回不登校になったら学校行くとかむりだよなぁ~」
「そろそろ退学だよな、、まじ人生クソゲー」
「まあでも今日は新作のパラレル・エデン買えたからいいか!」
「えっと…ファンタジーな世界感のRPG×ギャルゲーか!なになに始まりの町はレゾーナっていうのかー!面白そうじゃん!」
「避けて!」
「え?」
・・・
なんだ、痛い、、
「きゃー!救急車を!」
「やっちまった!」
「息してなくね、、?」
みんななにを言ってるんだ?
んん、、意識が遠のく、、、
「ここは、、 どこだ?」
「あ!目を覚まされたのですね!よかった~」
誰だこの茶髪のかわいい女の子は?!
それにここはどこだ。
珍しい部屋の作りだな。
まるでファンタジーの世界みたいだ。
まてよ、、まずは状況整理だ、ゲームで困ったときの基本!って現実だよ!多分!
虚しい一人漫才はさておき今までの状況を整理すると、俺はパラレル・エデンを買って家に帰る途中だった。
これは間違いない。
問題はその後だ。
もの凄い衝撃と共にすごい痛みが体中を走って意識が遠のいて、、
あれ?俺... 死んでね?
「あ、あのぉ~」
「え、あ!」
「ぼーっとしてたみたいですけど大丈夫ですか?」
「はい!すみません。もう大丈夫です!」
ここがどこで俺になにがあったのかしらないがまずは情報収集だ。
「私の名前はアイリス・クラネル。アイリスって呼んでください!あと敬語でなくて大丈夫ですよ」
「わかった。アイリスか…。よろしくアイリス!」
「俺の名前は和泉拓馬、タクマって呼んでくれ!」
「はい。よろしくお願いいたします。タクマ様。」
あれ、アイリス...?
そういえばパラレル・エデンのヒロインに茶髪のアイリスっていうヒロインがいたような...
ん?ちょっとまてよ?
この家の造り。
茶髪の美少女アイリス。
まさか?!
「アイリス!この町の名前は?!」
「レゾーナです!」
「はぁぁぁぁぁぁぁぁ?!」
どうやら俺は異世界転生してしまったらしい。
ファンタジーギャルゲーの世界に...
この先どうなるんだ?!